ヘッドラインニュース

多彩な体験ブース大盛況

キッズキャンプ、マルシェも

 周南市の徳山駅前賑わい交流施設と徳山商店街などで11日、初の「クリエイティブキッズキャンプ」と第9回「徳山あちこちマルシェ」、YICキャリアデザイン専門学校学生作品展が開かれ、子ども向けの多彩なブースが並んだキッズキャンプは順番待ちの行列ができる人気。マルシェはこの集客効果もあって主催者発表で約4,000人が訪れた。

大にぎわいのキッズキャンプ会場

大にぎわいのキッズキャンプ会場

サッカーロボットの大会

サッカーロボットの大会

 マルシェは実行委員会(松本健一朗委員長)の主催で、学びと体験をしてもらおうとハンドメイドやアクセサリーづくりなどの体験、ワークショップを中心に35ブースが並び、ポニーの触れ合いコーナーなどもあった。
 キッズキャンプは実行委員会(斉藤寛和委員長、5人)の主催。賑わい交流施設の交流室の2室を主な会場に、徳山高専や徳山大学の学生などが運営するロボット製作やレザークラフト、ミニ畳、ハーバリウムづくり、VR(仮想現実)ボートレース体験などの21ブースがあり、夏休みの子どもたちが親などと訪れ、開始時間の午前10時の約1時間半前から行列ができた。
 会場で作ったサッカーロボットでペットボトルのふたを相手の陣地に入れ合う競技大会もあって盛り上がっていた。
 斉藤委員長(42)は「予想以上に多くの人が訪れ、楽しそうにしていてうれしい。要望があれば来年もぜひやりたい」と話していた。

ミニ畳を作る子ども

ミニ畳を作る子ども

レザークラフトを体験する親子

レザークラフトを体験する親子

【きょうの紙面】
⑵徳山高専生が職業人13人と対話
⑷3市で全国中学校体育大会出場者を激励
⑷マツノ書店、松村久さん逝く
⑸沖縄戦の体験学ぶ会

【お盆の休刊のお知らせ】14~16日は休みます。 次の発行は17日(金)

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酷暑の今年は…?

【金曜記者レポート】
周南市の5公営屋外プール、明暗分かれる
年利用者数・10年で半減も

 夏のおでかけの定番といえばプール。周南市では毎年、夏休み期間に5つの市営屋外プールを開設し、家族連れなどが水遊びを楽しんでいる。過去10年の各プールの利用者数を調べてみると、10年で半数以下になっているプールがある一方、ほぼ変わらないプールもあることがわかった。猛暑の夏、市の公営のプール事情を追った。(安達亮介)

市水泳場、新南陽は大幅減

 市内の市営プールは周南緑地公園内にある市水泳場▽永源山公園内にある永源山公園プール▽新南陽ふれあいセンター横の新南陽プール▽鹿野中そばにある鹿野プール▽八代の鶴いこいの里交流センタープールがある。今年は7月21日から8月31日まで一般に利用してもらっている。
 料金は永源山公園プールが幼児100円、小中学生200円、高校生以上610円。そのほかの4カ所は高校生以下50円、一般150円で、安く気軽に利用できるのが特徴。
 利用者数は市水泳場が2007年の9,954人から10年後の17年は4,829人、新南陽プールが07年の7,050人から17年は2,830人と半数以下に。しかしそのほかの3カ所は大きく減ってはおらず、増えているプールもある。
 市文化スポーツ課の有福康城スポーツ担当係長は「気候条件などで利用者数は前後するが、減少傾向にはある」と話し、1972年に建設された市水泳場など施設の老朽化や少子化、近くの民間の屋内プールに利用が移っていることなどが要因ではないかと見ている。

永源山公園のプール

永源山公園のプール

180810h

暑過ぎて?利用者少なめ

 流れるプール、スライダープール、滝のプールなど、設備が充実している永源山公園プールは5つのプールの中で最多の利用者数で、10年前と比べても利用者が増えている。
 ただ、連日35度前後を記録し、酷暑が続く今年はどうか。永源山公園の指定管理者、グリーン環境協同組合によると、現時点では例年より少なめだという。同組合は「暑過ぎて子どもを連れてこようと思う保護者が少ないのかも」と話している。

