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目指せJ1! レノファに献身

[金曜記者レポート]
周南からチームを支えるボランティアたち

 県内全19市町をホームタウンとするプロサッカーチーム、レノファ山口FCは短期間でJFL、J3、J2と駆け上がるめざましい躍進を見せ、今季のJ2リーグでも7日現在で22チーム中10位と健闘している。この活躍を支えているのがサポーターや、さまざまなボランティアたちの存在。周南地域でも熱心に盛り上げを図っている人たちがいる。その活動を追った。(安達亮介)

ポスター張りに尽力
 レノファは1949年に創設された県教員団が前身で、2006年に発足。中国リーグを経て14年にアマチュア最高峰のJFLに入り、15年にプロのJ3、16年からはJ2に参戦。トップリーグのJ1昇格に向けて奮闘している。
 レノファを支える組織の一つに公式ボランティア「Team BONDS(チームボンズ)」があり、山口市の維新みらいふスタジアム、下関市の下関陸上競技場であるホームゲームで会場設営や客の案内、チケットもぎりなど運営に活躍している。
 周南市飯島町のスポーツカフェ&バー、シェークでは店舗内でレノファの試合映像を流してファンの交流の場とし、同店の川原正文さん(59)はレノファから提供されたポスターを店舗などに依頼して張る活動もしている。
 主に徳山商店街の各店舗に許可を得て掲示しており、1人で動くこともあるが、9月にはサポーターとレノファ営業担当者の計7、8人で協力して商店街を回って今シーズン後期のポスターの掲示を依頼した。これらの働きかけの結果、後期分だけで約80枚の掲示につながっている。
 川原さんは「レノファは山口県の誇り。周南ではまだ認知度が低いが、こういう活動を通して応援する人が増えてほしい」と話す。

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

試合を盛り上げる大旗

試合を盛り上げる大旗

「大旗部」で盛り上げ
 周南市の団体職員、吉田太さん(41)はサポーターズグループ「ヤマグチスタ」の中の11人の「大旗部」の一員。4.5メートル×3メートルの大旗を長さ最大5メートルの伸縮棒につけ、試合開始前後や点が入った時、勝利した際などに振って場を沸かせている。
 ファン歴6年目。J1のサンフレッチェ広島の試合を観戦して応援の楽しさに目覚め、どうせなら地元の山口県のチームを盛り上げたいと、当時は中国リーグに所属していたレノファに注目。JFLの時から大旗を担当してきた。
 「少しでも選手の後押しをしたい」という思いから昨シーズンは全42試合中、約35試合で旗を振った。対戦相手の拠点で開かれるアウェーのゲームでも見知らぬ土地を訪れることやご当地料理、相手チームのサポーターとの食事会など交流も楽しみにしている。
 チームがJ2まで昇格して人気も高まる中、大旗部の活動を見て興味を持つ人も増え、JFL時代は2、3枚だった大旗は現在14枚。基本的に振る人が約6万円で購入しているが、それを知った居酒屋などが昨年、今年と、計3本の大旗を寄贈してくれたことも「うれしかった」と喜ぶ。
 今後は20本くらいに増やし、ゴール裏を大旗で埋めることが目標だと話している。問い合わせはツイッターのヤマグチスタ大旗部 (@teamflag2018)へ。

【きょうの紙面】
(2)切山歌舞伎公演、半世紀ぶりの演目も
(4)周南市美展が開会
(4)書家の八木さん、故郷で初個展
(5)しゅうなんスポーツフェスタ盛況

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