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故津田投手の顕彰碑、看板改修へ

地元団体が募金活動開始
 プロ野球の広島カープで活躍して「炎のストッパー」と呼ばれ、32歳で亡くなった周南市和田出身の津田恒実(旧名・恒美)投手の功績を次世代に残そうと、地元住民で作る津田恒美顕彰の会(松田富雄会長)は和田にある顕彰碑の修復などに向けた募金活動を始めた。100万円を目標に12月20日まで集める。

プレートが劣化した顕彰碑と松田会長

プレートが劣化した顕彰碑と松田会長

国道376号沿いの案内看板

国道376号沿いの案内看板

 津田投手は和田中時代に軟式野球を始めて南陽工高では春、夏2度の甲子園に出場、カープでは球団初の新人賞にも輝き、25年前のリーグ優勝にも貢献した。2012年に野球殿堂入りし、市野球場の愛称も「津田恒実メモリアルスタジアム」になっている。
 和田中敷地内にある顕彰碑は津田投手が亡くなった翌年の1994年に建立されたが、ステンレス製のプレートの一部が削れるなど老朽化。今年はカープが4半世紀ぶりにリーグ優勝し、地元住民の機運も高まったことから今回の募金活動が決まった。顕彰碑には野球殿堂入りしたことも加える。
 現役途中で病に倒れたが、闘志をむきだしに勝負するその姿はファンの目に焼きつき、今も顕彰碑見学や墓参りに東京など遠方から訪れるファンやゆかりの人も多く、募金で顕彰碑のほか国道376号沿いにある津田投手の写真入りの案内看板も改修する。墓の場所を示す看板も新たに建て、パンフレットも作成する。これらは来年1月末までの完了を予定している。
 松田会長(71)は「この先、永遠に津田恒美の姿をこの地に残し、多くの子どもたちに勇気と希望を与える象徴としていきたい」と話している。
 募金は1口が個人1,000円、法人・団体は1万円。郵便振替による募金口座の番号は01350-5-105244。芳名帳や募金申込書でも受け付ける。問い合わせは事務局の和田公民館(0834-67-2069)へ。