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人工筋肉で介護も楽々

徳山大学が講義に「マッスルスーツ」を導入

 周南市の徳山大学(岡野啓介学長)は重い物を運ぶ時などの作業の負担を軽減できる装着型ロボット「マッスルスーツ」を導入した。7月26日にはこの活用法を学ぶ講義を開き、主に1年生の14人が介護の動作を通して効果を実感した。

マッスルスーツを装着して介助を体験する学生

マッスルスーツを装着して介助を体験する学生

 マッスルスーツは東京理科大学の小林宏教授が開発した、空気で作動する人工筋肉によって人や物を持ち上げるなどの作業の際、体への負担を減らせるもの。モーターやバッテリーを使わず入浴介助など水場でも使えることや、種類によっては約10秒で装着できる手軽さも特長。
 2014年から販売され、これまで全国に3,300台を出荷し、福祉施設を中心に農業、製造業などでも使われている。販売価格は最新版で約90万円。
 徳山大学では文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」の補助を活用して今年、マッスルスーツ1台を購入し、14台をレンタルしている。県内の大学での導入は初めてで、今後、福祉情報学部の講義で使っていくほか、周辺の福祉施設に紹介するなどして実証研究を進めていく。
 講義に活用するのはこの日が初めてで、学生たちは東京理科大学発のベンチャー企業で、マッスルスーツを製造、販売しているイノフィス(本社・東京)の社員からスーツの仕組みの説明を受けたあと、実際に装着して高齢者の抱き起こしを想定した介助に取り組んで効果を確かめた。
 福祉情報学部1年の川合涼太さん(19)は「何も付けない状態と比べてすごく軽く感じた。こういうものが介護の現場にあるといいと思う」と話していた。

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