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復旧はこれから

【金曜記者レポート】
周南市熊毛地区の被災から1カ月半
農地、市道、災害ごみ

 7月の西日本豪雨から1カ月半。周南市では熊毛地区の被害が大きく、島田川がはんらんして住宅などが床上・床下浸水したほか、樋口では土石流で住宅2戸が全壊し、1人が死亡、1人が重傷となっている。浸水した住宅の片づけはボランティアの協力もあって進んだが、一方で道路、農地は被害状況もまとまっていないのが現状で、三丘徳修公園に集められた災害ごみも分別の最中。農地もほとんどが手つかずの状態で、本格的な復旧はこれからだ。(延安弘行)

樋口の現場=13日

樋口の現場=13日

三丘徳修公園の災害ごみ=13日

三丘徳修公園の災害ごみ=13日

 樋口では7月7日未明、巨大な岩やなぎ倒された立木とともに土石流が住宅を襲い、その数十メートル下まで農地が土砂に埋まった。1カ月以上たった現在も地元の人たちが岩などの一部を動かしただけで、倒壊した家屋やほとんどの岩石、土砂は被災当時のままだ。
 復旧工事は市農林課が担当し、被災者や建設会社との打ち合わせを進めて現場には建設会社が重機を運び込んでいるが、土砂などの撤去作業が始まるのは20日ごろになりそうという。
 土砂崩れや川のはんらんで土砂が流れ込んだ農地はほかにもあるが、農林課では現在、測量中で、まだ被害状況を正確に把握できていない。測量後に国からの補助を得るための申請手続きに取り掛かり、査定を経て予算化し、ようやく復旧工事が始まる。
 市道の復旧は熊毛総合支所産業土木課などが担当して工事を進めているが、13日現在、同地区だけで22路線で通行止めになっている。
 災害ごみはリサイクル推進課の担当。7月11日から28日まで三丘徳修公園、高水近隣公園で搬入を受け付け、現在は三丘徳修公園に集められているが、今後、分別して埋め立てやリサイクルなど適切に処理しなければならず、同公園のグラウンドにはふとんや家具などの木材、ごみの大きな袋が大量に並んでいる。

【きょうの紙面】
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⑵徳山下松港コンテナ扱い量大幅増
⑶初のサンドイッチフェス好評
⑷虹ケ浜でサンドアートin 光

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