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改ざんは可能!?

【金曜記者レポート】【周南・下松・光】課題多い文書管理 市役所の書類・点数も不明

 国会では連日、財務省の職員による文書改ざんや防衛省がないと言っていた“日報”が存在していた問題が取り上げられ、国民の行政に対する信頼が揺らいでいる。身近な行政機関である市役所の文書管理はどうなっているのか、保管、保存されている文書の改ざんは可能なのか。周南、下松、光市で聞いてみた。結果は何件の文書が保存されているのかも正確にはわからず、改ざんの防止策も4月から周南市が導入しただけにとどまっていた。(延安弘行)

 市が取得、作成した文書などは、周南市は市文書取扱規程と文書編集保存規程、下松市は市文書管理規程、光市は市文書取扱規程に基づいて管理している。
 文書とは、職員が職務上作成、または取得した文書、図面、写真。職員が組織的に持ち得るもので、光市と周南市はコンピューターのデータなど電磁的記録も含まれる。規程には文書の受領・配付、編集、製本、保管方法などが記され、電子決済を導入している周南市はその方法もある。
 ところが周南、下松、光市でも議会から提出を求められたり、情報公開請求があった場合に庁内で作成された決済などの文書を書き換えたり、一部を削除する改ざんや、書類を見つけることができない事態が発生しないとは言い切れない状態になっている。

新庁舎完成で本庁分は整理

 周南市の場合、文書編集保存規程で保存年限は1年、3年、5年、7年、10年、永年に区分され、各課で文書ファイルを作成、規程に基づいて保存年限を決め、年度ごとに保存期間が過ぎた書類は処分しているが、実際にどう処分されているか、調査はしていない。
 1年間は各課で保管し、その後は書庫などに保存されるが、合併前の文書もあり、文書管理を担当している行政管理課も点数も数えていないという。書庫は本庁舎だけでも数カ所あり、どこに何があるかは各担当課が把握している。
 同市では新庁舎の庁舎棟が5月末に完成するが、本庁の各課の文書だけはその年と前年の2年分を除いて庁舎棟内の書庫に移す計画。
 このため3年前からファイリングシステムを導入、これまでは厚みのある簿冊(バインダー)で保管していた書類をかさばらないファイルにする作業をしてきた。
 それでも新庁舎の書庫の容量は限られている。管理を担当する同課では書類を減らすため保存期間を短くするよう見直しも必要と話すが、時期は未定。
 改ざんについては、合併後に電子決済システムを導入しているが、今年4月以後に作成された文書からは上書きなどをすれば履歴が残る仕組みにした。しかし3月までの文書は職員が不正をしないことを前提に管理しており、もし、保管されている文書を職員が改ざん、差し替えたとしても調べる手立てはない。

すべて書類で管理

 下松市でも保管、保存している文書の数は把握できていない。法令に定めがない場合、市の基準で1年、3年、5年、10年、永年の保存期間が定められ、一定期間が過ぎた書類は庁舎裏の総務課が管理する倉庫に収納している。しかし管理は各課に任され、永年保存の書類でも、業務に必要として各課に置かれているものもある。

下松市の書類倉庫

下松市の書類倉庫

 また同市は規程に電磁的記録の扱いがなく、決済を含めてすべて書類で管理しており、パソコンによる書類の作成、Eメールなどデータによる書類のやり取りなどが増える中で課題となっている。総務課では「公文書は請求があれば開示できるよう準備しておきたい」と話し、研修でも呼びかけている。
 改ざんについては各課で保管している場合、その一部を取り替えることは職員であれば可能だが「倫理上ありえないこと。そんなことをしない前提で管理している」という。
 光市の保存期間は1年、5年、10年、永年。コンピューターに文書を登録する文書管理システムがあるが、電子決済などの制度はなく、例えばEメールで届いた書類もプリントアウトして書類として使用、保管、保存している。
 市役所の地下にある書庫や登録システムは総務課が管理しているが、それぞれの書類の管理は各課。各課に文書主任を配置し、毎年夏に前年度で保存期間を過ぎた書類を処分している。
 各課の管理であるため、ずさんな管理だったり、意図的に隠せば書類が見つからないこともあり得る。このため総務課では、情報公開に応えられるよう文書の取り扱いを各課に指導している。

