一言進言

周南市の人口が3人増!

~外国人の流入続く~

コンビニエンスストアや居酒屋で働く人の主役は、外国人になりつつある。ベトナム人やネパール人、もちろん中国人も多い。専門学校の学生たちが主流のようだ。そんな中、外国人労働者受け入れが国会で論議された。また下松市では、日立製作所で働く技能実習生の実習計画が国に認められず、大量解雇に至った。周南でも外国か ら来た人たちと接する機会が急速に増えた。単純労働でも良しとする法案が通ると、一気に外国人が増えそうだ。
10月末の周南市の人口は最近では珍しく3人増加した。月平均90人近くが減少していた。増加の原因を聞いたら、やはり外国人の転入が増えたからだそうだ。日本人は減少の一途だ。市内に住む外国人は1,633人になったそうだ。一方、下松市は100人減った。そのうち44人は外国人だった。日立製作所の実習生が大きな要因だった。光市も確実に外国人が増えている。
来年4月以降は、想像するに相当な数の外国人が増えそうだ。コンビナート企業群を擁する周南地区は下請け、孫請けなどが多く、人手不足は深刻だ。当然、外国人労働者に頼る企業は増加するだろう。問題は受け入れる自治体の対応だ。果たして、地域の中にすんなり溶け込めるのか。
周南市に聞いたら、ごみの分別収集の案内は英語と中国語を用意している。下松市は英語版を、光市は日本語のみだ。大企業だと宿舎を含め、担当者も置けるが、中小、零細企業がどこまでできるか、生活指導まできめ細かく面倒が見れるだろうか。世界各国からやって来れば、医療機関も大変だ。片言の日本語しか話せない患者にどう対応するのか。ベトナムやネパールの言葉を話せる通訳がおいそれと見つかるとは思えない。
国が拙速に進める外国人労働者受け入れ法案に、不安を覚える地方自治体はないのか。各市議会でも問題にならないのも不安だ。家族でやってくるとなると、学校教育も対応が迫られる。
それにしても少子化対策を置き去りにしての外国人労働者受け入れ増に、この国の将来に不安を感じる人は多いはずだ。出生率をせめて2.0以上にするための法案を考える官僚や国会議員はいないものか。地方から声を上げよう。(中島 進)