ヘッドラインニュース

徳機が太陽光発電所

周南市須々万に2カ所目完成
 周南市の徳機(岡田哲矢社長)が須々万本郷に建設していた太陽光発電の須々万第2発電所が完成し、27日、完工式が開かれた。6,341平方メートルの敷地に発電パネル1,995枚が並び、出力は一般家庭170世帯分にあたる518.7キロワット。

完成した発電所

完成した発電所

あいさつする岡田会長

あいさつする岡田会長

 同社所有の遊休地を活用したもので、第2発電所近くでは1,036キロワットの須々万第1発電所が2014年10月から稼働している。今回の投資額は1億8,000万円。
 完工式は徳機と、管理者の徳機電設、地元自治会などから24人が出席。徳機の岡田幹矢会長、岡田社長らが玉串を捧げて祝った。今後はパネルの下でシイタケを育てることも計画している。

新駅ビルオープンは2018年2月

JRとの協議で工期延長 周南市議会特別委で報告
 周南市は25日開かれた市議会の中心市街地活性化特別委員会(清水芳将委員長)で、図書館とカフェを核施設とする新徳山駅ビルの工事がJRとの協議のため当初より2カ月遅れて2018年2月1日のオープンを目指すことを明らかにし、内装など開館に向けてかかる費用の概算金額も報告した。

建設工事が進む駅ビル

建設工事が進む駅ビル

 これは久村信幸中心市街地整備部長、野村正純中心市街地整備課長らが説明したもの。工期は来年9月15日までとしていたが、11月15日までに延ばし、約2カ月間の準備を経てオープンさせる。
 開館準備にかかる概算費用は本体建築工事と同時施工する書架建築工事や、装飾デザインに合わせた書架や家具などの製作業務、机など既成製品の購入も含め約3億3,100万円▽図書6万冊の購入や広報費、パンフレット製作などが約2億5,500万円。このほか図書館システム追加による費用も積算中という。
 また施設内の装飾、書架、家具などの詳細デザインや備品選定業務を指定管理者のカルチュア・コンビニエンス・クラブに162万円▽同業務に基づく設計書作成を内藤廣建築設計事務所に200万8,800円で委託したことも報告された。
説明を受ける議員

説明を受ける議員

 質疑で福田文治議員(参輝会)は「トータルでいくらかかるか」とただし、野村課長は新駅ビルの建設費は旧駅ビルの解体費や駐車場整備費も含め37億6,467万9,000円で、これに前述の準備にかかる費用、工事の遅れに伴う費用増加もあると説明していた。

下松市のご当地ボックスも作成

【下松市】ヤマト運輸と包括連携協定・高齢者見守り活動も
 下松市とヤマト運輸山口主管支店(塩沢和洋支店長、山口市)は24日、地域活性化包括連携協定を結んだ。市から発送する宅急便の箱にオリジナルデザインの図柄を入れたご当地ボックスを作るなど、さまざまな分野で連携していく。

協定書を持つ塩沢支店長(左)、国井市長

協定書を持つ塩沢支店長(左)、国井市長


 同支店は県内全域がエリアで、市町との包括連携協定を結ぶのは周南、下関、宇部市に続いて4市目。協定では市政情報発信、交通安全教室による青少年育成、観光・文化・スポーツ振興などを定めている。
 ご当地ボックスは市のPRが目的で、現在のデザイン案では新幹線や松と星など同市ゆかりの絵や、読みを間違えられやすいことから「下松」の字もふりがな付きで配置しており、今年度中に完成させて市内51の取扱店や宿泊施設などで販売する。
 この日は市役所にヤマト運輸から塩沢支店長、木村泰光営業企画課長、野村忠宏下松支店長、藤田亮山口物流システム支店長が訪れ、塩沢支店長は「住みよいまちになるよう推進したい」と話し、市長は「全国に市の魅力を発信していきたいので、ぜひ力を貸してほしい」と感謝していた。
 また市と同社はあわせて高齢者見守り活動に関する協定も結び、宅配ドライバーなどが業務中に高齢者宅で異変を感じた時などにすぐ同市に連絡する。
作成中のご当地ボックス

