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突如!藤井県議出馬!

周南市長選に大波乱

 アッと驚く大波乱になったのは周南市長選。現職県議の藤井律子氏(65)が立候補を決意、近く記者発表する模様になった。無風と思われていただけに、関係者の衝撃は大きい。

「夢が持てる市政を」 近く記者会見

藤井氏

藤井氏

 藤井県議は故藤井真県議の妻で、2003年に真氏の後継者として出馬し初当選。現在4期目。この間、自民党県連総務会長、県監査委員などを歴任、15年からは同党県連副会長をしている。
 昨年秋ごろから有力後援者などが市長選に出馬をと要請していた。かたくなに断り続けていたが、市政の沈滞は許されないと、現職県議の座を投げ捨てての出馬を決意したようだ。
 立候補の詳細は近く記者会見を開いて発表するとしているが、「将来に夢を持てる周南市にしなくては」と話している。
 県議用パンフレットも作成済みで、後援会のメンバーも驚いているが、後援会関係者は「今のままでは周南市の方向がはっきりしない。藤井県議には市民に分かりやすい、希望が持てる市政運営を願っている」とようやくの出馬決意に喜んでいる。
 木村陣営の反応は複雑で、「困ったな」と頭を抱える後援者も続出する気配。島津幸男元市長(73)の動きもまだ未確定で、木村陣営にはもともと反島津で結集した人が多いだけに、どう動くか未知数だ。
 市議の1人は「物事を前に進める意味では木村市長よりましかもしれない。しゅうニャン市キャンペーンの不評が大きく響いている。市民の不満は大きい」と語っていて、立候補を歓迎する声は早くも広がりつつある。

県議選無投票回避か?

 藤井氏の県議続投断念に伴い、県議選予定立候補者が一人欠員になることから、新たな候補者が名乗りを上げる可能性も高い。若手市議の中から数人の名前があがっており、今後1カ月の間に動きが出てくる模様。複数以上だと県議選も投票に持ち込まれる事態に。

《解説》
 突然の藤井県議の市長選出馬決定は、巷(ちまた)では早くも話題沸騰だ。自身が新人の掘り起こしに奔走していただけに、「責任を取った」との声も聞かれる。木村市政が県議たちと接触することなく市政運営をしていたことも、木村市長への不信感を増幅させたと思われる。特に「しゅうニャン市キャンペーン」は後援者からの不満が多く、「頼むからやめさせてくれ」と懇願されていたようだ。
 「共に」など抽象的な言葉しか発しない木村市政への不満も高まっていた。市民が要望した箱モノは日の目を見ず、役所主導の大型箱モノだらけに不安を感じた市民も多い。とりわけ木村市政は親しい人たちの話に耳を傾けることが少ないと話す人がいるのも気がかりだ。
 県議選の無投票が有力視されていた中で、藤井県議が現職市長に挑む苦難の道を選択したことに、一般市民からどんな反応が示されるのか、どんな希望を市民に示すことができるか、一気に注目される選挙になりそうだ。(中島 進)

【きょうの紙面】
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(4)8年前の自分に再開!島田小でタイムカプセル
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