ヘッドラインニュース

周南市・新駅ビル指定管理へ公開審査

年間120万人の来館目指す
CCCが事業計画を説明
新駅ビル指定管理へ公開審査

 周南市は2018年春に開館予定のJR徳山駅ビル「市徳山駅前賑わい交流施設」「市立徳山駅前図書館」を運営させる指定管理者を選ぶ公開審査を25日、毛利町の県周南総合庁舎さくらホールで開き、ただ1社応募したカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が年間120万人の来館を目指す事業計画を発表した。市は選定委員会(藻谷浩介会長、6人)の審査報告を受けて29日に合否などを発表する予定。

説明する高橋さん

説明する高橋さん


 新しい駅ビルは図書館とカフェが核施設になる計画で、指定管理者は図書館運営や、カフェの運営か管理の経験も有することなどを条件に募集し、レンタル大手のTSUTAYAなど運営のCCCが応募。書類による1次審査も通過している。
 選定委員は市政アドバイザーで日本総合研究所主席研究員の藻谷さんを会長に、そのほかは県建築士会徳山支部理事の村越千幸子さん、市立図書館協議会委員長の河谷昭彦さん、市中心市街地活性化協議会TM会議委員長の黒神直大さん、住田英昭副市長、中馬好行教育長。
 約220人が参加した公開審査ではCCC執行役員の高橋聡さんが説明。主なサービスは「ブック&カフェ」「図書館」「イベント」の3つで、ブック&カフェでは1人平均150分の滞在時間を想定して持ち込み飲料を許可、居心地のいいソファの導入も考えていると述べた。
 6万冊を置く図書館は事前のアンケートで需要が高かった雑誌、小説、コミック、趣味実用書などに特化し、近くの中央図書館に毎日、新南陽、熊毛、鹿野、福川図書館には定期的に配送車を出して取り寄せができる仕組みも説明。利用には同社のTカードか市の図書館のカードも使えるようにするとした。
 雇用は同社の約10人も含め、アルバイトを中心に延べ80人を採用し、地元企業のビークルーエッセと共同運営することも説明した。高橋さんは「地域の力が上がることがゴールで、にぎわいや人とまちの成長がある場所を目指す」と話した。
 選定委員による質疑で河谷さんが「近くにある中央図書館はどうなるのか」とただすと高橋さんは「駅前を広告塔に、中央は深める場としてより使われるようにしたい」と答え、黒神さんの「イベントはどういうものを考えているか」という問いには「小規模な市民活動を想定し、市民の幸せを見せることが、来たいと思う原動力になる」と話した。

質問する選考委員

質問する選考委員