ヘッドラインニュース

徳山郵便局・深夜の「ゆうゆう窓口」廃止

1月1日から・地域区分局の県内統合で
 県東部の郵便局で唯一、年間を通じて24時間、郵便を受け付けてきた周南市の徳山郵便局(平川裕三局長)の「ゆうゆう窓口」が、1月1日から午前8時から午後8時までに短縮される。同局が受け持っていた県東部の地域区分局の役割が一日から山口市深溝に新設される山口郵便局に統合されて深夜業務の従業員がいなくなるのに伴う変更。
 ゆうゆう窓口は「夜間窓口」とも呼ばれ、郵便物の引き受けや受け取り、切手類も販売している。県内では郵便番号が74台の地域区分局の徳山局と、75台の下関局、唯一の中央局の山口中央局に置かれてきた。
 しかし日本郵便のコスト削減で地域区分局の統合が決まり、県内では1月から山口局に区分業務を集中させる。
 1日以降、県内で24時間営業のゆうゆう窓口は山口中央局だけになる。日本郵便中国支社は「利用者の皆さんにはご不便をおかけするがご理解をいただきたい」と話している。
 徳山郵便局は、時間は短縮されるが土、日、祝日も窓口で受け付けるのは変わらない。問い合わせは同局(0834-21-3900)へ。

井川前下松市長が自伝出版

「微笑みに勝る化粧なし」86年の人生つづる
 4月まで下松市長を4期16年務めた河内の井川成正さん(86)が自伝「微笑みに勝る化粧なし」を出版した。農家の貧しい母子家庭に育ちながら裸一貫で会社を起こし、幼稚園経営、市議会議長から市長として市のために尽くしてきた日々などをつづっている。

自伝を持つ井川さん

自伝を持つ井川さん

 井川さんは1930年生まれ。久保尋常高等小学校を出て日立製作所笠戸工場(現笠戸事業所)に入り、37歳で鉄道車両部品製造の清和工業を創業。85年に学校法人妹背学園の理事長に就任し、幼稚園の経営も手がけた。
 44歳から市議会議員を7期、議長や合併問題特別委員長を務めた。周南合併が争点となる中、2000年の市長選挙に出馬して合併推進派の現職を破って当選、周南3市2町合併協議会から離脱して単独市政の道を選択した。勇退時は日本一の高齢市長だった。
 自伝は潮音町の写真家、絵本作家で、出版を働きかけた金井道子さんが経営する星の子社の出版で、A6判、192ページ。
 第1章の「貧しかった少年時代」から「市会議員として下松の発展に尽くす」「合併問題、そして市長に就任」などまで七章で構成。「笑いと花と童謡のまちづくり」や「遊び心が人をつくる」「道路一本で街が変わる」「財源なくして政策なし」など市長時代に掲げた政策の柱が、井川さんのどんな生きざまの中で生まれたのかも触れている。
 22日にザ・モール周南3階の星プラザ会議室で出版の記者会見を開いた井川さんは「何のことはない人生だが、市長を退任して一区切りついたこともあって長年お世話になった市民の皆さんへのお礼の気持ちを込めて出版した。ご一読いただけたらうれしい」と話した。
 定価は税込み1,080円。星プラザカウンターで販売している。1,000部発行。問い合わせは下松商業開発(0833-45-1100)へ。

下松市・市長らの給料、報酬減額へ

報酬審議会に諮問 1.06~4.18%下げ
 3年ぶりになる下松市特別職報酬等審議会(林孝昭会長、8人)が21日、市役所で開かれ、国井市長は1997年以来19年間据え置かれてきた市長、副市長、教育長、上下水道局長の給料と市議会議員の報酬を引き下げるよう諮問した。来年4月からの実施を想定しており、効果額は年間約300万円。

諮問書を受け取る林会長(右)

諮問書を受け取る林会長(右)

 実現すれば改定は20年ぶりとなるが、これまでは増額になっていた。現在の給料は市長93万5,000円、副市長76万円、教育長と上下水道局長67万円▽市議の報酬は議長47万5,000円、副議長41万5,000円、議員37万7,000円。このうち市長は井川成正前市長時代からこの報酬の額から条例で10%、副市長と教育長、上下水道局長は5%減額していた。
 この日は市長が「今の社会情勢でどんな額がふさわしいか、慎重な審議をお願いしたい」とあいさつして各委員に委嘱状を手渡し、互選で会長に元市議の林孝昭さんを選び、会長職務代理者に市自治会連合会長の田中豊さんを指名した。
 改定額と改定率は市長1万8,000円(1.93%)、副市長2万6,000円(3.42%)、教育長と上下水道局長各2万8,000円(4.18%)▽市議は議長9,000円(1.89%)、副議長7,000円(1.69%)、議員4,000円(1.06%)のいずれも減額。
 委員からは「減額の算出根拠は何か。なぜ下位職ほど下げ幅が大きいのか」という質問も出て、市側は「市長や議長との関係から他市の例も参考に改定率を求めて算出した」と説明していた。
 次回は1月下旬に開いて答申する予定。このほかの委員次の通り。
 荒瀬真東洋鋼鈑下松事業所業務・勤労部長、武田和雄日立製作所笠戸事業所総務部長、林幸子市社会福祉協議会副会長、弘中伸寛下松商工会議所会頭、古田尊子市連合婦人会長、前原崇志新笠戸ドック総務勤労グループ総務勤労チームリーダー

