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「ポケモンGO」配信開始で 周南(徳山)

外出、ウオーキングの増加に
“ながらスマホ”に注意も
「ポケモンGO」配信開始で

 海外での爆発的ブームを経て22日に日本でも配信が始まったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」。周南地域でもゲームを楽しむ人が見られ、“歩きスマホ”による事故やトラブルの危険性が指摘されつつも、ウオーキングなどで知らない場所を探訪する機会にもなっている。

“ポケストップ”になっている永源山公園内の時計

“ポケストップ”になっている永源山公園内の時計

 ポケモンGOは1996年から任天堂が販売している「ポケットモンスター」シリーズのキャラクターを使ったゲーム。スマートフォンのGPS(全地球測位システム)を活用し、プレーヤーがゲームを起動させて歩くとたまに“ポケモン”が出現して捕まえられるようになっている。ダウンロードは無料だが、ゲームを有利に進めるためのアイテムの購入は有料。
 現実の公園やモニュメントなどは近づくとゲーム内で使える道具がもらえる“ポケストップ”に指定されており、ゲーム画面の地図と現実の地図が連動して近くのポケストップの場所も知ることができる。周南市役所の半径約200メートル以内でも10カ所以上が見つかった。
 またゲームで手に入るポケモンの卵をふ化させるためには現実で歩くなど一定距離を移動する必要があり、ポケストップやポケモン探しとあわせて自然にウオーキングをする人が増えそう。
 周南市の永源山公園も「市郷土美術資料館」「70周年記念時計」などがポケストップになっており、25日もたくさんの人がスマートフォンを手に歩いていた。ポケモンを探しに友人と訪れたという下松工高1年の前川康祐君(16)は「いろいろなポケモンを集めるのが楽しい。これまでで40匹くらい捕まえた」と話していた。
 また徳山動物園では駐車場に車を入れて入園せずに周囲を歩く人も目立ち、24日から正門前の駐車場に入園者以外は駐車しないよう求める看板を出している。
 一方、以前から歩きながらスマートフォンを操作する“歩きスマホ”の危険性も指摘され、周南署ではポケモンGOの配信開始を受け、自転車、自動車の運転中も含めた“ながらスマホ”の防止へ近日中にメールマガジンやケーブルテレビなどでの啓発活動に取り組む。「交通ルールをしっかり守ってほしい。この機会に安全講習でも例に出すなどして注意していきたい」としている。