効率化へ情報交換を

 取材前、各市からは「改ざんはできない」という答えが返ってくると期待していたが、改ざん防止の対策はほとんどなく、規程に沿って管理はしているが、実態は各課まかせで、どんな書類がどこにあるのかは担当課以外、詳細にはわからないのが実情だった。
 また保存年限さえ各市で違っていることも意外だった。文書管理は各市共通の課題。情報を交換して効率的で最近の情報通信技術にも対応できる保存、保管方法の確立が望まれる。

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【きょうの紙面】
⑶スミヨシが下松工場新設へ
⑶社長さんは中野譲ナカノ社長
⑶オープンは脱毛専用サロンのハンディア
⑷6月2、3日に周南「絆」映画祭

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市街地へ安価、安定的に供給

【周南市】
コンビナート送電設備が完工
㈱トクヤマの余剰電力利用

 周南市の㈱トクヤマ徳山製造所(安達秀樹所長)で発電される余剰電力を中心市街地の公共施設などに供給する市の「コンビナート電力送電設備整備事業」が完了した。災害にも強い安定的な電力を安価に受けられ、新庁舎などで使われることになる。16日には市から同社に感謝状が贈られた。

左から上重リーダー、奥野副所長、安達所長

左から上重リーダー、奥野副所長、安達所長

 同製造所には石炭火力自家発電所が5基あり、瞬時最大出力55万2千キロワットのうち余剰電力は7,000キロワット。発電所のうち1基がある東工場が中心市街地に近いことから連携が決まり、2016年2月に両者が共同声明を発表して同年10月から整備を始めて今年3月末に完成した。総事業費は5億1,750万円。
 送電設備は余剰電力のうち3,800キロワットを供給できるようにするもので、工事は同社が請け負い、東工場から市役所まで1.9キロを地下埋没で整備。中継する変電設備のキュービクルも徳山駅南口、北口に設けている。

送電設備整備ルート

送電設備整備ルート

 電柱の倒壊や架空線の断線などの恐れがなく、同社は24時間、365日稼働するために5基の発電所を連結させるなど何重もの停電防止策を取っている。
 この電力は現在、建築中の新庁舎の工事現場へ3月末から供給されているほか、今後は6月25日から業務が順次開始する新庁舎や、秋ごろから新徳山駅ビルと同ビル関連施設、市営徳山駅前駐車場、駅北口駅前広場にも供給される。
 電気代は中国電力に比べて約3割安く、今後8年間で整備費用など市の支出分が回収できるという。また安価な電力を強みに中心市街地への民間施設、企業などの誘致も目指す。
 この日は安達所長と奥野康副所長、上重克己電気計装グループリーダーが市役所を訪れ、木村市長は「電解コンビナートのまちにふさわしい象徴的な取り組みで、大変うれしい」と感謝した。感謝状を受け取った安達所長は「コンビナートを活用したまちづくりに少しでも貢献できたらいい」と話していた。

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【きょうの紙面】
⑶新社長さんは福原淳防長トラベル社長
⑶逸品は増田工作所の増田ゴマ
⑶お店拝見はカラオケスタジオひまわり
⑷「寄り道」は長岡外史公園

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産業観光ツアー計画決まる

新たにブルーベリー狩り、新徳山駅ビル見学

 周南3市の工場や史跡などを巡る「産業観光ツアー」を運営している周南地域商工会議所産業観光委員会(委員長・畑道規新南陽商工会議所副会頭)が16日、周南市宮の前の新南陽商議所の大会議室で開かれ、今年度は7月24日から10月26日にかけて計21コースで開くなど事業計画を決めた。

昨年のツアー(東ソーの塩山見学)

昨年のツアー(東ソーの塩山見学)


 このツアーは新南陽、徳山、下松、光商議所が2005年度から毎年続け、昨年度は夏休み親子教室と一般の計21コースに432人が参加した。そのうち約97%は周南地域から。応募総数は延べ1,278人だった。
 この日は各商議所とツアーを受け入れる企業などの約30人が出席。計画では受け入れ企業は26社、公共施設は17カ所で、コースは親子教室16、一般5。
 今年度は8月9日の親子教室体験コースの中で下松市来巻の21世紀フラワーファームでのブルーベリー摘み取り、ピザづくり▽8月21日の親子教室鉄道コースで2月にオープンした新徳山駅ビルの徳山駅前図書館の見学も新たに加わっている。
 このほかは酒蔵めぐりコース、昨年度追加されたサッカーのレノファ山口FCの観戦コースなどもある。
 募集は7、8月開催の親子教室は6月に、9、10月の一般コースは7月に受け付ける。