DLGコンテストでトリプル金賞

朝日屋・ベーコン、焼きソーセージ、生ハムで金賞、チキンハムも銀賞
 下松市瑞穂町の食肉加工、精肉の朝日屋(安田大作社長)がドイツのDLG(ドイツ農業協会)の食品コンテストのハム・ソーセージ部門で、牛生ハムとベーコン、フライシュケーゼ(焼きソーセージ)の3品が金賞、チキンハムが銀賞を獲得し、20日、安田社長(46)と食肉加工事業部の中嶋正浩主任(53)が市役所で国井市長に受賞を報告した。

入賞したベーコンなどと安田社長(右)、中嶋主任

入賞したベーコンなどと安田社長(右)、中嶋主任

 このコンテストは1885年設立のDLGが開き、ハム・ソーセージのほかパンや製菓などの部門がある。2012年からは2年に1回、日本でも審査を受けられるようになったが、基準はドイツで開くコンテストと同じ。同社は創業70年の老舗で、日本で開かれる以前からこのコンテストに出品して金賞などを受賞している。
 今回、金賞を受けた星ふる街ベーコンは主に宮崎県、鹿児島県の豚肉を使用した同社の代表的な商品。12年のコンテストでは銀賞だった。フライシュケーゼは08年にドイツであったコンテストでは銅賞で、今回、再挑戦で見事、金賞を射止めた。牛生ハムは佐賀県産和牛、銀賞のチキンハムは長州どりを使ったいずれも新商品。
 どれも肉と塩が主原料で、絶妙のバランスに仕上げ、外観、切り分けた時の内観、食感、風味、味の5項目を減点方式の50点満点で審査された。金賞はほとんど減点がない場合にだけ与えられる。
 受賞報告には表彰状を手に訪れ、安田社長らは再挑戦で金賞を受賞したことで喜びが大きかったと話した。試食した市長は柔らかくてとろけるような食感とたたえ、ふるさと納税の返礼品にも使いたいと話していた。
 値段は牛生ハムが100グラム2,700円、ベーコンが200グラム1,540円、フライシュケーゼが1,050円、チキンハムが540円。問い合わせは同社(0833-41-0448)へ。

久保田さん一家が最優秀賞

家庭で1冊の本“うちどくコンテスト”
 家族で同じ本を読んで感想を語り合う「うちどくコンテスト」の表彰式が17日、主催した周南市中央図書館(広崎博之館長)の視聴覚室で開かれ、761家族の応募から選ばれた6家族に表彰状が渡された。

広崎館長(左)から表彰状を受け取る久保田さん家族

広崎館長(左)から表彰状を受け取る久保田さん家族

 「うちどく(家読)」は「家庭読書」の略語。読書を通して家族のきずなづくりをしてもらおうと2006年ごろに始まって全国に広がり、同館では11年から毎年コンテストを開いて今回で6回目。応募は一昨年は約290点だったのが年々、増えてきている。
 参加家族は応募用紙に本の感想を一人ずつ書いて「うちどく」への感想も記し、同館が家族で楽しめたかどうかを基準に最優秀賞、館長賞などを選定した。本は絵本やストレッチに関するものなどさまざまで、表彰式で広崎館長は「家族で感想が違い、気づきがあって面白いという意見が多かった」と述べた。
 最優秀賞を受賞した久米の久保田鉄平さん(37)、亜由美さん(37)と、遥花さん(7)、悠ノ介君(5)家族は戦争で離れ離れになる家族が題材の絵本「一つの花」を読み、遥花さんは「家族みんなで過ごせる毎日を大切にしたい」などと感想を記した。
 亜由美さんは「これまで1冊の本をみんなで読んだことはなく、家族でいろいろなことを共有できてよかった」と話していた。

親子でものづくり体験

日立笠戸・車両の工場も見学
 下松市の日立製作所笠戸事業所で17日、工場見学と工作教室の「わくわく・どきどき 親子ものづくり教室」(新周南新聞社など後援)が開かれ、小学5年生とその保護者の32家族が参加し、工作はほしらんどくだまつサルビアホールで電気と磁石を使って回り続けるコマを作って楽しんだ。
 同事業所OBの日立のぞみ会(永田久則会長)と技術士で作る笠戸技術士の会(牧野和央会長)の主催。子どもの“理科離れ”の解消へ、ものづくりに関心を持ってもらおうと山口きらめき財団の助成を受けて7月に続いて開いた。