作成中のご当地ボックス

「農」×「福」連携など3件採択

【周南市】「農」×「福」連携など3件採択 第2期共創プロジェクト事業
 周南市は複数の団体による地域の価値を高める活動を支援する「共創プロジェクト」の第2期で、応募4チームのうち3チームを採択した。一次審査を経て9月29日に徳山港町庁舎での公開プレゼンテーション会で学識経験者など六人が審査して決めた。それぞれに100万円を助成する。

審査会で説明する牧野、西川さん

審査会で説明する牧野、西川さん


 採択されたうち古民家ラボ 歩木~hoco~(西川満希子代表)とNPO法人周南のぞみ会(牧野泰郎理事長)の「苔谷“農”ד福”連携プロジェクト」は戸田の苔谷で原木シイタケ栽培をして耕作放棄地や空き家活用に取り組み、障害者の就労機会の確保、農業分野の人材確保を図る。
 福田フルーツパーク(福田陽一社長)とFudokukan Bamboo(須田浩史代表)、なかや(河村英男社長)、鉄馬工芸舎(石引酉介代表)の「山口県初 須金リトリートセンタープロジェクト」は須金の自然の中で体に優しい食事、自然の中でのアクティビティ、心身の深いリラックスの3つのアプローチで、新たな産業を創出、交流人口の増加を目指す。
 プログラム大津島(石丸和広会長)と大津島地区コミュニティ推進協議会(安達寿富会長)の「石柱庵とナチュラルアートプロジェクト」はお茶や「石」のアートを通じて大津島の独自の文化や歴史に触れる機会を提供、新たな島の魅力を発信して観光客増加、地域活性化も目的にしている。
 各プロジェクトは来年3月までに実施される。

【光市議選】現職14、元職1、新人3人が当選

投票率は過去最低の58.43%
 任期満了に伴う光市議会議員選挙は23日投開票され、新しい18人が決まった。争点に乏しい選挙戦を反映してか投票率は58.43%で、前回を8.26ポイントも下回り、合併前の旧市町を含めて過去最低となった。現職15、元議員1、新人7人の候補のうち現職1人と新人4人が及ばず、新人には厳しい結果になった。人口が減少する中、市立光総合病院移転など大型事業が続く市の健全財政をどう維持するかなど今後の課題への取り組みが注目される。(文中敬称略)
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 今回は県内の地方選挙では選挙権年齢が18歳以上となる初めての選挙だが、同日程の市長選挙は12年ぶりの無投票になり、投票率も注目された。しかしさまざまな課題があるとはいえ合併から12年たって市を二分するような明解な争点はなく、各候補の訴えが市民にどこまで届くのかが問われた。その中で現職や元職が強さを発揮したが、前回より得票を増やした現職はなかった。
 公明党の森重明美は3回連続2,000票超えのトップ当選。森戸芳史はこまめな日常活動で2位に食い込んだ。市長選に2回出馬した元職の河村龍男は知名度を生かして支持を広げ、3位で返り咲いた。
 議長の中村賢道、前副議長の磯部登志恵、前議長の中本和行は堅調な戦いぶり。大和の林節子、大田敏司は安定した基盤に支えられ、室積でも支持を広げた共産党の土橋啓義を含めて大和からの3議席は維持された。
 副議長で民進党推薦の木村信秀、田中陽三、西村憲治も1,000票を超えて底力を見せ、武田薬品の畠堀計之はOB票の分散阻止で1,000票をキープ。苦戦が伝えられた萬谷竹彦、笹井琢も900票台を守った。
 新人は3人が当選。共産党の田辺学は現職の四浦順一郎の支持基盤の引き継ぎに成功し、政策も共感を呼んだ。雪辱組の仲山哲男は引退する現職の木村則夫の支持層に浸透し、前回より唯1人、得票を増やした。岸本隆雄は終盤の追い込みが奏功した。
 現職で唯一苦杯をなめた次点の大楽俊明は地元室積での候補乱立が響いた。西崎孝一は県議選で高めた知名度を票に結びつけられず、榎並宏子は出馬表明の遅れから推薦を受けた民進党支持層に浸透しきれなかった。 
 幸福実現党の早稲田真弓は出馬表明の遅れと党組織の弱さが支持拡大のブレーキになり、梅津敏英は、陣営の雰囲気はよかったが支持の広がりに欠けた。
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光市議選・23日投票 決め手は“候補の人柄”?

