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省エネ住宅で最高賞

周南市・エルクホームズが中四国で初
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016

 山口、広島県で注文住宅を販売している周南市南浦山町のエルクホームズ(卜部治久社長)が、優れた省エネルギー住宅に贈られる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」で最高賞の大賞を受賞した。中・四国地方に本社を置く企業としては初めて。

受賞を喜ぶと清水常務(右)と河村部長

受賞を喜ぶと清水常務(右)と河村部長

 この表彰は日本地域開発センターの主催。環境負荷削減の推進と快適な住まいの実現が目的で、建物外皮とエネルギー設備の省エネ性能、多様な省エネ手法の導入、省エネ住宅の普及への取り組みが評価され、同社によると今回は約300社が応募した。
 同社は1971年にハウジング山口として創業。2000年にエルクホームズに社名を変更し、01年から全商品を断熱性などに優れた「2×6工法」に統一した。09年度、10年度の国土交通省の長期優良住宅先導的モデル事業に採択されるなど、省エネ住宅づくりにこだわってきた。
エルクの杜にある「プレシード」のモデルハウス

エルクの杜にある「プレシード」のモデルハウス

 今回の表彰対象は同社の主力商品「プレシード」。構造材に一般的な2×4材以上に多くの断熱材を使える2×6材を採用。遮熱ガラスも標準装備するなどして、照明、エアコンなどのエネルギーが太陽光発電量で相殺される住宅「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を実現し、14年から16年までの3年間で約600棟を販売した。
 また12年に本社隣接の6,000平方メートルの敷地にエネルギーの自給を実現したモデルハウスなどの「サステナブルゾーン・エルクの杜」を開設し、年間50回を超える見学会や、宿泊体験などの普及活動に取り組んでいることも評価された。
 6日にはエルクの杜で受賞報告会が開かれ、清水巧常務、河村郷志開発部商品性能担当部長が出席。清水常務は「20年前から省エネ住宅を作り続けてきたので、こうした評価はうれしい。今後もゼロ・エネルギー住宅を地域の皆さまに普及していきたい」と話した。