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【きょうの紙面】
⑵《経済》下松署のスピードダウン事業所に11社
⑶《経済》逸品は「大城磯もなか」
⑶《経済》オープンはカシェットヘアビューティー
⑸《社会》高瀬の旬をクイーン祭に3,000人

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ほかにないサービスを

不動産、投資、車【西京銀行】3分野で“同盟”戦略

 周南市の西京銀行(平岡英雄頭取)は12日、インターネット証券大手の楽天証券(本社・東京)などと連携した新しいアライアンス(同盟)戦略を発表した。既存のものと異なる、ほかにはないサービスを目指した資産運用、マイカーローン、不動産クラウドファンディングの三つに取り組む。
 同行は2018年3月期決算で預金残高は前年比約560億円増、貸出金残高は約340億円増を見込んでおり、特に力を入れている県内での貸出金シェアは17年3月期で21.4%と5年前の約2倍。アライアンス戦略はさらに商品、サービスの向上を図ろうと決めた。
 一つは楽天証券と連携した資産運用サービス。県内の各支店で開くセミナーの参加者を対象に、個別相談を経て同社の2,560本以上の投資信託銘柄から県民に合ったものを提供し、利用者の決めた方針に従ってプロが運用する。
 半年前から周南地区限定で約10回のセミナーを開いて延べ約300人が参加するなどニーズが確認できたため、今年度から県内全域に展開する。
 二つ目はグローバルモビリティサービス(GMS)(本社・東京)のシステムを搭載した自動車を対象にしたマイカーローン。この自動車は返済が滞った場合に遠隔操作でエンジンを停止でき、GPS機能で位置が特定できるので、車両の差し押さえが容易になる。このため車自体を担保にでき、ローン審査を通過できなかった若年層や年金受給者など幅広い利用を見込んでいる。
 2月13日に全国で取り扱いを始めて60件近くの申し込みがあり、そのうち居住地は49%が北海道、勤続年数は51%が3年以内で、生活や仕事に車が必要な人に需要があるとみられている。
 三つ目は賃貸アパート販売などのTATERU(本社・東京)とTATERU Funding(同)と組んだ不動産クラウドファンディングで、インターネット支店の充実も目的。アプリを使って1口1万円の小口投資ができ、来年1月ごろに始める同行の顧客専用商品を提供する。

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【きょうの紙面】
⑶《経済》お店拝見は㈲半田ミシン商会
⑶《経済》商工中金徳山支店で元職員が882万着服
⑷《社会》S.I.新南陽がチャリティーコンサート
⑸《社会》めだかの学校がはがき絵365日展

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「イタリア製がふさわしい」

【周南市議会】新庁舎の家具再々入札へ

 周南市議会の公共施設再配置及び新庁舎建設に関する特別委員会(古谷幸男委員長)が13日開かれ、2回にわたって入札不調となった新庁舎の待合ロビーなどに置く家具の購入は今後、一部の家具を除外して条件も変えて入札を実施することなどが報告された。
 新庁舎の庁舎棟は5月末に完成、6月から8月にかけて引っ越しを終えた部署から新庁舎で業務を始める計画。
 家具はイタリア製と日本製で、市内業者の指名競争入札で納入業者を決めることにしていたが、3月8日の1回目の入札では指名19社のうち18社が辞退、1社が不参加だった。
 輸入するため前払いが必要なことが辞退の理由だったことから、支払い条件を「前金払いあり」に見直して4月5日に2回目の入札をしたが、応札した4社が予定価格を超えて不調となった。
 同委員会では重国浩之庁舎建設課長らが報告し、今後の入札は家具のうち2期工事のシビックプラットホームで使用するテーブルや椅子は今回の調達予定物品から外すことや、対象の業者を市内から近隣市まで広げることも検討すると話した。
 質疑で長嶺敏昭議員(六合会)は「日本製の調達しやすいものに変えてはどうか」と述べたが、重国課長は「設計者の日建設計からの提案を受けた、新庁舎のデザインと調和のとれたこの家具が最もふさわしいと考えており、再度これで入札をしたい」と理解を求めた。

