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首都圏市場見据え

赤坂印刷 愛知の工場を買収

 周南市の赤坂印刷は愛知県安城市の印刷工場を買収した。首都圏市場を見据えた生産拠点の拡張で、4月1日に三河工場として稼働を始める。
 三河工場は敷地面積4350平方メートル、建物2900平方メートル。伝票や帳簿などの帳票印刷用の輪転機7機、加工機5機を備える。安城市の印刷会社から4億円で買い受け、1月に合意書を交わした。

赤坂印刷が買収した工場=愛知県安城市

赤坂印刷が買収した工場=愛知県安城市

 従業員は売却元から25人を受け入れた。顧客も帳票印刷部門を中心に受け継ぐ。赤坂太郎常務が統括責任者として指揮を執る。
 赤坂印刷は首都圏の官公庁や企業から帳票印刷を受注している。同社の売上高は年約30億円で、このうち首都圏関連が4割を占め、最大の取引先になっている。
 印刷物はこれまで周南市の徳山工場から首都圏まで陸送していた。距離は約93キロあり、運送業界の人手不足と名神高速道の一部区間での降雪で翌日配達が難しくなり、同社の売りにする「短納期」の経営戦略が万全とは言えなくなっていた。
 三河工場からは首都圏まで約340キロに縮まる上、雪の心配がなく、翌日配達が履行できる。新工場の買収で全体の供給力が上がり、生産力の問題からこれまで断っていた注文も受けられる。
 三河工場は帳票印刷で年4億円の売り上げを目指す。同社は年商を来期までに35億円にする経営計画があり、同工場の稼働で達成を見込む。将来的には東京支店を増強し、首都圏での取引を事業の柱に据える考えだ。
 赤坂徳靖社長は「工場買収を首都圏での事業拡大の足掛かりにしたい」と話している。

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