ヘッドラインニュース

長州麦味噌ビール完成

新南陽商議所青年部、シマヤ、ソレーネ周南
100%県内産 みその香り絶妙

 周南市の新南陽商工会議所青年部(大嶋勇一郎会長)とシマヤ、道の駅「ソレーネ周南」、山口市の山口地ビールの協力で、県産の麦や大豆を使ったみそ風味の地ビール「長州麦味噌ビール Buthi Misôle(ブティ ミソーレ)」が完成した。20日に永源山公園で開かれた“ムーンフェスタしんなんよう”で先行販売され、21日からソレーネ周南でも販売が始まった。

周南パラボラ会で乾杯する右から原田部長、山本顧問、大嶋会長

周南パラボラ会で乾杯する右から原田部長、山本顧問、大嶋会長

完成した長州麦味噌ビール

完成した長州麦味噌ビール

 このビールは同青年部などが新南陽地区の土産品にもなる商品を開発しようと、5月から製造を山口地ビールに依頼して試作を繰り返して完成させた。
 県産の麦100%のビールに、同地区福川が発祥のシマヤが「嶋屋治兵衛長州みそ」の商品名で販売している山口産の麦と大豆で作った麦みそを加えている。みその香りがして、飲んだあとに旨みが残る、絶妙なバランスのビールに仕上げた。
 商品名は方言の「ぶち」を生かしながら「ソレーネ」と「みそ」の言葉を組み合わせた。ラベルもドローンを使って永源山公園からゆめ風車越しに撮影した新南陽地区の風景写真を使い、シマヤの創業当時のロゴもあしらっている。
 アルコール分は4%。330ミリリットル入りで、参考小売価格は648円。3,000本を製造し、ソレーネ周南のほか、酒販店でも扱ってもらい、継続して製造、販売していく。
 19日には東ソークラブで開かれた秋の周南パラボラ会でお披露目され、大嶋会長(38)が「多くの人の思いをつむぐことができた」と述べ、シマヤの原田大介みそ事業部長(43)が「旨みと香りが際立つビールです」と開発に込めた思いを話した。
 会では青年部で開発プロジェクトリーダーを務めた山本淳同会顧問(45)の発声で乾杯し、この日だけで200本が飲まれ、上々の評判だった。

【きょうの紙面】
(2)徳山大学でLGBTテーマに講演会
(2)男女共同参画ポスター最優秀に小串さん
(4)光市美展、大賞に書の山本さん
(5)大相撲周南場所前に立田川親方が来訪

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周南市長選

木村市長が出馬表明
3期目へ「新たなスタート」

 周南市長の木村健一郎氏(66)は18日、ホテル・サンルート徳山で記者会見を開き、来年5月の任期満了に伴う市長選挙に立候補を表明した。木村氏は現在2期目。公約は「これから煮詰めていきたい」としながらも3期目へ意欲を語った。

記者会見で出馬を表明する木村氏

記者会見で出馬を表明する木村氏

 木村氏は早稲田大学法学部卒業後に市内で司法書士・行政書士事務所を開業し、周南市長選は2007年に県議会議員を辞職して出馬したが敗れ、11年の選挙で初当選した。15年の選挙も含め、いずれも現在は市議会議員の島津幸男氏との一騎打ちだった。
 会見では今年2月にオープンしたにぎわい交流拠点の新徳山駅ビル、6月から業務を始めた新庁舎について「これまでまいてきた種が芽吹き、まちが大きく動き始めている。今、大切なのはこの動きを加速させること」としながら「ふるさと周南を守る、その思いを原動力に進めてきた取り組みを充実させ、新たなスタートを切るつもりで3期目に挑戦したい」と述べた。
 記者からの出馬をいつ決めたかという質問には「日々の積み重ねの中で徐々に思いが固まった」と説明した。“しゅうニャン市”を掲げて進めているシティープロモーション事業については「シティープロモーションは大切で、これからも続けるが、3期目もしゅうニャンでいくかどうかはこれから検証したい」と述べた。17日に自民党に推薦願を出し「幅広い支援をいただきながら戦っていきたい」と話した。
 同市長選は来年4月に予想される統一地方選挙の中である。出馬表明は木村氏が初めて。