政策論争なく混戦状態
 光市議会議員選挙は23日の投票日まであと2日に迫り、定数18に現職15人、元議員1人、新人7人の23候補が入り乱れて混戦状態が続いている。これといった争点がなく、下水道料金の引き下げなど具体的な政策を訴える候補も限られていて、“人柄”が最大の争点という状態。県内の地方選挙で初めて18歳以上が投票することになるが、同日程の市長選挙は12年ぶりの無投票になり、投票率の行方も注目される。最終盤の情勢を報告する。(山上達也=文中敬称略)

地域推薦組 人脈、政策、組織からめて
 大半を占める無所属候補のうち地域推薦組は16人。うち現職と元職は12人。主に前回の得票順に追う。
 現職のうち前回2位の磯部登志恵は室積を中心に幅広い人脈と日常活動を武器に支持を拡大。3位の林節子は大和の支持層を固め、旧光市にも広がる人脈を票につなげる。4位の森戸芳史は日常活動を追い風に地元の三島と候補のいない周防を軸に広げる。
 5位の議長の中村賢道は虹ケ丘などの地元票とかつて勤務した新日鉄のOB票で健闘。6位の前議長、中本和行も地元の三島から市内全域に広がる人脈で堅調な戦いぶり。元職で旧市で副議長の河村龍男は2回の市長選出馬で広がった支持層をどう票につなげるかが課題だ。
 11位だった大田敏司は「医療と福祉のまちづくり」を訴えて大和の地元票を固め、幅広い人脈もからめる。13位の田中陽三は候補者中最年少の若さを強調し、地元虹ケ浜や妻の出身地の大和で支持を拡大。14位で旧市元議長の西村憲治は光井で地元票を手堅く固め、公共交通確保などを訴えて支持が広がる。
 15位の萬谷竹彦は若さと実行力を訴え、個人演説会も開いて支持拡大に燃える。16位の笹井琢は上関原発反対を鮮明にして、1日15回の街頭演説で保革双方に支持を広げる。18位の大楽俊明は最下位当選で苦戦したが、熱心な自治会活動と地道な運動で議席維持を目指す。
 新人も奮闘。雪辱組では仲山哲男が、引退する前回競合した現職の木村則夫の支持層に浸透し、当選圏突破に燃える。岸本隆雄は河村と支持層の競合が痛いが、積極的な街頭演説で前回次点の雪辱に懸命だ。
 初挑戦組は梅津敏英は陶芸家や市民ミュージカルの会会長で人脈が広く、期間中は作務衣で運動して目を引く。西崎孝一は約4,400票を得た前回県議選ほどの勢いは見られず、終盤の追い込みが注目される。

政党公認組 組織外の支持拡大が課題
 政党公認候補は党組織をバックに堅調な戦いぶり。公明党現職の森重明美は創価学会の票を固めて組織外にも支持を拡大し、前回並みの得票でトップを目指す。
 共産党は現職の土橋啓義が大和、光井、室積の党支持層から保守層まで手堅く固める。新人の田辺学は党議席を引き継ぐ現職、四浦順一郎の個人票をどれだけ取り込めるかが課題で、ポスターにも四浦の写真や名前、メッセージを入れている。
 幸福実現党新人の早稲田真弓は幅広い人脈と候補者中ただ一人上関原発建設賛成を訴えるなど保守層を引きつける政策を武器に、同党県内初議席を狙う。

企業・政党推薦組 武田OB票の行方は?
 企業推薦は武田薬品の現職、畠堀計之だけで、他陣営に関係者が多いOB票の分散阻止に全力。推薦を受ける連合山口の各単産にも浸透を図る。
 政党推薦組は民進党が2人。現職で副議長の木村信秀は連合山口の推薦で系列の労働組合を畠堀と二分し、地盤の島田を軸に支持を拡大。新人の榎並宏子は母親クラブなど社会活動の人脈やかつて住んだ三井や現住所の光井で健闘している。

期日前投票は微増 投票率は60%台維持?
 期日前投票は19日現在で1,313人が投票し、全有権者に占める期日前投票率は2.96%で、前回同日比で68人多い。ともに市長選と同時だった前回の投票率は66.69%、前々回は71.71%で、60%台を維持するのか注目される。
 投票日の23日は市内33カ所で午前7時から午後8時まで投票を受け付け、午後9時20分から市総合体育館で開票。11時ごろには大勢が判明しそう。Kビジョンでは午後10時半から開票速報を放送する。問い合わせは市選管事務局(0833-72-1400)へ。

