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職員に市長の指導、指示なく

周南市[官製談合事件]
職員逮捕後も同様の入札続行

 周南市の木村市長は3日に市役所で開いた定例記者会見で、11月19日に都市整備部次長兼区画整理課長が官製談合の疑いで逮捕されてから2週間が経過したが、職員に対しては副市長から「綱紀の粛正について」の通達を出しただけで、市長からは特に指示、指導はしていないことがわかった。

記者会見する木村市長

記者会見する木村市長

 逮捕された職員は技監兼検査監だった昨年12月の徳山動物園のリニューアル工事の入札の前に設計金額を業者に伝えた疑いで、伝えられた建設会社社長とともに周南署に逮捕された。
 副市長の通達は21日付けで「常に公務員としての自覚を持ち、地方公務員法をはじめとする法令を厳に順守し、かつ倫理の高揚に努め、市政及び職員に対する市民の信頼を損なわないよう、自らを律し行動すること」「職務上の利害関係者との接触に当たっても、市民から疑惑や不信を招くおそれのないよう十分留意すること」などを求めている。
 入札を担当する契約監理課にも特段の指示はしておらず、職員の逮捕後も通常と同様に入札を執行。建設工事などの入札では、11月21日の指名競争入札の市道折羽・中開作線舗装工事は6社のうち4社が辞退、残る2社が同額でくじ引きで落札業者が決まった。
 条件付き一般競争入札の市道富田川東岸線舗装改修工事は8社が参加したが、全社が低価格による落札を防ぐための調査基準価格と落札できない判断基準額の間で同額。くじ引き、低価格調査の結果、落札業者が決まった。
 28日は指名競争入札2件のうち大潮管蔵地区農地整備工事は7社が辞退、入札参加業者が1社になったため入札ができなかった。もう1件の大島地区旧職員住宅解体工事も12社のうち10社が辞退し、2社で入札があった。辞退が多いが、これは通常のことという。
 条件付き一般競争入札の室尾かんがい排水機場整備補修工事はすべての応札額が予定価格を超えたため、保留となっている。

【きょうの紙面】
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(3)2、3月に周南、下松で辻コン
(4)八代でツル慰霊祭
(5)桜木スポ少親ぼく野球大会に33チーム

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