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進路決定者が1,000人突破

しゅうなん若者サポステ、きめ細かな対応で成果
 就職も進学もしていない若者の就労を支援する周南市栄町のしゅうなん若者サポートステーション(サポステ)を利用して進路が決まった人が、2008年6月の開所から累計1,000人を超えた。

市長に報告する中繁会長ら

市長に報告する中繁会長ら

 サポステは厚生労働省の委託を受け、不登校や引きこもりを経験したり、良質な対人関係を築くことができないなどさまざまな理由から働くことに不安を抱える15歳から39歳までの就労を支援する機関。しゅうなんサポステは周南市以東の5市5町を対象に県労働者福祉協議会(中繁尊範会長)が運営している。
しゅうなん若者サポートステーション

しゅうなん若者サポートステーション

 開所当時から不登校、ひきこもりなどの対応へメンタル面の支援を重視しているのも特徴で、職員は非常勤を含めキャリアカウンセラー、臨床心理士などの9人。コミュニケーション能力やパソコン技能向上などを図る集団講座のほか、履歴書の書き方や面接の指導、心の悩みの相談、職業体験など一人々々にあったきめ細かな対応に努めている。
 その結果、3月末までに登録者1,418人のうち1,005人の就職、進学などの進路が決まった。居住地は周南市が45.8%、光市が14.3%、下松市が13.1%。就職した人の職種はサービス業が40.2%、製造業が28.2%、事務が13.7%、介護・医療が10.3%となっている。
 登録者の初回面談などを担当している同サポステ総括コーディネーターの福岡敬子さん(58)は「1,000人を達成できたのは関係機関の協力も大きい。社会に自分を生かす場所があるということは自信や存在理由にもなる。その支援をするという大きな役目を今後も果たしていきたい」と話している。
 6日には県労働者福祉協議会の中繁会長、古都昇専務と福岡さんが市役所を訪れて木村市長に1,000人達成を報告した。市長は多くの若者と社会との橋渡しをワンストップでサポートするきめ細かい支援をたたえた。
 同ステーションは月曜から土曜までの午前9時半から午後5時半まで。電話は0834-27-6270、Eメールinfo@s-saposute.comホームページも開設している。