絶景満喫!新国民宿舎大城

【下松】国民宿舎大城 11月1日オープン 21日・完工式、23日・内覧会
 下松市が総事業費約26億円をかけて建設した笠戸島の国民宿舎大城(有吉良美支配人)が完成し、21日に完工式が開かれる。11月1日にオープンし、笠戸湾が一望できるロケーションで温泉も楽しめ、市の観光の目玉として観光客誘致に期待がかかる。23日は午前10時から午後3時まで一般向けの内覧会があり、誰でも見学できる。(山上達也)

有吉支配人らスタッフ

有吉支配人らスタッフ


 旧施設の老朽化から同じ場所に建て替えたもの。121人が宿泊できる37室の客室はすべて海に面した〝オーシャンビュー〟で、大城温泉は室内風呂、露天風呂とも夕日の美しさを楽しんでもらえるように大きく西側に視界が開いた構造にした。
オーシャンビューの大城温泉

オーシャンビューの大城温泉


 温泉入浴は当面、宿泊者優先で、日帰り温泉は午前11時から午後4時までに限定するが、今後の利用状況で弾力的に対応する。
 レストランも海を見渡せる作りで、対面調理で90人収容できる。メニューも一新し、午前11時から午後2時半までのランチタイムは肉料理、魚料理から好きなメーン料理を1品選び、総菜やサラダ、フルーツ、ケーキ、ドリンクバーを自由に楽しめる税込み1,620円のハーフビュッフェ方式を導入。
 5時から8時半までのディナータイムは3日前までの予約制で、和の膳(3,240円)、洋の膳(4,320円)、和洋の膳(12,030円)などを夕日の絶景を楽しみながら味わってもらう。
 このほか100人収容の宴会場、パントリーもある。スタッフは岸田雅彦営業担当支配人の下、管理課8人、営業課12人、料飲課11人、調理課は料理長を兼ねる新谷芳史課長ら15人の総勢48人。有吉支配人(70)は「お客さんに安心と安全、楽しさ、快適さを提供していきたい」と決意を話している。
 オープンに合わせて県道から大城までの市道大城線の整備も完了。大城玄関前のバス停に防長交通の路線バスの乗り入れが復活し、下松駅南口と深浦との間の上下18便が毎日停車する。大城の電話は0833-52-0138。

東ソー・エフテックの4人にヨウ素学会賞

新合成法と新装置開発
 生物の生存に必須の元素で、貴重な天然資源でもあるヨウ素の研究や産業の発展に貢献した人をたたえる今年度のヨウ素学会賞を周南市開成町に本社を置く東ソー・エフテックの研究員4人が受賞した。環境に負担のかかるハロンやフロンの代替物としてエッチングガスや消火剤などに使われるトリフルオロヨードメタン(CF3I)の工業的生産プロセスを確立したことが評価された。

賞状を持つ森国さん(左)と長崎さん

賞状を持つ森国さん(左)と長崎さん


 この賞はヨウ素学会が2007年度から奇数年は学術的、偶数年は技術的な分野を対象に1件ずつ表彰している。今回受賞したのは研究の中心メンバーの長崎順隆さんと、森国義男さん、加登幸治さん、現在は東ソー所属の鈴木紳正さん。
 東ソー・エフテックは東ソーの子会社で1975年にハロン類を製造する会社として設立されたが、その後オゾン層を破壊する物質の使用が制限され、93年に代替のCF3Iの大量生産のための技術開発に着手した。
 従来の合成法は高価なヨウ素を使い切れない非効率性があったことからまず「気相触媒連続反応」による新合成法を開発したが、固定型だった製造装置を大型化したとたん、反応が不安定になるという問題が発生したため、管を回転させて反応を促すロータリーキルン型の装置を使うことを考案した。
開発したロータリーキルン(NEDOウェブサイトより)

開発したロータリーキルン(NEDOウェブサイトより)


 ロータリーキルンはセメント製造などに使われるが、気体を扱うためにはより高い技術が必要で、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援も受けて量産化を可能にする装置を実現させた。同社は2006年の試作装置完成から15年には増設もしてCF3Iを生産している。
 当初から研究に携わってきた同社研究所長の長崎さんは今までにない装置の設計など試行錯誤を繰り返して苦労も多かったと振り返り「長年やってきたことが評価されてよかった」と話していた。