【きょうの紙面】
(2)KYBのデータ改ざん耐震部材、周南市庁舎にも
(2)光市で犯罪のないまちづくり県民大会
(4)東陽小で見守り隊感謝集会
(5)福川小児童が盲導犬育成へ募金

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共助、自助の大切さも

周南市防災シンポジウムに500人

 周南市の防災シンポジウム「共に。アクション!」が13日、市文化会館大ホールで開かれ、500人が自分の命を守るためにはどうすればいいか、行政がすべき公助、地域の防災組織などによる共助、自らの自助で取り組むことを講演とパネルディスカッションで考えた。

パネルディスカッションの出席者

パネルディスカッションの出席者

 講演の講師は東日本大震災で子どもの犠牲者がほぼなく「釜石の奇跡」と呼ばれた避難行動に結びついた災害教育を指導した東京大学大学院情報学環特任教授の片田敏孝さん。「荒ぶる自然災害に地域・行政一体で向かい合う~災害犠牲者ゼロの周南市を目指して」の演題で、釜石市での取り組みなどを話した。
 防災教育ではただ逃げるというだけではなく、自然への畏怖を忘れず、予測される以上の自然災害に備え、家族それぞれがすぐに逃げられるよう災害時のことを話し合い、信頼しあっていることなどが必要だと訴えた。
 パネルディスカッションは三浦房紀山口大学副学長をコーディネーターに片田教授、田村勇一市自主防災組織ネットワーク会長、木村市長らが登壇。事前に市民から寄せられた質問に答える形で進められ「避難勧告が遅く、災害対策本部もできず、市役所はあてにならない、どうすればいいのか」という質問もあった。
 片田さんは災害は不確実で、できることを精一杯やる、みんなで地域の一大事に立ち向かうことが大切だと答えた。田村さんは地域でふだんから連携しておく共助の必要性を、住民が住民を救出した糸魚川大火や阪神淡路大震災の淡路島を事例に話した。
 別の質問に答えて木村市長は市が整備中で来年春に完成する防災情報取集伝達システムについても、市が地域防災組織などを通じて情報を収集、防災無線やFMラジオ放送など複数の方法で住民や地域防災組織に伝達することを説明した。

【きょうの紙面】
(1)一言進言「出生率最高の町に学べ~若者定住に全力を~」
(2)20、21日に全国高校ロボット競技大会
(3)山口大学で台湾テーマにシンポ
(4)櫛ケ浜水墨画教室が作品展
(5)山田家本屋で15周年記念展

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水素STのコスト減、安全性向上

高圧配管配管溶接の新技術
周南市の松田鉄工所が開発、全国展開へ

 周南市港町の機械加工業、松田鉄工所(松田充史社長、25人)は水素ステーションの低コスト化や安全性向上につながる高圧配管溶接技術を開発した。中四国地区で初めての高圧ガス保安協会による認定も受けており、今後、全国展開を図る計画で、需要の拡大が期待されている。
 水素ステーションに使われている配管は通常、ねじによって機械的に接続されているが、水素が漏れる危険性があることや、年1回の法定点検時に100~150カ所の継ぎ手を分解する必要があり、保守費用の負担が大きいことも課題だった。

溶接された配管を持つ松田社長

溶接された配管を持つ松田社長

 そこで同社は鋼材をもろくする水素に耐性を持つ、あるメーカーが開発したステンレス系の新規材料を使い、ねじではなく溶接で配管同士をつなぐ技術開発に昨年度から取り組んできた。
 この新規材料はJIS(日本工業規格)になく、さらに水素ステーションの配管に溶接をすることは認められていないため、使用には国の特別な認定が必要なことから、9月に高圧ガス保安協会の認定を受けた。
 従業員が全国でさまざまな溶接を学んだ末に確立した技術で、ねじ部品やねじでつなぐための加工が必要ないことに加え、鋼材の厚さも4割削減でき、材料費や運搬費の減少にもつながるという。
 県の昨年度の「水素サプライチェーン技術開発支援補助金」に採択された、県内企業5社が展開する「革新的再エネ利用水素ステーションパッケージ製品開発」事業の一つにもなっており、まずは代表申請者の山陽小野田市の長州産業が展開する再エネ由来水素ステーション「SHiPS」に近くこの配管が導入される予定。
 同事業では周南地域から下松市の日立プラントメカニクスが「水素冷却用膨張タービンシステムの開発」、周南市の㈱トクヤマが「アルカリ水電解式水素製造システムの開発」で参画している。
 国は2030年度までに900カ所の水素ステーション設置を目標に掲げている。今回の技術は設置の追い風になり、それに伴って燃料電池自動車の普及につながることも期待される。松田社長(40)は「水素産業の需要は待つより掘り起こさなければならず、そのスタートラインに立つことができた。新規建設のインセンティブ(動機付け)にしていきたい」と意欲を見せている。

