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エチレン生産量累計2,000万㌧

「周南コンビナート発展へ」出光興産徳山事業所・式典で節目祝う
 周南市新宮町の出光興産徳山事業所(八山光秀所長)は石油化学製品の基礎原料で、主に周南コンビナートで使われているエチレンの生産が累計2,000万トンを突破し、10日、同事業所で記念式典を開いて東京本社も含めた約50人で節目を祝った。

記念撮影する出席者

記念撮影する出席者

 エチレンは塩ビ樹脂などの原料になる。同事業所は1957年に徳山製油所として操業。エチレンは7年後の64年にこの年、完工した出光石油化学徳山工場で製造を始め、99年には累計1,000万トンを達成した。出光石油化学はその後、出光興産と合併した
 当初の年間生産能力は73,000トンだったが、増強を経て現在は62万3,000トンで、生産能力は国内で2番目。2割弱は同事業所内、8割以上は㈱トクヤマ、東ソーなどにパイプラインで供給されている。
ソヨゴを植樹する八山所長ら

ソヨゴを植樹する八山所長ら

 エチレン課のプラントで開かれた式典では、中村実エチレン課長(59)が2,000万トンは東京ドーム28杯分に相当することを紹介し、八山所長(53)らがソヨゴの木を記念植樹した。
 そのあと若手社員を代表して2008年入社のエチレン課の都野竜洋さん(29)が「過去の失敗や苦い経験を風化させることなく安全を最優先にし、周南コンビナートの中核装置を運営する自覚を持ち、よりよい職場環境づくりに努めて累計3,000万トンに向けまい進していく」と決意表明した。
 八山所長は「出光徳山が60周年を迎える今年に2,000万トンを達成できたことを一同喜んでいる。周南コンビナートの〟お客さんとは“エチレン托生”で、今後もコンビナートの発展に少しでも寄与できるよう取り組みたい」と話していた。