工場を見学した参加者=主催者提供

工場を見学した参加者=主催者提供

 2グループに分かれて体験し、工場では新幹線や電車、英国向けの鉄道車両などが製造されている現場を見学。新幹線などを間近に見て「迫力がある」「電車の床の下にたくさんの部品があってびっくりした」と話していた。
 工作に挑戦する参加者[/caption] 工作教室は両会の会員の指導も受けながら挑戦。ストローにエナメル線を巻き付けてコイルを作って乾電池につなげ、それを付けた木のスプーンの上で磁石付きのコマを回転させると電磁石の力で回り続けるのを確認した。
 東陽小の松藤雅人君(11)は父の博紀さん(43)と参加し「ちょっと難しかったけど作れてうれしい」と笑顔。永田会長は「理科が好きになり、将来はものづくりの会社に就いてもらいたい」と話していた。
回るコマを見る親子

回るコマを見る親子

工作に挑戦する参加者

工作に挑戦する参加者

カープの鈴木、野間選手トークショー

参加者募集に倍率20倍近くの8,500人が応募
カープファン440人に来季の活躍誓う

 今年、25年ぶりにプロ野球セ・リーグ優勝を果たした広島カープの鈴木誠也選手(22)と野間峻祥選手(23)のトークショーが17日、周南市糀町のピピ510Lホールで開かれ、2人はカープのユニホームなどを着たファン440人に来季の活躍を誓った。

トークショーの野間選手(左)と鈴木選手

トークショーの野間選手(左)と鈴木選手

 徳山商工会議所の主催。JR徳山駅周辺で開催中の周南冬のツリーまつりの特別企画として急きょ決まり、「神ってる」活躍が流行語大賞を受けるなど時の人の来訪に、1週間ほどの募集期間に8,500人と参加の20倍近くの応募があった。
 2人はサンタクロースの衣装で登場。鈴木選手が野間選手の部屋にごみを捨てにくるなど仲のよさがうかがえる笑い話も交えながら、今年を振り返り、「ベストナイン」にも選ばれた鈴木選手は「結果を出し続けるのはしんどい」ことや「神ってる」と何度も言われるのはまぐれのようでいやだなど心情を明かした。
 来場者からの質問コーナーで筋トレの方法を問われると野間選手は「日によって鍛える部分を変えながらまんべんなくやっている」と説明し、好きな食べ物はという質問に鈴木選手は「肉のそぼろが大好き」と話した。
 来季に向けては、野間選手は今シーズンの大半を2軍で過ごしたことから「ファームでやってきたことを出し、レギュラーとして日本一になりたい」と述べて拍手を浴び、鈴木選手も「試合は声援で変わり、リーグ優勝は応援のおかげ」と感謝しながら「いい成績だった今年以上を目指したい」と意欲を見せた。
 その後は抽選会もあり、サイン入りのボール、色紙、ヘルメットのほか、クリスマスプレゼントとして野間選手はキャンプで使用した手袋、鈴木選手はオールスターでの手袋も贈り、来場者全員とハイタッチもして喜ばせた。
 野間選手は「山口県でのトークショーは初めてで、ふれあえることができて楽しかった」と話していた。

光、光丘高再編統合

県教委が実施計画案・今年度中に策定へ
 県教委は12日、光市の光高(河口郁史校長、434人)と光丘高(伊藤隆昌校長、351人)の再編統合など県立高校の再編整備実施計画案を明らかにした。今後、地元説明会や県民から意見を聞くパブリックコメントも募って今年度中に計画を策定するが、再編統合の時期や本校舎の位置、規模は計画策定後に検討する。

