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石英レンズを中学理科教材に

東ソーSGMが下松市に寄付

 周南市の石英ガラス製造メーカー、東ソー・エスジーエム(手嶋寛社長)は4日、中学校の理科の教材で使ってほしいと石英ガラスで製作した凹と凸のレンズ3セットを下松市に贈った。市教委は市内3校に配って理科教育に使う。同社は近く周南市内の中学校15校にも贈る予定。

石英ガラスのレンズを説明する手嶋社長

石英ガラスのレンズを説明する手嶋社長

 同社は高純度の石英ガラスを制造する国内でも屈指の企業で、半導体、液晶パネル、光学製品など多彩な精密製品の素材を生産している。凹凸レンズは地元の中学生に科学に対する関心を高めてもらおうと、通常業務のかたわら従業員が研究を重ねて作った。
 寄贈したレンズは直径22センチ、厚さ最大2.3センチ、重さ約2キロ。レンズの純度が1億分の1と極めて高く、光の焦点を調べたり実験する理科の授業に役立つという。20セット作って同社の従業員が多く住む周南市と下松市に贈ることにした。
 レンズセットは手嶋社長(62)や吉村了治工場長(57)、高橋仁志総務部長(51)が市役所に持参した。手嶋社長は「子どもたちが少しでも科学に興味を持つきっかけになってほしい」と期待。受け取った国井市長は「ものづくりに子どもたちが一層関心を持ってもらえるように、中学校で有効に使わせていただきたい」とお礼を述べ、河村崇教育長と連名の感謝状を贈った。

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