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【きょうの紙面】
⑵《政治》ヨロシクは下松、光警察署長
⑶《経済》広島銀行下松支店で100周年展
⑶《経済》オープンは焼肉蔵元下松桜町店
⑷《社会》新南陽郷土史会が陶氏研究まとめる

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周南地域の駅トイレ

くみ取り式は櫛ケ浜駅だけ!?
久保駅は下松市が新設

kinrepo

 「ポットン便所」「ポッチャン便所」などとも呼ばれるくみ取り式のトイレは、においや衛生面の問題、転落の危険性もあることから近年、公共下水道の整備や合併浄化槽の普及に伴って水洗化が進んでいる。多くの人が利用する駅のトイレでも時代の流れに沿って今ではほとんど水洗式となっているが、周南地域では下松市の周防久保駅が3月1日から水洗式へと変わり、くみ取り式が残るのは周南市の櫛ケ浜駅だけとなっている。周南の鉄道の駅のトイレ事情を探った。(安達亮介)

くみ取り式で和式の櫛ケ浜駅のトイレ

くみ取り式で和式の櫛ケ浜駅のトイレ

JR管理は老朽化
 周南地域にはJR山陽本線、岩徳線の計15の駅があり、そのうち市がトイレを管理しているのは7カ所、JR西日本は6カ所。停留所である周南市の大河内駅、下松市の生野屋駅にはトイレがないが、大河内駅は目と鼻の先にある公園のトイレが代替となっている。
 JRが管理しているトイレは改札内にある徳山駅を除いてすべて和式。いずれも旧国鉄時代に整備されて老朽化が進んでいるが、JRとしては、改札の外では新たなトイレ整備は「基本的にしない」方針で、自治体に期待が寄せられている状況。

久保駅のトイレ

久保駅のトイレ

下松市はすべてが市管理に
 下松市の周防久保駅は1934年に建てられて老朽化し、くみ取り式であることなどから近年はほとんど利用もなく、地元からの要望を受けて市が建て替えた。事業費は837万円で、このほか電気代や浄化槽管理などの費用として年間数万円を見込む。土地は無償で借り受けている。
 市は下松、周防花岡駅でもすでに整備していることから、トイレがない生野屋駅を除いて市内の駅トイレはすべて市の管理による水洗式となった。

180413h

望まれる櫛ケ浜駅整備
 周南市は戸田、高水、勝間駅ではJRがトイレを撤去するなどしたことを受けて新設しているが、新南陽駅や福川駅は昔のまま。光市も岩田駅は市が整備ずみだが光、島田駅はJRの和式トイレのみとなっている。
 中でも櫛ケ浜駅は通学にも多く使われ、近くのキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターやその周辺のテニスコート、野球場、陸上競技場などで大会がある際は市内外から多くの人が利用し、今では珍しいくみ取り式であることもあって、とりわけ整備の要望が多い。
 現時点では具体的な整備計画はないが、周南市都市政策課公共交通対策室長の藤井良明さんは「交通結節点として、JRと協議しながら利用者が使いやすい形を検討していきたい」と話している。

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【きょうの紙面】
⑵大通理夢求の里交流館に農水大臣表彰
⑵ヨロシクは山本周南市政策推進部長
⑶お店拝見は松原表具店
⑷光シーガルズ後援会員募集中


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周南市 山口銀行などと地方創生連携協定

ハンドボールの指導も
 周南市は9日、山口フィナンシャルグループ傘下の山口銀行(本社・下関市、吉村猛頭取)、コンサルティング会社のYMFG ZONEプラニング(同、椋梨敬介社長)と地方創生に向けた包括連携協定を結んだ。山口銀行などが同様の協定を結ぶのは県内では12市町目。

左から椋梨社長、木村市長、吉村頭取

左から椋梨社長、木村市長、吉村頭取

 協定では中心市街地を核とした魅力あるまちづくり▽結婚・出産・子育て支援▽起業支援・雇用促進▽地域産業振興・地域経済活性化▽観光資産の魅力創出・情報発信▽空き家対策▽文化・スポーツ新興▽中山間地域新興▽そのほか地方創生について連携、協力する。
 具体的には観光ビジネスのノウハウの提供、新徳山駅ビルを中心としたにぎわい創出支援、4月にハンドボールの「徳山クラブ」女子チームを引き継いで結成した「山口銀行 YMGUTS(ワイエムガッツ)」による地元小学生チーム「LITTLE GUTS(リトルガッツ)」への指導などを挙げている。
 この日は新徳山駅ビルの徳山駅前賑わい交流施設交流室で協定締結式があり、木村市長、吉村頭取、椋梨社長が協定書に署名した。
 市長は「これからのまちづくりは市民、地域、企業、行政の共創が大事で、協力をうれしく思う」と述べ、吉村頭取は「重大な経済拠点である周南市との協定は我々にとっても意義深い」、椋梨社長も「人口減少など地域の課題にも挑戦したい」と話していた。