【きょうの紙面】
⑵第一交通西松原営業所社屋完成
⑶ミニFM「COCOMO」開局
⑶㈱トクヤマ、洋林建設が西日本災害で寄付
⑸デルフザイル市訪問団が日本文化体験

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新本館が完成

東ソー南陽事業所の機能強化へ
新研究棟建設の調印式も

 周南市開成町の東ソー南陽事業所(田代克志事業所長)に新しい本館が完成し、7日、開所式が開かれた。同事業所の運営機能強化計画の一環で、この日は同計画の一つとして新たに建設する研究棟に関する県、市との調印式もあった。

完成した新本館

完成した新本館

PR機能が強化された1階エントランス

PR機能が強化された1階エントランス

調印式の左から山本社長、村岡知事、木村市長

調印式の左から山本社長、村岡知事、木村市長

 新本館は築50年以上の旧本館の老朽化、耐震対策へ昨年6月から旧本館前グラウンドに建設を進めてきた。鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は5520.96平方メートル。
 建設材料にウレタン、セメント、塩ビなど同社グループの製品を多く使い、施工はグループ会社の洋林建設・三和建設特定建設工事共同企業体(JV)と誠和工機。総工費は同時に整備した設備管理棟、防災センターなどと合わせて約40億円。
 PR機能を充実させ、1階では入り口の大型モニターで事業所紹介などの映像を流し、ホール中央には成長する同事業所を表す木の形の光るモニュメント「TOSOH TREE」も置き、同社のポリエチレンやジルコニアなどの製品を展示するコーナーもある。
 このほか300人が収容可能な大会議室、緊急時の迅速な体制づくりのための常設防災本部も設けている。
 開所式には村岡嗣政知事ら来賓や社員計40人が出席。山本寿宣社長、田代所長と知事、木村市長、守田宗治県議会副議長がテープカットして祝い、田代所長が新本館の特徴などを解説した。
 スペシャリティ製品の研究開発拠点となる新研究棟は、同事業所内の老朽化した4棟の研究所を集約して研究開発機能を拡充、効率化して技術的な相乗効果、安全強化を図り、ベンチテスト施設やクリーンルームの充実、最新設備の導入などもして新規用途開発や新規材料開発も促進するもの。新たに50人の雇用も見込んでいる。
 地上4階建てで、延べ床面積は約1万平方メートル。11月に着工し、付属棟、検査棟も合わせて整備して2020年3月に運用を開始する予定。投資額は約70億円。
 新研究棟の調印式では山本社長、知事、市長が協定書に署名した。建設にあたって資材調達などは地元企業の優先に配慮し、市や県は事業の進展を支援する。
 山本社長は「今後本格化する新研究棟建設計画なども含め、マザー工場である南陽事業所が当社のグローバル化の中心的な存在となっていくと思う。雇用の安定化、環境への配慮、安定運転も図ってコンビナートの発展の中核として頑張りたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)周南市、学校のブロック塀撤去始まる
(3)11日に徳山あちこちマルシェ
(3)光市と山口銀行が地方創生で協定
(5)新南陽若山LC旗サッカー大会に32チーム

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徳山駅前に大型ディスプレイ

地元情報を音声付きで発信
まちあい徳山が設置

 周南市のまちづくり会社、まちあい徳山(河村啓太郎社長)はJR徳山駅前のビルの壁面に大型ディスプレイ「Tokuyamap(とくやまっぷ) LED ViSION」を1日、設置した。同社の情報配信サイト「Tokuyamap」の内容や地元イベントの中継などに活用していく。

