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住民に安全対策説明

【周南(新南陽)】周南地区地域対話に180人
 企業が住民の不安や疑問に答えて安全対策、環境への取り組みなどを説明する第9回周南地区地域対話が10日、周南市の東ソークラブで市内の周南コンビナートの企業14社が参加して開かれ、180人が企業の発表などに聞き入った。
 これは地域との共存のため透明性の確保と対話の場に工場周辺の自治会長を招いて開いているもので、参加者の半数は住民。元全日本空輸客室乗務員の吉永由紀子さんの特別講演「安全のしおり~『ALL FOR YOU』の精神で守る空の安全」もあった。

発表に聞き入る参加者

発表に聞き入る参加者

 企業発表は日本ゼオン徳山工場の後藤憲一さん、日新製鋼周南製鋼所の工藤学さんが自社の取り組みをスクリーンに映像を映しながらわかりやすく説明した。
 日本ゼオンは4班が3交替で24時間操業しているが、緊急時にはチーフ(班長)の判断でプラントを緊急停止でき、停止の必要がなかったことが後日、わかってもチーフの責任は問わないことや、ブラントが正常な状態から外れた場合はコンピューターが自動停止させ、一方でコ
ンピューターが故障した場合でもスイッチを操作してプラントを止められると説明。
 また入社から10年間、「習熟度管理票」で計画的に教育することなど若手の育成やタンクの補強など地震対策、配管の検査方法など設備保全について話した。
 日新製鋼は月1回の仮想災害訓練、年1回の所内の総合防災訓練、2年に1回の市消防本部との合同訓練など計画的に保安防災訓練・教育に取り組んでいることや、ロールに手などを巻き込まれる疑似体験など5種類の危険体感機を使った体験型安全教育などを紹介した。
 発表のあとはガス燃焼のフレアスタックの役割など事前のアンケートなどに対する回答を出光興産徳山事業所の林克昭さんが話した。