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「周南和牛」初認定

鹿野ファームの2頭、市内で販売
 周南市は市内産の質の高い黒毛和牛「周南和牛」に、養豚や和牛飼育、食肉の加工販売などの鹿野ファーム(隅明憲社長)の2頭を認定し、14日、道の駅「ソレーネ周南」で認定証が木村市長から隅社長に交付された。3月にこの名称でブランド化することを決めて以来、初めての認定となる。

「周南和牛」を持つ隅社長(右)と市長

「周南和牛」を持つ隅社長(右)と市長

 市内産の食肉牛は、良質なものが生産されているが、近隣にと畜場がないことから県外に出荷されるため、市内で食べられることはほとんどない状況。このため市畜産振興協議会(隅明憲会長)などが認知度向上へブランド化を協議し、3月14日にブランド名を「周南和牛」にすることや基準などが発表された。
 認定されるのは市内で生まれて12カ月以上飼育された黒毛和種のうち肉質等級が5段階評価で5か4、かつBMS(脂肪交雑)が12段階中7以上のもの。これは神戸ビーフなどの高級牛肉とそん色のない基準となっている。
 この日は交付式のあと試食販売もあり、訪れた人は周南のブランド牛の第1号の味を確かめるように味わっていた。
 市はホームページで今回認定した2頭の個体識別番号や生年月日、肉質等級などのデータを紹介している。個体識別番号からは農林水産省の牛トレーサビリティ制度で生産履歴を調べることができ、2頭は鹿野ファームで育ち、北九州市立食肉センターでと畜されたことが確認できる。今後も申請を受けて認定があれば随時掲載していく。
 今回の周南和牛は、ブランド発表会で周南和牛のことを知った仲卸業者が買い付け、市内の4店舗に卸された。
 4店舗はソレーネ周南内のビストロ鹿野農場、ベーカリーキッチン「菜」、新町のイタリア食堂Bamboo(バンブー)、若宮町の鉄板∞BAR otto(オット)。ビストロ鹿野農場では精肉として販売し、そのほかは料理で提供する。