巨大ディスプレイと説明する河村社長

巨大ディスプレイと説明する河村社長

 このディスプレイは横4m、縦3mあり、重さは130kg。576×432ピクセルという県内最大級の解像度を持つ。徳山駅前賑わい交流施設のデッキからも見ることができ、スピーカーから音やナレーションも流して注目を集めやすくしている。総工費は約1,600万円で、3階建てビルの3階部分に月5万円の賃料で取り付けている。
 午前6時から午前0時まで情報を映し、徳山商店街の店舗などを紹介するTokuyamapの情報のほか、応援サポーターのコマーシャル(CM)、キャンペーン告知、行政の情報発信にも使われる。
 CMを流せる応援サポーターは現在募集中で、流す秒数に応じて年間60万円(税別)、120万円(同)のコースや、ディスプレイ横の看板にロゴの掲載もできる年間150万円(同)のコースもある。ロゴは最大12社を掲示でき、3日時点で6社が参加している。
 3日には徳山駅前賑わい交流施設で説明会があった。2月に開設したTokuyamapは月平均で34,000アクセスがあり、月10万人が目標。河村社長(38)は「まちなかのことをご存じない人も多いので、魅力を伝えるきっかけを作りたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)増本さんに厚労大臣表彰
(2)熊毛婦人会に中国地方整備局長表彰
(3)きょうの人はivanoの原田康輔さん
(4)徒然周南は辻国政さん

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子どもたちに児童書や遊具

石川さん夫妻が周南応援寄付金に1,000万円

 子どもたちのために役立ててほしいと児童書や知育遊具、知育玩具などの購入資金1,000万円を周南市に贈った周陽の石川良興さん(75)、佳世子さん(75)夫妻に3日、市から感謝状が贈られた。

“石川文庫”の前で感謝状を持つ石川さん夫妻ら

“石川文庫”の前で感謝状を持つ石川さん夫妻ら

 夫妻はともに医師で、良興さんは徳山クリニック名誉院長で、栗屋福祉会理事長、佳世子さんは同クリニック院長。長年、同クリニック(旧徳山内科クリニック)を運営する中で、市民の役に立つ社会奉仕をしたいと思い立ち、佳世子さんが子どものころから本が好きだったことから、昨年12月にふるさと周南応援寄付金(ふるさと納税)として寄付していた。
 寄付金で整備したのは徳山駅前図書館に置く児童書約1,600冊、知育玩具9種42点、ボードゲーム11種42点、パネルシアター、エプロンシアターなどと、中央図書館に置く児童書約2,600冊。このほかブロック遊びが楽しめる大型遊具もあり、駅前図書館のイベントの際などに遊べるようにする。

イベントなどで使われる遊具

イベントなどで使われる遊具

贈られた玩具

贈られた玩具

 3日は“石川文庫”と名付けられた本棚もある駅前図書館のキッズライブラリーで木村市長が石川さん夫妻に感謝状を渡した。良興さんは「本を読むことなどで夢を持って社会平和に貢献する人が増えてほしい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)大規模災害時、下松署が下松市消防へ
(3)明治安田生命がペットボトルのふた10万個
(4)江の浦の被災世帯にボランティア72人
(4)会長さんは徳山R.C.の三浦さん

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3会場で音楽ライブ!

11月3日・しゅうニャンフェス
ホームページでチケットの先行受け付け開始

 複数の会場を回って音楽を楽しむ「ライブサーキット」形式のイベント“しゅうニャンフェス2018”が11月3日午後2時から周南市の周南RISING HALL(ライジングホール)、周南LIVE rise(ライズ)、徳山駅前図書館の3会場で開かれることになり、3日からホームページでチケットの先行受け付けが始まった。

しゅうニャンフェスのチラシ

しゅうニャンフェスのチラシ

 ライブハウスや行政、民間企業の5人で作る実行委員会(兵頭尚吾委員長)の主催。若い人が集うイベントを開きたいと企画し、タイトルは「猫のように好きな時間に好きな人に逢いに行く」イベントとして市の愛称“しゅうニャン市”にちなんで名付けた。
 ライジングホール、ライズ会場は有料で、駅前図書館は無料。有料会場には前売り3,500円(当日4,000円)のチケットで交換できるリストバンドを装着することで入場できる。1ドリンク600円も必要。
 出演するロックバンドのうち第1回発表としてアルカラ、夜の本気ダンス、ヒトリエ、LEGO BIG MORLの4組を明らかにしており、このほかさまざまなアーティストが参加する。
 ホームページの先行受け付けは15日までで、20日からプレイガイド最速先行受け付け。9月22日から一般発売になる。
 問い合わせは夢番地(082-249-3571)へ。
ホームページのURLはhttps://risinghallshunan.wixsite.com/rising-hall/shunyan-fes2018。

【きょうの紙面】
(2)徳山動物園がインタープリター募集
(2)新南陽総合支所、10日閉庁へ
(3)サン・リフォームが被災地へ100万円
(4)光井小で平和考える集会

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災害時どこへ避難?

