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児童養護施設退所者を雇用

下松の上新工業が岩国のNPO法人とりでと
子どもの貧困対策で協定

 下松市東陽の総合建設業、上新工業(松田弦社長)と岩国市のNPO法人とりで(金本秀韓理事長)は4日、同社で「子どもの貧困対策に関する事業」の連携協定を結んだ。とりでが支援が必要と判断した児童養護施設などの退所者を、上新工業が正社員として雇用する。また、とりでが取り組んでいる子どもへの学習支援などの事業費の一部を同社が補助する。

協定書を持つ金本理事長(左)と篠原副社長

協定書を持つ金本理事長(左)と篠原副社長

 上新工業は従業員25人。周南、下松、光市の企業から修繕工事などを請け負っている。昨年度、児童養護施設を退所した男性1人をとりでの紹介で雇用したが、さらに支援を拡大しようと今回、協定を結ぶことになった。
 同社は慢性的な人手不足に悩まされており、児童養護施設で育った人に社宅も提供して正社員として働いてもらうことで幅広い業務の対応を目指す。
 とりでは岩国市で子どもたちへの無料の学習支援や食事支援(こども食堂)も支援しており、あわせてこの事業にも協力する。
 締結式で上新工業の篠原淳一副社長は「若者の雇用を支援することで地域の活性化を図っていきたい」、金本理事長も「上新工業とは継続的に連携し、子どもたちの明るい未来を開きたい」と話していた。

【きょうの紙面】
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