【きょうの紙面】
⑵アイランドトレイル協力団体が下松市に34万8,669円
⑶ロコモティブ学ぶ講座に230人
⑷漢陽寺で酒井さんの「台湾万歳」上映
⑸下松市の普門寺で晋山式

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徳高の2分校募集停止へ

県教委・徳山北、鹿野分校・入学者減で

 県教委は9日開かれた県議会の文教警察委員会(星出拓也委員長、8人)で定員の半数に満たない状態が続く周南市須々万奥の徳山高徳山北分校(21人)と鹿野下の同鹿野分校(19人)や、光市の光高などの定時制課程の生徒の募集を停止することを明らかにした。停止時期は今後決める。
 これは県立高校再編整備計画の実施計画の素案に盛り込まれたもので、定時制課程の募集停止は光高を含む6校。近く県民に意見を聞くパブリックコメントを募集し、地元説明会も開く。
 両分校の定員は各30人だが、入学者は来年度から10年の試算で徳山北は8~11人、鹿野は6~9人で、分校の募集停止検討基準の「定員の半数」を下回っている。
 徳山北は1944年に都濃農林学校として開校し、48年に普通科と農業科の都濃高になった。鹿野は49年に都濃高鹿野校舎として開設。普通科だけで、生徒数の増加で76年に徳山北高、鹿野高に分離独立するまで1校2校舎の形態だった。

徳山北分校

徳山北分校

鹿野分校

鹿野分校

 徳山北高は最も多い時で約670人、鹿野高は約400人いたが、鹿野が2008年度に、徳山北が12年度に閉校し、徳山高の分校になった。
 現在、徳山北は1年生4人、2年生7人、3年生10人▽鹿野は1年生7人、2年生6人、3年生6人。地元中学校からの進学率は徳山北が4.3%、鹿野が13.6%。
 委員会では地元の上岡康彦議員(公明)が「一度に両校の募集停止をせず、統合など段階的にできないのか」と問い、浅原司教育長は「さまざまなデータで素案を出した。きめ細かな教育は他の学校に引き継ぐ」と答えた。
 委員会の翌日の10日には徳山北で藤山浩一郎副校長が、鹿野で須藤恒史校長が生徒に経過を説明した。
 地元でも不安の声が漏れる。卒業生約6千人の徳山北高同窓会の田村勇一会長は「やむを得ない事情もわかるが、中心部の高校の定員を削ってでも分校に回し、維持存続はできないものか。地方創生に逆行し、中山間部の振興にマイナスになることが心配だ」と話す。鹿野分校の男子生徒も「少人数の楽しさもある。後輩がいなくなるのは寂しい」と残念がっている。
 定時制課程の生徒募集停止は光のほか防府商工、山口、宇部工、小野田、厚狭が対象。山口市小郡のJR新山口駅近くに22年度までに新設する午前、午後、夜間の3部制の定時制高校に統合する計画だ。

【きょうの紙面】
⑵中央地区公民館の愛称「市民センターとくやま」に
⑶JR山陽本線「下松―柳井」間再開
⑶TK WORKSフェスタに2,000人
⑷ボーイスカウト光第2団40周年記念式典

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「鮮度と品ぞろえ充実」

ゆめタウン下松オープン初日は3万人

 広島市に本社を置き大型商業施設を展開するイズミ(山西泰明社長)が下松市のザ・モール周南を引き継いだ「ゆめタウン下松」(浅木典夫支配人)が13日、オープンした。開店前から約1,500人が行列を作る盛況で、この日は約3万人が訪れた。