【金曜記者レポート】
「ハザードマップ」と「避難所」
周南、下松、光市の状況を7月の豪雨災害を踏まえて探る
安全でない“避難所”も、ハザードマップで確認を

 7月の西日本一帯を襲った豪雨災害で改めて注目されたのが「ハザードマップ」と「避難所」。ハザードマップは災害時の被害の予測地図。洪水、高潮、土砂災害など災害ごと、地域ごとに各自治体が作成し、市役所などで配布している。避難所は被災者が一定期間、滞在できる施設。どちらも災害から命を守るための大切な手立て。周南、下松、光市の状況を今回の災害を踏まえて探った。(延安弘行)

【周南市】ハザードマップが53種類

 周南市のハザードマップは53種類。洪水、高潮、土砂災害、地震、津波の災害別で、土砂災害だけでも小学校区ごとに31種類ある。防災危機管理課で配っているが、在庫が少なくなっているものもある。
 市のホームページには、これらの地図をすべて掲載し、上空から撮影した映像に危険な区域などが表示されるWeb版も見ることができる。
 避難所になる施設は138カ所あり、緊急時に安全を確保するための緊急避難場所も兼ねているが、このほか学校の校庭や公園など緊急避難場所だけの場所が44カ所ある。
 避難所は市が「避難勧告」「避難準備・高齢者等避難開始」を発令した際に開設し、避難してきた住民の食事なども用意する。同市では今回の豪雨で、熊毛地区のゆめプラザ熊毛、熊毛北高、三丘小に避難所を開設して44世帯の109人▽徳山地区の櫛浜市民センター(旧公民館)に13世帯27人▽夜市市民センター(同)、戸田市民センター(同)に12世帯20人が避難した、
 このほか41世帯90人が避難所に自主避難した。自主避難の場合、食事などは自分で用意しなければならない。

【下松市】安全区域外に避難所

 下松市のハザードマップは津波2種類、高潮1種類、土砂災害7種類の計10種類。総務課防災危機管理室ではなく土木課で配っている。土砂災害ハザードマップには土砂災害の危険カ所と河川のはんらんで予想される浸水の深さも記されている。
 今回の豪雨で床下、床上浸水の被害が出た中央地区の土砂災害ハザードマップを開くと、末武川、平田川、切戸川がある同地区の中心部は広い地域がはんらん予想地域。しかし、実際に今回、浸水被害が多かったのは、はんらん予想地域よりやや東寄りの豊井地区だった。
 同市では7月5日未明に、1時間で86ミリの雨量があったが、これはこの地域で観測された最高値。もし、河川に挟まれてはんらんが予想されている西寄りの地域でもこのレベルの雨量があれば、より大きな被害が出た可能性もある。

下松市中央地区の土砂災害ハザードマップ=浸水が予想される区域に避難所がある

下松市中央地区の土砂災害ハザードマップ=浸水が予想される区域に避難所がある

 避難所は28カ所、緊急避難場所はこれに津波避難ビルになっているゆめタウン下松(旧ザ・モール周南)を加えて29カ所ある。
 これらの避難所などがどんな災害に対応できるか、種類もホームページの緊急避難場所を紹介したページにあるが、はんらん予想地域内にある避難所は“安全区域外に立地するが退避スペース基準を充たしている”で「△」と表示され、避難はできるが十分ではないことを示している。
 洪水に対しては下松小、下松中央公民館(ほしらんどくだまつ)、市民体育館、きらぼし館、久保公民館、末武公民館、末武中体育館、下松工高体育館、あおば保育園、老人福祉会館「玉鶴」の10カ所がこの「△」の表示。特に末武地区では安全区域内の「〇」はスターピアくだまつだけ。ただ、ここも、高潮に対しては「△」。
 今回、12カ所の避難所に188世帯、313人が避難したが、最も多かったのは下松中央公民館の42世帯74人、続いて豊井公民館の36世帯40人、国民宿舎大城の25世帯36人、花岡公民館の21世帯37人。
 はんらんした場合、避難所が水の中に取り残される可能性もあり、避難すれば安全というわけにはいかず、それぞれ災害に応じてどこへ避難すればいいのか、自宅にとどまるのか、避難するのか、どちらがより安全か、市民が判断を迫られることになる。

