一言進言

有名人を使って宣伝を!

~せっかくの周南市文化会館を使おう~

ネット社会と言われるが、まだまだテレビの力は大きい。以前、内富海苔さんから関西のテレビで、有名な芸能人が「これは美味しい」と語り、相当の注文が来た話を聞いた。周南市観光コンベンション協会発足して間もなく、やはり関西の番組で、同協会発売のすき焼き缶詰が美味しいと取り上げられ、注文が殺到したことがあった。有名人の一言がこれほど影響力を持つのには驚いた。
周南市文化会館は、全国屈指の多くのアーティストが訪れるコンサート会場だ。山口県の中では抜群だが、地方のホールとしても異例の多さだ。前からそのアーティストたちにプレゼント作戦をしようと提唱していた。地域の美味しいものをプレゼントしようというものだ。彼女、彼らが、テレビで語ってくれても良いし、ブログなどで書き込んでくれても良い。有名人の影響力を使おうという作戦だ。残念ながら、一度か二度は実践できたが、動く部隊がなかった。
特産品の売り込みは大変だ。自前で宣伝するのは大金が必要だ。全国の地方自治体が東京にアンテナショップを開設、必死でふるさと産品の宣伝を目指す。それはそれで大切だが、仕掛け方で大きな効果あることは意外に知られていない。昔、タモリさんが、全国のポン酢からどれが一番おいしいか、鑑評会のような番組をしていた。選んだのが、倉敷辺りの小さな醬油屋が作った塩ポン酢だった。当たりに当たり、注文しても中々手に入らないほどだった。いつの間にか、ここ周南ではスーパーたからが扱っていた。
先日、テレビでお笑いの出川哲朗などが徳山駅南口を訪れた番組を放映していた。どこか食べるところないかと聞くが、待機中のタクシー運転手は「無いよ」とそっけない。訪れた店は取材拒否。結局コンビニで買った弁当を持って徳山を離れた。南北自由通路を使って北口を教える人もいない。新幹線口だが、周辺の案内看板もない。南口を降りた人は北の様子もわからないままだ。せっかくのテレビ放映も、むしろ逆効果になった。
この間は福山観光コンベンション協会が当社を訪れた。同市は鞆の浦の鯛網が有名だが、2,500円の観覧チケットを読者プレゼントで使ってくれと持ってきた。次は宇部の宇部日報を訪れるという。なかなかのアイデアだと感心した。地方新聞社を使って宣伝してもらおうという企画だ。観光キャラバン隊のやり方も色々ある。さて周南市の「しゅうニャン市」キャラバン隊は成果があったそうだが、何をもってはかるのだろうか。(中島