ごった返す青果売り場

ごった返す青果売り場

 今回オープンしたのは1階から3階までの西友の直営部門だったところ。1階は食品売り場、2階が衣料品売り場、3階が住まい・暮らしの品売り場にリニューアルされた。
 行列の一番乗りは光市宮ノ下町の会社員、松本謙二さん(39)。開店2時間前の午前7時から並んで「モール時代から下松に来れば必ず寄っていた。ゆめタウンになってどんな品ぞろえになっているか楽しみ」と笑顔を見せた。松本さんら先着3人にはイズミから記念品が贈られた。

テープカットする山西社長(左)ら

テープカットする山西社長(左)ら

行列客の前での太鼓演奏

行列客の前での太鼓演奏

 オープンを前に田布施町の和太鼓集団、山城組「空」の演奏があり、山西社長、国井市長や弘中伸寛下松商工会議所会頭、浅木支配人、ゆめタウン下松テナント会の浜部正行会長、下松商業開発の金織平浩社長がテープカットした。
 開店するや店内は大混雑で、鮮魚や青果売り場は特に人気を呼んでいた。浅木支配人は「日用品を品切れなくご提供し、食品の鮮度と品ぞろえも充実させてご期待に応えたい」と話していた。
 この日と14日は中央広場で「くだまつゆめマルシェ」が開かれ、キッチンカー8台が並んで多彩な軽食や飲み物を販売。野外ステージでは市内で活動するロス・コイジスのフォルクローレ演奏や平生町の蔵田亜由美さんのアルプホルンの演奏で楽しませた。

【きょうの紙面】
⑵八代で児童がデコイ設置
⑶日立が技能実習生問題で会見
⑷周南婦人バレーリーグ閉幕
⑸内山さん(末武中)フェンシング世界大会へ

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目指せJ1! レノファに献身

[金曜記者レポート]
周南からチームを支えるボランティアたち

 県内全19市町をホームタウンとするプロサッカーチーム、レノファ山口FCは短期間でJFL、J3、J2と駆け上がるめざましい躍進を見せ、今季のJ2リーグでも7日現在で22チーム中10位と健闘している。この活躍を支えているのがサポーターや、さまざまなボランティアたちの存在。周南地域でも熱心に盛り上げを図っている人たちがいる。その活動を追った。(安達亮介)

ポスター張りに尽力
 レノファは1949年に創設された県教員団が前身で、2006年に発足。中国リーグを経て14年にアマチュア最高峰のJFLに入り、15年にプロのJ3、16年からはJ2に参戦。トップリーグのJ1昇格に向けて奮闘している。
 レノファを支える組織の一つに公式ボランティア「Team BONDS(チームボンズ)」があり、山口市の維新みらいふスタジアム、下関市の下関陸上競技場であるホームゲームで会場設営や客の案内、チケットもぎりなど運営に活躍している。
 周南市飯島町のスポーツカフェ&バー、シェークでは店舗内でレノファの試合映像を流してファンの交流の場とし、同店の川原正文さん(59)はレノファから提供されたポスターを店舗などに依頼して張る活動もしている。
 主に徳山商店街の各店舗に許可を得て掲示しており、1人で動くこともあるが、9月にはサポーターとレノファ営業担当者の計7、8人で協力して商店街を回って今シーズン後期のポスターの掲示を依頼した。これらの働きかけの結果、後期分だけで約80枚の掲示につながっている。
 川原さんは「レノファは山口県の誇り。周南ではまだ認知度が低いが、こういう活動を通して応援する人が増えてほしい」と話す。

