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幼児の成長を促進

「キッズウォールユニット」全国販売へ
国際貿易グループが開発

 周南市久米の国際貿易(重岡敬之社長)グループは幼児が多様な動きが体験できる遊具「キッズウォールユニット」を開発した。幼稚園や保育園などの施設に木製のトンネルや滑り台、キャビネットなどのパーツを組み合わせて設置でき、壁の突起物を伝って登るボルダリングも楽しめる。今後、全国で販売していく。

遊具で遊ぶ子どもたち=はぐくみルームで

遊具で遊ぶ子どもたち=はぐくみルームで

 これは文部科学省が幼児期運動指針に「体の多様な動き」をテーマに推奨していることを受け、幼稚園などでの需要に応えようと多様な動きをする遊びの1つ、ボルダリングの要素を中心に据えて作った。パーツを組み合わせて置くだけで壁の工事の必要がなく、導入が容易という利点がある。
 粭島のプロクライマー、三由野(みよし・なお)さんが県内の家具職人とも話し合いながら開発しており、三由さんが監修する光市室積のボルダリング&スラックラインジムと同名の「JAPPAAAN(ジャッパーン)」ブランドとして、同社グループの久米のORCA(オルカ=十河秀夫代表)が販売する。
 パーツは税別13~50万円のものを3つ以上組み合わせ、つかんだり足をかけたりするホールドの付け方も変えられるため、利用する子どもの年齢などにあわせて設置できる。
 ホールド以外はすべて県内で製造という“オール山口”にもこだわっている。受注から約3週間を目安に届け、納品後にホールドの配置変更などをするメンテナンスのサービスもある。
 製品の第1号は国際貿易社員向けの久米の託児所「はぐくみルーム」に設置。ここでは滑り台、トンネルや特許出願中のホールド付きキャビネットなど6つのパーツを置いている。下に敷くマットも含め約300万円で導入した。
 20日にははぐくみルームで重岡社長、十河代表、三由さんが出席して記者発表し、三由さんは開発の際に“安全にし過ぎず、適度に危ない”ことを心がけて子どもの成長を促すつくりにしたと説明し、十河代表は「今の子どもは自然の中で遊ぶ機会が少なくなっている。楽しみながら体幹も鍛えられる遊具として、全国に広めていきたい」と話していた。
 今後は直接販売や代理店経由で商業施設のキッズルームなどにも販売していく。遊具の問い合わせはORCA(0834-36-2522)へ。

【きょうの紙面】
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⑷徒然周南は浅海林太郎さん
⑷会長さんは光ライオンズクラブの山本さん
⑹27日に星ふるまちの映画祭

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