市川光市長が3期目初登庁

光市庁舎は「建て替え」へ 市川市長が3期目初登庁 「市民に幸せと満足を」
 16日告示の光市長選挙で無投票で3選を果たした市川熙氏(69)は17日朝、市役所に初登庁して3期目の市川市政がスタートした。職員への訓示に続いて開いた記者会見で市長は耐震性が問題となっている市役所本庁舎は「ここ(現本庁舎)での耐震化は困難だろうと思う。耐震化するなら建て替えるぐらいの費用がかかると懸念している」と述べ、全面建て替えを軸にした検討作業を今後進めていく考えを示した。

支持者からの花束を掲げる市川市長

支持者からの花束を掲げる市川市長


 市長は午前10時に職員や市民ら約200人の拍手の中を登庁した。玄関前の駐車場には後援会役員や支持者が「市川市長3選おめでとう」など3本の横断幕を手に並び、女性支持者から花束が贈られた。
 玄関前では森重正一副市長や職員が拍手で市長を迎え、総務課の菅岡千晴さんと広報統計課の繁冨由佳さんから花束を受け取り、両手で高く掲げて喜びを表した。
 このあと市長は市役所3階で課長級以上の職員約100人を前に訓示し、市民が幸せや満足を実感できる豊かな社会づくり▽第2次市総合計画の策定▽職員力や組織力の進化を目指す組織と人材の活用の3点をあげて「市民にお届けする優しさがこれからも右肩上がりで増え、まちの隅々まで広がるようご協力をお願いしたい」と求めた。
 続いて市長室で記者会見を開き「無投票当選におごらず、市民と対話を重ねながら前進していく」と決意を述べた。
 上関原発建設問題には「現状では賛成できないスタンスはずっと変わらない。安全対策は不十分と思うからだ」と述べ、前日に投開票された新潟県知事選挙で原発の再稼働に慎重な新人が当選したことに「市民が(原発問題に)敏感になっていることを感じた」と話していた。

市川氏が無投票で3選

【光市長選・市議選】市川氏が無投票で3選 失政なく行政手腕評価
 光市の市長選と市議会議員選挙(定数18)は同時に16日に告示され、市長選は現職の市川熙氏(69)=光井=以外に立候補の届け出がなく、市川氏の3選が無投票で決まった。市長選の無投票は新市誕生直後の2004年以来12年ぶりで、市川氏にとっては初めて。一方、市議選は予想された23人が立候補した。市長選は8年前の前々回は市川氏ら新人3人が立ち、4年前の前回は現職の市川氏と前々回も出馬した新人1人が立ったが、いずれも市川氏が当選。市川氏にこれといった失政がなく、市を二分するような争点がないため無投票が濃厚だった。

万歳を三唱する市川氏ら

万歳を三唱する市川氏ら


 市川氏はこの日朝、ホテル松原屋で出陣式を開き、約400人が参加。公明党の桝屋敬悟衆院議員や自民党の江島潔、北村経夫両参院議員、河野亨県議、木村周南市長、岡本博之連合山口副会長が激励して、市川氏は「市政に課せられた使命を果たすトップランナーとして3期目を駆け抜けたい」と決意を述べた。
 このあと選挙カーで市内を一巡。午後5時の立候補届け出締め切りで無投票当選が決まると同ホテルで当選報告会を開き、約300人が祝福した。
 岸信夫外務副大臣の智香子夫人や国井下松市長、河野県議が祝辞を述べ、市川氏は都市計画道路瀬戸風線の開通▽岩田駅コンパクトシティ計画推進▽光駅橋上化▽イオン光店近くの踏切のアンダーパス化▽公共交通対策の五点を挙げて「この政策推進に全力で取り組み光をさらにパワーアップさせる」と決意を述べた。
 市川氏が議会答弁で上関原発建設計画に「賛成できない」と述べてきたことには取材に「賛成できないスタンスに変わりはないが、私には何の権限もない。市政で何ができるかといえば難しいが、姿勢は変えない」と議会答弁を今後も踏襲する姿勢を示した。
 任期は11月14日からだが、17日は朝には初登庁する。