【光市】浸水想定地域で被害

 光市のハザードマップも管理は道路河川課。12種類の地区別土砂災害ハザードマップがある。このほか同市もホームページからWeb版のハザードマップを見ることができる。
 今回、島田、三井、小周防で島田川のはんらんで大きな被害が出たが、ハザードマップで浸水が想定されていた地域だった。
 同市の避難所兼緊急避難場所は50カ所、校庭など緊急避難場所が46カ所ある。今回はこのうち13カ所に最多時で262世帯532人が避難した。最も多かった三井小は118世帯250人で、島田中は51世帯104人、周防コミュニティセンターは45世帯107人、あいぱーく光は24世帯45人など。
 7日から避難所が閉鎖される9日の朝食まで、市は非常食のアルファ化米500食、カップめん600個、弁当59食、お茶のペットボトル1,119本、保存水457本を提供した。

求められる周知

 各市ともハザードマップが整備され、完成時には全戸配布もしているが、その後はホームページに掲載していることから、市民は必要に応じて閲覧したり、プリントアウトすることになる。積極的に配付はしておらず、配布場所も周南市以外は防災担当課ではない。
 しかし、ハザードマップは地図だけでなく裏面には防災や避難のための注意事項も書かれ、被害を減らす減災にも役立つ。防災訓練などの機会を通じてその利用方法などをもっと市民に知らせてほしい。
 避難所も、避難所であることは知っていても、すべての災害に対して安全というわけではない場合も多い。
 災害で痛ましい被害が出るたび、日ごろの備えの重要性が指摘されながら、なかなか我がことに結びつかないのも現実。今回の豪雨は比較的災害が少ない周南でも大きなつめ跡を残した。これを機会に市民一人々々の意識の高まりとともに、市もその実情をもっと積極的に市民に知らせる必要があるだろう。

【きょうの紙面】
(2)国民平和大行進3市通過
(3)㈱トクヤマ、TMAH製造設備増強へ
(3)㈱トクヤマ、東ソー第1四半期決算
(4)南羽島で子どもが空き缶プレスカー体験

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被災した写真を再生

下松市の藤井写真館で洗浄ボランティア

 西日本豪雨で泥水につかって汚れた写真の洗浄作業に下松市栄町の藤井写真館(藤井義社長)が取り組んでいる。岡山県笠岡市の被災者が地元の写真館に持ち込んだものを富士フイルム系列の写真業界団体、中国パイオニアグリーンサークル(PGC)を通じて引き受けたもの。同店の藤井絵理さんは「現地に行くのは難しいが、このようなボランティアの形もあると取り組んでいる」と話している。

写真を水洗いする子どもたち

写真を水洗いする子どもたち

 写真は水に濡れたり汚れたまま放置するとバクテリアやカビが繁殖して劣化が進む。笠岡市の写真館は「専門業者としてできるボランティアを」と自社のホームページやフェイスブックで洗浄の引き受けを始めたところ、約2万枚の持ち込みがあった。
 このため自店や笠岡市内の写真館だけでは作業が追いつかず、中国PGCを通じて山口、広島、島根、鳥取県の加盟店に協力を呼びかけた。多くの写真館が手を挙げ、県内でも藤井写真館など数店が引き受けている。
 7月31日には絵理さんと友人の親子など計5人が作業。アルバムから1枚ずつ丁寧に写真を取り出して水洗いし、陰干ししていった。
 作業した周南市岐山小6年の岩本翔太郎君(11)と妹の同2年の岩本和佳奈さん(7)、周陽小6年の杉原安咲さん(11)は「最初は水洗いが難しかったけど、だんだん慣れてきた」「写真がきれいになっていくので楽しい」と話していた。
 水洗いした写真はバクテリアやカビで縁の部分が白くなっているが、それ以外は無事で、笠岡市の写真館を通じて持ち主の手に戻る。

【きょうの紙面】
(2)20店で“しゅうニャン同窓会プラン”
(2)周南市、豪雨災害で6億7千万円補正
(3)山陽本線「下松―徳山」間復旧
(4)徒然周南は竹中クミ子さん