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

試合を盛り上げる大旗

試合を盛り上げる大旗

「大旗部」で盛り上げ
 周南市の団体職員、吉田太さん(41)はサポーターズグループ「ヤマグチスタ」の中の11人の「大旗部」の一員。4.5メートル×3メートルの大旗を長さ最大5メートルの伸縮棒につけ、試合開始前後や点が入った時、勝利した際などに振って場を沸かせている。
 ファン歴6年目。J1のサンフレッチェ広島の試合を観戦して応援の楽しさに目覚め、どうせなら地元の山口県のチームを盛り上げたいと、当時は中国リーグに所属していたレノファに注目。JFLの時から大旗を担当してきた。
 「少しでも選手の後押しをしたい」という思いから昨シーズンは全42試合中、約35試合で旗を振った。対戦相手の拠点で開かれるアウェーのゲームでも見知らぬ土地を訪れることやご当地料理、相手チームのサポーターとの食事会など交流も楽しみにしている。
 チームがJ2まで昇格して人気も高まる中、大旗部の活動を見て興味を持つ人も増え、JFL時代は2、3枚だった大旗は現在14枚。基本的に振る人が約6万円で購入しているが、それを知った居酒屋などが昨年、今年と、計3本の大旗を寄贈してくれたことも「うれしかった」と喜ぶ。
 今後は20本くらいに増やし、ゴール裏を大旗で埋めることが目標だと話している。問い合わせはツイッターのヤマグチスタ大旗部 (@teamflag2018)へ。

【きょうの紙面】
(2)切山歌舞伎公演、半世紀ぶりの演目も
(4)周南市美展が開会
(4)書家の八木さん、故郷で初個展
(5)しゅうなんスポーツフェスタ盛況

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子どもたちに船の魅力を

内航船員対策協が周南市に絵本寄贈

 高齢化が進み人手不足が問題になっている内航海運の船員確保につなげようと、中国地区内航船員対策協議会は5日、周南市に絵本「かもつせんのいちにち」135冊を寄贈した。市立の14保育園、7幼稚園、27小学校、6図書館に届けられる。

贈られた絵本

贈られた絵本

左から木村市長、中馬教育長、重枝理事長

左から木村市長、中馬教育長、重枝理事長

 子どものうちから内航海運に興味を持ってもらうのが目的で、同会が県内の自治体へ絵本を寄贈するのは初めて。この日以降、年内に県中東部の全小学校に贈る予定で、合計約700冊。周南市では県内航海運組合(重枝浩二理事長、50社)が同市にあることから保育園なども加えた。
 絵本は福音館書店の「かがくのとも」シリーズの一つで、谷川夏樹作。3月に発売された。日本沿岸を航海する貨物船の1日を通して内航海運が便利な暮らしを支えていることを伝えている。縦24.5センチ、横22.5センチの28ページ。
 5日には市役所を重枝理事長(57)、中国運輸局山口運輸支局の毛利光(もりみつ)伸次次長(56)が訪れ、木村市長、中馬好行市教育長に目録を手渡した。
 重枝理事長は「船舶を直接見る機会は少なく、絵本を通して内航業界、内航船のことを伝えたい」と話していた。

【きょうの紙面】
⑶JA周南の直売所3店が「販売協力直売店」
⑷向道湖芸術村アート祭で巨大壁画
⑸三丘の高台に巨大な椅子の物見やぐら
⑸八代で131人がナベヅルのねぐら整備

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運転再開は13日の見込み

JR西日本 山陽本線 光―下松駅間の斜面崩壊

 JR西日本広島支社は5日、周南市の徳山地域鉄道部で記者会見して光市浅江の山陽本線の線路そばの斜面崩壊で9月29日から運転を見合わせている柳井―下松駅間について、最短で10月15日の運転再開を見込んでいると発表した。その後、この予定を早めて13日の始発列車から運転を再開することを9日に示した。

復旧工事の状況を説明する西井副支社長

復旧工事の状況を説明する西井副支社長

土砂崩れが起きた現場=9月30日

土砂崩れが起きた現場=9月30日

 現場は光―下松駅間の国道188号沿い。7月6日に西日本豪雨で約3,400立方メートルの土砂が崩れて線路に流入、列車が不通となり、9月9日に再開していたが、台風24号の接近に伴う大雨で同29日に再び斜面が倒壊した。
 5日の会見では広島支社復旧プロジェクトチームリーダーの西井学副支社長(52)が「再発で不便をおかけし、おわび申し上げる。最短での再開を目指す」と述べて復旧の状況を説明。
 再度土砂崩れが起きた要因として、斜面の切り株にあると説明。重機で整地した際、しっかり根を張っていたことから放置していたが、作業途中で上半分だけ設置していたブルーシートの影響もあってか、土砂とともに根こそぎ落ち、防護柵が倒れたという。
 復旧に向けては29日に崩れた約140立方メートルを含む約200立方メートルの土砂を撤去し、風化防止の薬剤を散布した斜面約900平方メートルにブルーシートを設置。また倒れた防護柵の代わりに1トンの大型土のうを3段に積み上げて高さ3メートル、奥行き2メートル、長さ10メートルほどに設置する計画。
 運転再開後は最初の復旧時と同じく斜面の向かい側に監視員を置き、異常があれば監視員の停止装置で列車を止められるようにするとしている。

