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内容は部外秘

[官製談合事件]
職員逮捕で倫理研修
対象は周南市の全職員

 官製談合の疑いで昨年11月に幹部職員が逮捕、起訴された周南市で22日、法令順守などをテーマにした「公務員倫理・コンプライアンス研修」が始まった。会場は市文化会館大ホール。午前、午後を合わせて800人が参加したが、詳細な内容は「部外秘」で、講師が誰かも明らかにされなかった。
 この研修の対象は非常勤を含めた約1,500人の全職員。この日午前中に450人、午後は350人が受講した。24日にも同様の研修会を開き、残りの700人が参加する。全職員参加の研修会は同市で初めて。

あいさつする木村市長

あいさつする木村市長

参加した職員

参加した職員

 最初に木村市長があいさつして「この研修をきっかけに公務員に重要な倫理観とは、コンプライアンスとは、市役所で働くとはどういうことか、考えて実践してほしい」と述べ、信頼回復に取り組もうと呼び掛けた。
 小林智之行政管理部長は同市の服務規定、利害関係者からの贈与、接待など禁止行為、違法行為を見つけたときのための公益通報制度などコンプライアンス体制を説明した。
 そのあと約2時間、職員研修を請け負う㈱インソースから派遣された講師が公務員による不祥事の現状、コンプライアンス違反の影響、起きる原因、不祥事を起こさないための行動指針などを話したとしているが非公開だった。
 この業者選定は3社から見積もりを取り、最も低額だった同社が選ばれた。講師は「豊富な実績に基づきリスクマネジメントやコンプライアンスなどの研修講師として活躍している」としているが氏名は明かされず、契約額も公開されていない。
 11月に逮捕、起訴されたのは市都市整備部次長兼区画整理課長だった職員で、技監兼検査監だった2017年当時、徳山動物園のリニューアル工事で落札した建設会社の社長に設計金額を漏らした疑いで社長と同時に逮捕され、市役所も家宅捜査を受けた。12月にも、周南緑地の整備工事で同様にこの社長に設計金額を漏らした疑いで再逮捕、起訴された。

【きょうの紙面】
(2)30日、周南市で水素イノベーション講演会
(3)末武地区で認知症見守り声かけ訓練
(4)光市駅伝、下松駅伝で力走
(5)光市のひったくり現行犯逮捕に感謝状

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