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人工筋肉で介護も楽々

徳山大学が講義に「マッスルスーツ」を導入

 周南市の徳山大学(岡野啓介学長)は重い物を運ぶ時などの作業の負担を軽減できる装着型ロボット「マッスルスーツ」を導入した。7月26日にはこの活用法を学ぶ講義を開き、主に1年生の14人が介護の動作を通して効果を実感した。

マッスルスーツを装着して介助を体験する学生

マッスルスーツを装着して介助を体験する学生

 マッスルスーツは東京理科大学の小林宏教授が開発した、空気で作動する人工筋肉によって人や物を持ち上げるなどの作業の際、体への負担を減らせるもの。モーターやバッテリーを使わず入浴介助など水場でも使えることや、種類によっては約10秒で装着できる手軽さも特長。
 2014年から販売され、これまで全国に3,300台を出荷し、福祉施設を中心に農業、製造業などでも使われている。販売価格は最新版で約90万円。
 徳山大学では文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」の補助を活用して今年、マッスルスーツ1台を購入し、14台をレンタルしている。県内の大学での導入は初めてで、今後、福祉情報学部の講義で使っていくほか、周辺の福祉施設に紹介するなどして実証研究を進めていく。
 講義に活用するのはこの日が初めてで、学生たちは東京理科大学発のベンチャー企業で、マッスルスーツを製造、販売しているイノフィス(本社・東京)の社員からスーツの仕組みの説明を受けたあと、実際に装着して高齢者の抱き起こしを想定した介助に取り組んで効果を確かめた。
 福祉情報学部1年の川合涼太さん(19)は「何も付けない状態と比べてすごく軽く感じた。こういうものが介護の現場にあるといいと思う」と話していた。

【きょうの紙面】
⑵全戸にうそ電話詐欺防止はがき
⑵周南3市議会が合同で研修会
⑶オープンは焼肉家「えんず下松店」
⑸岡田幹夫さんの叙勲祝賀会に200人

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新徳山駅ビル来館者100万人

開館半年足らずで大台に

 周南市の徳山駅前図書館(桜沢圭一館長)を核とする新徳山駅ビルの徳山駅前賑わい交流施設の入館者数が27日で100万人を超えた。2月3日のオープンから175日目での大台突破となり、この日は記念の式典を開いて100万人目の来場者に記念品が贈られた。

式典の左から桜沢館長、藤本さん親子、木村市長

式典の左から桜沢館長、藤本さん親子、木村市長

 同施設は周南地域初出店のコーヒーチェーン、スターバックスコーヒーや蔦屋書店、フタバフルーツパーラー、交流室、市民活動支援センターなどが入り、総延べ床面積は5,256平方メートル。1時間無料の徳山駅西駐車場も併設している。
 来場者数は11か所の入り口のセンサーで感知した数を2で割って計算しており、25日までの1日平均は5,745人。月別では2月の22万3,003人をピークに、7月は25日現在で12万108人と減少傾向にはあるが、年間120万人の目標の2倍近いペースとなっている。
 100万人目となったのは久米の主婦、藤本知恵さん(33)と長男の心優士(しゅうと)君(7)。記念品として木村市長が花束と徳山動物園の年間パスポート、しゅうニャン市グッズ、桜沢館長(40)がコーヒーカップや菓子、スティックコーヒー、フタバフルーツパーラーのパフェ交換券を手渡した。
 心優士君の読書感想文の本を探すため、この日、初めて来館したという藤本さんは「駅ビルは今までが暗かったので、明るくなってよかった。周りの人にもきれいだね、と言われるのでうれしい」と話していた。
 市長は「このにぎわいを中心市街地、市内全域に広げるために市民と力を合わせて取り組まねばいけない」と述べ、桜沢館長は「ファンになって何度も来ていただいている方など、一人々々の気持ちが数字につながったと思う。感謝しながら運営していきたい」と今後の意気込みを話していた。

【きょうの紙面】
(2)オラレで購入の万舟券、幻に
(4)会長さんは徳山セントラルRCの原田さん
(4)光RCが豪雨災害復旧に100万円
(6)8月4日にサンフェスタしんなんよう

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