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久米で野犬被害相次ぐ

昨年5月~今年1月
3人がかまれけが

 周南市久米政所地区で昨年5月~今年1月、住民が野犬にかまれてけがをする事故が3件起きたことが分かった。県周南環境保健所はおりを仕掛けて捕獲を試みているが、危害を加えた犬はつかまっていない。現場から半径600メートル以内に小学校と幼稚園があり、保健所は注意を呼びかけている。

住民に注意を促す看板と大型捕獲おり

住民に注意を促す看板と大型捕獲おり

 現場は3件とも沢田池の北側の路上。田園地に住宅が点在している。1件目は昨年5月17日午前7時20分ごろ、散歩していた70代女性に4頭の群れが近づき、1頭に右ふくらはぎをかまれて軽いけがをした。
 2件目は昨年11月6日午後7時過ぎ、40代男性が歩いて帰宅中、3頭が接近し、1頭に襲われて右ふくらはぎに軽傷を負った。3件目はことし1月23日午後4時過ぎ、歩行中の70代女性に3頭が忍び寄り、1頭に右足首をかまれてけがをした。
 「犯人」とみられる犬は茶系の毛をしているというが、同一犬なのかどうかは分かっていない。
 保健所は近くに大型と小型のおりを1基ずつ仕掛け、これまでに成犬3頭、子犬10頭を捕獲したが、毛色から当該犬ではないとみられる。
 現場から400メートル先に旭ケ丘幼稚園、600メートル先に久米小があり、保健所は現場に近づかないよう促している。
 現場付近では以前から「野犬が群れをなしてうろついている」と住民から不安の声が寄せられていた。近所の男性(77)は「近くに教育機関もあり、早くつかまえてほしい」と話す。
 周南保健所管内で2017年度に捕獲された野犬は1032頭で全県(1680頭)の6割を超す。保健所は捕獲活動を続けるほか、付近の道路に「野犬注意」と記した看板を立て、被害に遭わないよう呼びかけている。

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