光高

光高

光丘高

光丘高

 同計画案は県議会文教警察委員会(河野亨委員長)で県教委が説明した。計画案には光、光丘高の再編統合、下関市の西市高の分校化や、全県の定時制課程の統合を視野に山口市のJR新山口駅周辺に午前、午後、夜間の3部制の定時制高校の新設が盛り込まれている。
 光、光丘高は統合によって新しい高校を設置し、特色ある学校づくりを進めたいとしている。
 両校の今年度の定員は光は140人、光丘は120人。光高は14、15年度に定員割れした。光丘は1学年3学級で、周南地域で唯一、生徒が科目を選択し学べる“総合学科”を持つ。
 県教委は昨年度策定した再編整備計画で学年は4~8学級が望ましいとしており、さらに今後も両校に通う生徒が多い光市や周南市の中学卒業生の減少が見込まれていることから再編の対象になった。
 この計画案に光高の男子生徒(17)は「11月に開校80周年式典があったばかりなのに再編統合と聞いてびっくり。生徒数が少なくなるなら統合も仕方ない」と話し、光丘高の女子生徒(16)は「うちは総合学科があるから統合はないと思っていた。統合されても総合学科のよさは引き継いでほしい」と期待する。
 同窓会も光高の守田義昭会長は「少子化が進む中で再編統合はやむを得ないと思う。在校生や保護者、卒業生の意見を聞く場は必ず設けてほしい」と話す。
 光丘高の宝迫昌明会長も「校名がなくなるなら寂しいが、充実した教育環境を考えれば仕方ない。市全体の人口減が続けば隣接市の高校との再統合も避けられず、この再編統合が人口減に歯止めのかかる魅力ある光市づくりのきっかけになればと思う」と話した。
 光高は1936年開校の旧制室積高等女学校と、42年開校の旧制光中学が前身で、49年に統合されて光高になった。卒業生は19,885人。
 光丘高は生徒急増対策で83年に設立。2001年に普通科を再編して総合学科を新設した。卒業生は6,705人。

地元企業の魅力知って

桜ケ丘高・22社招き校内説明会
 周南市の桜ケ丘高(辻岡敦校長)は13日、地元企業22社の採用担当者を招いて企業説明会「産業と職業を知る」を開き、1年生約200人が各社の仕事内容などを学んだ。

上村さん(左)の説明を聞く生徒たち

上村さん(左)の説明を聞く生徒たち

 これは企業の内容を知ることで地元への就職を促し、早期離職の要因にもなる雇用のミスマッチ防止にもつなげようと開いたもの。各企業が教室ごとにブースを設け、生徒はそれぞれ希望する三社を巡った。こうしたブース形式での校内企業説明会は初めて。
 この日は周南、下松、山口、柳井市の企業が訪れ、そのうち周南市の山田石油は同校出身で生徒会長も務めていた藤井直弘課長代理(39)が参加。自動車用燃料売上高が県内1位であるほか宝石店や飲食店も運営していることなどを説明していた。
 下松市の山下工業所は下松工高卒の上村大祐さん(22)が、金属板をハンマーで叩いて曲面などの立体形状を作り出す同社の打ち出し板金技術を、この技術で作ったチェロなども展示しながら説明。「今を大切にして、未来のことも少しずつ考えてほしい」と助言もしていた。
 山田亮介君(16)は「まだ将来のことは決めていないので、じっくり仕事内容などを聞きたい」と話していた。

周南市内の36事業所で“イクボス同盟”

キャリア形成と豊かな人生を 結成式でイクメン支援誓う
 周南市内の36事業所が参加して上司が部下の育児など家庭と仕事の両立に配慮することに取り組む“しゅうなんイクボス同盟”の結成式が11日、市学び・交流プラザで開かれ、20事業所の代表や担当者が「共に働く部下がキャリア形成と豊かな人生の両立が図れるように応援する」とする“イクボス宣言”を採択した。

イクボス同盟に参加した事業所代表者ら

イクボス同盟に参加した事業所代表者ら

 イクボスとは子育てに取り組む男性“イクメン”を応援するボス(上司、経営者)の意味で、市が11月28日に県内の自治体で初めて〝イクボス宣言〟をしたのを全市的に広げ、産官学の幅広い分野の事業所が賛同して参加した。
 この日はNPO法人ファザーリングジャパン代表理事の安藤哲也さん(54)を講師にワーク・ライフ・バランスの講演のあと結成式があり、参加事業所の代表者でもある木村市長のリードで宣言を読み上げた。
 同盟として数値目標などは掲げないが、参加事業所同士で精神的な努力目標を共有して進めていく。各事業所の取り組みは市のホームページで公開し、今後も参加事業所を増やしていく。問い合わせは次世代支援課(0834-22-8457)へ。参加事業所次の通り。
 中特ホールディングス、防長建材、県周南農林事務所、徳山労働基準監督署、西京銀行、徳山ビルサービス、平村設備工業、西日本旅客鉄道徳山地域鉄道部、鼓ケ浦整肢学園、徳山税関支署、県周南健康福祉センター、太華工業、ソイル・ブレーン、徳山高専、日新製鋼周南製鋼所、徳山商工会議所、周南マリコム、西日本高速道路周南高速道路事務所、フジ新南陽店、県周南港湾管理事務所、徳山中央病院、ふじたプリント社、東ソー南陽事業所、白鳩学園、徳山興産、出光興産徳山事業所、徳山公共職業安定所、㈱トクヤマ、共同産業、徳山大学、サマンサジャパン、周南地域地場産業振興センター、中国電力周南営業所、市社会福祉協議会、市役所、ニッシンイクス