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10年がかり、60億円

古川跨線橋掛け替え

 周南市の山陽本線をまたいで県道下松新南陽線(旧国道2号)と県道徳山新南陽線(産業道路)を結ぶ古川跨線橋の架け替え工事の概要が明らかになった。2019年度から着工、10年がかりの工事になり、事業費は60億円を見込んでいる。

古川大橋

古川大橋


説明を聴く委員

説明を聴く委員


 この跨線橋は新南陽駅の構内にあるが、市道で現在の跨線橋は1964年に建設されて老朽化しており、架け替えるためJRなどと協議していた。
 市建設部の中村一幸部長や道路課職員が21日に開かれた環境建設委員会(長嶺敏昭委員長)で事業の概要を説明した。17日に富田東地区の自治会長を対象に説明会を開いたことも報告した。
 現在の橋の長さは177メートルだが、新しい橋は132メートルになる。三角形を組み合わせた橋げたのトラス橋で橋脚の数も減らす。北側から中央部までは自転車歩行者専用道路も車道と並行するように設置する。住民から要望があったエレベーターは、用地が確保できないため設置しない。
 工事期間のうち5年間は現在の橋の撤去、後半の5年間が新しい橋の建設にあてられる。鉄道施設の移転や橋の設置もJR西日本、JR貨物が施工するため、60億円のうち35億円はJRに支払い、25億円は市が発注する。財源は事業費の55%が国からの補助金で、残り45%の9割は起債でまかなう。
 議員からは10年間、跨線橋を利用できないことから、その間の通勤時の渋滞対策や通学の安全対策、工事期間が短縮できないかなどの質問があった。
 これに対し、期間は10年が現在考えうる最短で、渋滞対策では周辺企業の通勤経路として周南大橋を使用することや、富田東小などへの通学は富田川沿いか、新南陽駅近くの王司地下道を使用すると説明した。
 近く近隣住民向けの説明会を開く予定で、議員から周辺だけでなく広範囲の住民に文書で事業の概要を知らせてほしいなどの提案もあった。

【きょうの紙面】
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(3)県倫理法人会が20周年で講演会
(4)節分の和菓子、節分の行事
(5)郡市で周南市2位、一般の武田薬品5位入賞

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