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“ちょい乗り100円バス”本格運行へ

周南市議会臨時会で補正予算案が可決

 周南市が2月3日から9月30日まで実証運行した市街地循環線「ちょい乗り100円バス」が本格運行することになった。2日の市議会臨時会で来年3月末までの事業費956万円を計上する補正予算案が提案、可決された。12月中旬ごろの運行開始を目指している。

ちょい乗り100円バス=3月1日撮影

ちょい乗り100円バス=3月1日撮影

 このバスは徳山駅前から徳山動物園までを循環するもので、まちなかの回遊性向上やにぎわい促進を図るのが目的。市美術博物館近くにバス利用者用駐車場も設置し、防長交通に委託して、6月までは午前9時~午後5時、7月からは午後1~9時の間に走らせていた。
 実証期間中の利用者数は延べ54,408人。土、日曜、祝日のイベント開催時は利用が多く、動物園が休みの火曜は少なかったという。
 提案説明で木村市長は来訪者、まちなか事業者への聞き取りなどのデータを分析、検証した結果、駅周辺と動物園周辺の各エリアをまたいだ移動が増加し、このバスの運行が回遊性向上につながることや、公共交通の利用促進などの効果も期待できると述べた。
 実証運行では大人が100円で1日何回でも乗車できるようにしていたが、本格運行では1乗車100円に変更。時間は午前9時~午後6時で、利用が少なかった夜間運行はやめるが、中心市街地でまちづくりイベントをする場合などは延長も考慮するとした。
 また15分間隔で運行していた実証では交通渋滞で遅れも出たため、本格運行は20分間隔にし、1日の便数を実証時の32から5便減らして27に変更する。
 このほかバスの利用促進へ周南冬のツリーまつりの来訪者や、年末年始の帰省者が利用できるように臨時会で提案したと説明した。
 魚永智行議員(共産)は「どのような試算をしているか。市税を毎年投入するのか」とただし、岡村洋道都市整備部長は運行経費が1,114万2,560円、運賃収入見込みが221万4,800円で差額の892万8,000円を運行委託料に計上していると説明。
 さらに「1年間では概算で運行経費が約3,800万円、運賃収入は約1,080万円、差し引いた運行委託料は約2,700万円を予定しているが、収入がなるべく上がるように取り組みたい」と述べて理解を求めた。

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