【きょうの紙面】
(2)来春閉館の大和CSで感謝イベント
(3)企業主導型のTOMONi保育園開園
(4)S.I.徳山の林真理子講演に1,200人
(5)村田さん(95)に日本スポーツグランプリ

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総菜はイズミ初の対面式

ゆめタウン下松・13日オープン
2月に県東部最大級500席のフードコート

 広島市に本社を置き、大型商業施設などを展開するイズミ(山西泰明社長)が下松市のザ・モール周南を西友から買いとって改装を進めていた「ゆめタウン下松」(浅木典夫支配人)の完工式が5日、店内で開かれ、関係者約50人が祝った。13日午前9時にグランドオープンする。同社の県内出店は2016年の周南市のゆめタウン徳山に続いて13店舗目。

記者会見に臨む山西社長(左から2人目)

記者会見に臨む山西社長(左から2人目)

イズミ初の対面式売り場

イズミ初の対面式売り場

フードコートの完成予想図=イズミ提供

フードコートの完成予想図=イズミ提供

専門店は84店舗
 完工式に先立って開かれた記者会見では山西社長らが店舗の概要を説明。1階の西友周南店だった部分は食品売り場にし、2階が衣料品売り場、3階が住まい・暮らしの品売り場になる。
 食品売り場は長門市仙崎漁港直送の朝競り生魚や、5等級の国産黒毛和牛肉やイベリコ豚肉、季節の果物など高鮮度な商品を提供。総菜コーナーは同社初の対面式で、注文を受けて作るできたてのたこ焼きやピザなどを提供する。
 専門店は13日現在で69店舗。今後も増えて84店舗になる見通しという。うち時計のタイムタイム▽生活雑貨のアロマブルーム▽お直しの「ママのリフォーム」▽和食レストランの庄屋▽メガネ・コンタクト・補聴器のメガネスーパー▽リフォームの「職人たちの修理屋」の6店舗が新規オープン。
 レディースのマーブルインクとグレース和光▽アウトドアスポーツのパワーズ▽カジュアルアウトレットのショット▽雑貨のフラコンの5店舗は改装した。
 シューズショップイノウエ▽レディースのアヴェニュー、ハニーズ、Hug Hug&マルコクロージング、MKミッシェルクラン▽100円ショップのキャン★ドゥ▽明林堂書店▽JTBなど12店舗は移転改装する。
 レストラン街「食遊館」の1階は県東部最大級の500席のフードコート「瀬戸風フードテラス」にし、来年2月上旬オープン。新規6店舗、改装3店舗計9店舗が並ぶ。
 オープンを記念して13、14日は中央広場で「ゆめマルシェ」を開き、キッチンカー8台と7店舗が出店する。

商圏は「岩国―宇部」
 完工式には国井市長、中村隆征市議会議長、森繁哲也県議、弘中伸寛下松商工会議所会頭、藤井律子県ハンドボール協会長らも出席。
 山西社長は「西友が25年間築かれたものを受け止め、下松のまちづくりに貢献したい。今後も改修を続け、3年ぐらいをかけて完成形を目指す」とあいさつした。
 浅木支配人も「東は岩国、西は宇部までを商圏ととらえ、月に1度は来たくなる店舗を目指していく」と決意を述べた。式に先立って市と地域活性化包連携を締結した。
 改装に伴う総事業費は約26億円で、清水建設が施工した。従業員数は約630人、うちイズミは約230人。
 営業時間は午前9時半~午後8時▽レストラン街は午前11時~午後10時。年中無休。電話は0833-45-3033。

【きょうの紙面】
(3)お店拝見はワンステップ
(4)周南市美展、大賞は藤井さん
(4)大相撲周南場所に小学生ら605人招待
(5)下松出身、林さん「週間少年ジャンプ」で連載スタート

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