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【きょうの紙面】
⑴GAOが22年ぶり地元ライブ
⑵県民の買い物場所の実態調査
⑶オープンは三代目鳥メロ徳山店
⑸逸品は「お酒のふぃなんしぇ」

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地元で公認記録!

徳山大学が陸上競技の写真判定機導入
1000分の1秒まで測定

 陸上競技の公認トラックがある周南市の徳山大学(岡野啓介学長)に、これまで県東部にはなかったトラック競技用の写真判定機が導入された。2017年度から始まった私立大学研究ブランディング事業の一環で、この判定機で測定することで公認記録として認められることになる。
 ブランディング事業は大学の特色ある研究を基軸に独自色を大きく打ち出す取り組みを支援する文部科学省の事業。同大学は「健幸(ウェルネス)都市しゅうなん」構築に向けた研究・活動拠点の創設がテーマで、期間は21年度までの5年間。

判定用カメラ

判定用カメラ

速報記録用タイマー

速報記録用タイマー

 写真判定機はこの活動のうち「健康と生涯スポーツ」研究部門で取り組む小中学生のバランスのとれた体力向上のための設備の一部。費用はこの判定機とその付属品などを合わせて750万円。
 判定機導入の中心となった江崎和希教授(50)は日本体育大学出身。滋賀大学教育学部の教員を経て4年前に着任した。医学博士で、陸上競技部のコーチでもある。
 判定機はカメラとノートパソコンなどが連動して連続写真撮影で千分の1秒まで測定できる。21、22日に周南、下松、光市の高校生が集まる周南地区陸上競技大会から本格的に使用を始める。
 6月の小学生から一般までが参加する市陸上競技選手権大会でも使い、9月には陸上競技団体に所属していない子どもや市民が100m走に挑戦する「第1回誰でも記録会」も予定している。

江崎教授

江崎教授

 陸上競技部は部員60人。審判員の資格取得や将来の指導者育成にも取り組んでおり、写真判定機なども部員に操作させる。
 周南の陸上競技選手にとっては大きな大会の出場条件となる公認記録を地元で測定でき、測定の機会も増えそう。江崎さんは「5年間の期間終了後も事業で取り組んだことは残していきたい」と話し、同大学の地元貢献に意欲を見せている。

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【きょうの紙面】
(2)《政治》ヨロシクは川端周南警察署長
(3)《経済》オープンはメロン ドゥ メロン徳山店
(5)《社会》逸品はグルテンフリーグラタン
(6)《イベント》周南市でけん玉教室が人気

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神ってる!? 藤原さん

10回目のホールインワン!

 光市室積の藤原隆由さん(68)が3月6日、周南市長穂の周防カントリークラブで開かれたWペリアシニア会で3番ホール(127ヤード)でホールインワンを達成した。藤原さんはハンディ5のアマチュアゴルファーだが、ホールインワンは実に10回目という快挙。

