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新本館が完成

東ソー南陽事業所の機能強化へ
新研究棟建設の調印式も

 周南市開成町の東ソー南陽事業所(田代克志事業所長)に新しい本館が完成し、7日、開所式が開かれた。同事業所の運営機能強化計画の一環で、この日は同計画の一つとして新たに建設する研究棟に関する県、市との調印式もあった。

完成した新本館

完成した新本館

PR機能が強化された1階エントランス

PR機能が強化された1階エントランス

調印式の左から山本社長、村岡知事、木村市長

調印式の左から山本社長、村岡知事、木村市長

 新本館は築50年以上の旧本館の老朽化、耐震対策へ昨年6月から旧本館前グラウンドに建設を進めてきた。鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は5520.96平方メートル。
 建設材料にウレタン、セメント、塩ビなど同社グループの製品を多く使い、施工はグループ会社の洋林建設・三和建設特定建設工事共同企業体(JV)と誠和工機。総工費は同時に整備した設備管理棟、防災センターなどと合わせて約40億円。
 PR機能を充実させ、1階では入り口の大型モニターで事業所紹介などの映像を流し、ホール中央には成長する同事業所を表す木の形の光るモニュメント「TOSOH TREE」も置き、同社のポリエチレンやジルコニアなどの製品を展示するコーナーもある。
 このほか300人が収容可能な大会議室、緊急時の迅速な体制づくりのための常設防災本部も設けている。
 開所式には村岡嗣政知事ら来賓や社員計40人が出席。山本寿宣社長、田代所長と知事、木村市長、守田宗治県議会副議長がテープカットして祝い、田代所長が新本館の特徴などを解説した。
 スペシャリティ製品の研究開発拠点となる新研究棟は、同事業所内の老朽化した4棟の研究所を集約して研究開発機能を拡充、効率化して技術的な相乗効果、安全強化を図り、ベンチテスト施設やクリーンルームの充実、最新設備の導入などもして新規用途開発や新規材料開発も促進するもの。新たに50人の雇用も見込んでいる。
 地上4階建てで、延べ床面積は約1万平方メートル。11月に着工し、付属棟、検査棟も合わせて整備して2020年3月に運用を開始する予定。投資額は約70億円。
 新研究棟の調印式では山本社長、知事、市長が協定書に署名した。建設にあたって資材調達などは地元企業の優先に配慮し、市や県は事業の進展を支援する。
 山本社長は「今後本格化する新研究棟建設計画なども含め、マザー工場である南陽事業所が当社のグローバル化の中心的な存在となっていくと思う。雇用の安定化、環境への配慮、安定運転も図ってコンビナートの発展の中核として頑張りたい」と話していた。

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