記念品を手にする藤原さん(左)と山内会長

記念品を手にする藤原さん(左)と山内会長

 ホールインワンは1打だけでカップにボールが入るめったに出ないプレーで、生涯に1度達成するだけでも珍しい。米国のゴルフ専門誌によると、平均的なアマチュアゴルファーで確率1万2千分の1とされている。
 藤原さんは宇部市出身。桃山中時代に始めた軟式テニスを続けようと強豪校だった長門市の水産高(現長門緑洋高)に進み、軟式テニス部主将を務め、中国地区大会で1位になった。
 卒業後は武田薬品工業に入り、光市の光工場に配属。テニスに打ち込んでいたが、30代のころからゴルフの方が向いていると思い始め、少しずつゴルフに切り替えた。プレーを左右する腰の切れが軟式テニスと共通しているのではないかという。
 最初のホールインワンは45歳だった1996年4月6日、光市の虹ケ浜カントリー倶楽部の6番ホール(156ヤード)。ホールインワン保険で出た50万円で記念のコンペをしたが、記念品を出したら20万円の赤字となり「家内に叱られた」と苦笑する。
 2回目は9年後の2005年9月、3回目は09年7月で、10年7月のあと、13年は8月4日と9月4日に2回も達成した。2~6回目は光カントリー倶楽部。7回目は14年の県シニア決勝時。8、9回目は16年4月と10月で、周防カントリークラブ、山口市阿知須の宇部72カントリークラブで出した。
 9回目以外はすべて公式戦で、9回目の時も西村一輝プロの認定を受け、毎回、ホールインワン保険で保険金を受け取って記念のコンペを開いている。
 練習の基本は「毎日クラブを振ること」。無理をしないことも秘けつで、練習場でも1回の打数を100~150本にとどめている。 
 活躍を支えてきた下松市北斗町のヤマウチスポーツの山内務会長(83)も自分のことのように喜び、「スタミナをつけて」と記念にハチミツを贈った。
 近く周南市の徳山カントリークラブで10回達成記念コンペを開く予定。
 藤原さんは「ゴルフを続ければ健康が保てるし、友人も増える。ゴルフと共に楽しい人生を送って、もっともっとホールインワンを出したい」と笑顔を見せている。

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【きょうの紙面】
(3)《経済》ふくがわこども園が開園
(3)《経済》オープンはパンの「シェラ ミジョ」
(4)《社会》漢陽寺の鉄造茶釜、周南市文化財に
(5)《社会》きょうの人は倉床潤一郎さん

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「無投票阻止」の新人当選

【下松市議選】投票率は過去最低の42.19%
現職16人、新人4人

 20議席を21人で争った任期満了に伴う下松市議会議員選挙は8日投開票され、新しい顔ぶれが決まった。告示前日まで無投票が濃厚で、論戦も低調な中で注目された投票率は、過去最低だった前回の46.56%をさらに4.37ポイント下回って42.19%になった。現職は16人全員が当選し、新人1人が涙をのんだ。告示前夜に無投票阻止を掲げて出馬表明した新人、矢野忠治さんは594票を獲得して当選する大健闘をみせた。幸福実現党は中国5県で党初の議席を獲得した。政党はこのほか公明、共産が各2人。20人のうち女性は2人。新議員の任期は20日から。
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 今回は一昨年、国井市長が就任して初の市議選で、待機児童問題など子育て支援や観光政策、今後のまちづくりなど市政の方向性が問われたが、前回に続いて告示直前まで無投票が濃厚だったことで、陣営によって告示前の活動量にバラつきがあった。
 そこに告示前夜に矢野氏が出馬を表明して一転、選挙戦に持ち込まれ、想定外の事態に戸惑う陣営も多かった。このため選挙戦でも街頭演説や個人演説会などで積極的に政策などを訴える候補は少なかった。
 その結果、得票に大きなバラつきが生まれ、前回より票を増やした現職は16人中7人だけ。千票台は7人で、1、2位は組織力を誇る公明党の高田悦子さん、堀本浩司さん。
 続いてこまめな日常活動をしてきた金藤哲夫さん、中国電力労組の河内裕文さんが入り、5位の松尾一生さんは前回票に428票を上乗せする大健闘。6位に日立労組の磯部孝義氏さん、7位は前回次点の危機感で運動した永田憲男さんだった。
 千票未満は現職の苦戦が目立った。前回より票を伸ばしたのは前回最下位当選の藤井洋さんと村田丈生さんだけ。元議長の中谷司朗さん、近藤則昭さん、副議長の中村隆征さん、近藤康夫さん、阿武一治さんも軒並み票を減らし、共産党の渡辺敏之さん、田上茂好さんも苦戦した。
 新人は県議会議員選挙に出馬した経験がある浅本輝明さんが8位、幸福の山根栄子さんは11位、ホテル経営の原田真雄さんは16位、矢野さんが17位と続いた。自転車で遊説した小松英二さんは及ばなかった。
 渡辺さんは12回目の当選で、市議会事務局によると故国居一元議長、河村工元議長の11回を上回って同市議会史上、最多当選となった。
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※2面に関連記事

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きょうの紙面
(3)《経済》お店拝見は「やっとこ家」
(4)《社会》こあの朝市、夕市、花畠町で継続
(5)《社会》東ソーの変電所でトラブル、1人負傷
(5)《社会》光・島田川でコスプレイベント
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