ヘッドラインニュース

徳高の2分校募集停止へ

県教委・徳山北、鹿野分校・入学者減で

 県教委は9日開かれた県議会の文教警察委員会(星出拓也委員長、8人)で定員の半数に満たない状態が続く周南市須々万奥の徳山高徳山北分校(21人)と鹿野下の同鹿野分校(19人)や、光市の光高などの定時制課程の生徒の募集を停止することを明らかにした。停止時期は今後決める。
 これは県立高校再編整備計画の実施計画の素案に盛り込まれたもので、定時制課程の募集停止は光高を含む6校。近く県民に意見を聞くパブリックコメントを募集し、地元説明会も開く。
 両分校の定員は各30人だが、入学者は来年度から10年の試算で徳山北は8~11人、鹿野は6~9人で、分校の募集停止検討基準の「定員の半数」を下回っている。
 徳山北は1944年に都濃農林学校として開校し、48年に普通科と農業科の都濃高になった。鹿野は49年に都濃高鹿野校舎として開設。普通科だけで、生徒数の増加で76年に徳山北高、鹿野高に分離独立するまで1校2校舎の形態だった。

徳山北分校

徳山北分校

鹿野分校

鹿野分校

 徳山北高は最も多い時で約670人、鹿野高は約400人いたが、鹿野が2008年度に、徳山北が12年度に閉校し、徳山高の分校になった。
 現在、徳山北は1年生4人、2年生7人、3年生10人▽鹿野は1年生7人、2年生6人、3年生6人。地元中学校からの進学率は徳山北が4.3%、鹿野が13.6%。
 委員会では地元の上岡康彦議員(公明)が「一度に両校の募集停止をせず、統合など段階的にできないのか」と問い、浅原司教育長は「さまざまなデータで素案を出した。きめ細かな教育は他の学校に引き継ぐ」と答えた。
 委員会の翌日の10日には徳山北で藤山浩一郎副校長が、鹿野で須藤恒史校長が生徒に経過を説明した。
 地元でも不安の声が漏れる。卒業生約6千人の徳山北高同窓会の田村勇一会長は「やむを得ない事情もわかるが、中心部の高校の定員を削ってでも分校に回し、維持存続はできないものか。地方創生に逆行し、中山間部の振興にマイナスになることが心配だ」と話す。鹿野分校の男子生徒も「少人数の楽しさもある。後輩がいなくなるのは寂しい」と残念がっている。
 定時制課程の生徒募集停止は光のほか防府商工、山口、宇部工、小野田、厚狭が対象。山口市小郡のJR新山口駅近くに22年度までに新設する午前、午後、夜間の3部制の定時制高校に統合する計画だ。

【きょうの紙面】
⑵中央地区公民館の愛称「市民センターとくやま」に
⑶JR山陽本線「下松―柳井」間再開
⑶TK WORKSフェスタに2,000人
⑷ボーイスカウト光第2団40周年記念式典

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「鮮度と品ぞろえ充実」

ゆめタウン下松オープン初日は3万人

 広島市に本社を置き大型商業施設を展開するイズミ(山西泰明社長)が下松市のザ・モール周南を引き継いだ「ゆめタウン下松」(浅木典夫支配人)が13日、オープンした。開店前から約1,500人が行列を作る盛況で、この日は約3万人が訪れた。

ごった返す青果売り場

ごった返す青果売り場

 今回オープンしたのは1階から3階までの西友の直営部門だったところ。1階は食品売り場、2階が衣料品売り場、3階が住まい・暮らしの品売り場にリニューアルされた。
 行列の一番乗りは光市宮ノ下町の会社員、松本謙二さん(39)。開店2時間前の午前7時から並んで「モール時代から下松に来れば必ず寄っていた。ゆめタウンになってどんな品ぞろえになっているか楽しみ」と笑顔を見せた。松本さんら先着3人にはイズミから記念品が贈られた。

テープカットする山西社長(左)ら

テープカットする山西社長(左)ら

行列客の前での太鼓演奏

行列客の前での太鼓演奏

 オープンを前に田布施町の和太鼓集団、山城組「空」の演奏があり、山西社長、国井市長や弘中伸寛下松商工会議所会頭、浅木支配人、ゆめタウン下松テナント会の浜部正行会長、下松商業開発の金織平浩社長がテープカットした。
 開店するや店内は大混雑で、鮮魚や青果売り場は特に人気を呼んでいた。浅木支配人は「日用品を品切れなくご提供し、食品の鮮度と品ぞろえも充実させてご期待に応えたい」と話していた。
 この日と14日は中央広場で「くだまつゆめマルシェ」が開かれ、キッチンカー8台が並んで多彩な軽食や飲み物を販売。野外ステージでは市内で活動するロス・コイジスのフォルクローレ演奏や平生町の蔵田亜由美さんのアルプホルンの演奏で楽しませた。

【きょうの紙面】
⑵八代で児童がデコイ設置
⑶日立が技能実習生問題で会見
⑷周南婦人バレーリーグ閉幕
⑸内山さん(末武中)フェンシング世界大会へ

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目指せJ1! レノファに献身

[金曜記者レポート]
周南からチームを支えるボランティアたち

 県内全19市町をホームタウンとするプロサッカーチーム、レノファ山口FCは短期間でJFL、J3、J2と駆け上がるめざましい躍進を見せ、今季のJ2リーグでも7日現在で22チーム中10位と健闘している。この活躍を支えているのがサポーターや、さまざまなボランティアたちの存在。周南地域でも熱心に盛り上げを図っている人たちがいる。その活動を追った。(安達亮介)

ポスター張りに尽力
 レノファは1949年に創設された県教員団が前身で、2006年に発足。中国リーグを経て14年にアマチュア最高峰のJFLに入り、15年にプロのJ3、16年からはJ2に参戦。トップリーグのJ1昇格に向けて奮闘している。
 レノファを支える組織の一つに公式ボランティア「Team BONDS(チームボンズ)」があり、山口市の維新みらいふスタジアム、下関市の下関陸上競技場であるホームゲームで会場設営や客の案内、チケットもぎりなど運営に活躍している。
 周南市飯島町のスポーツカフェ&バー、シェークでは店舗内でレノファの試合映像を流してファンの交流の場とし、同店の川原正文さん(59)はレノファから提供されたポスターを店舗などに依頼して張る活動もしている。
 主に徳山商店街の各店舗に許可を得て掲示しており、1人で動くこともあるが、9月にはサポーターとレノファ営業担当者の計7、8人で協力して商店街を回って今シーズン後期のポスターの掲示を依頼した。これらの働きかけの結果、後期分だけで約80枚の掲示につながっている。
 川原さんは「レノファは山口県の誇り。周南ではまだ認知度が低いが、こういう活動を通して応援する人が増えてほしい」と話す。

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

徳山商店街の満マル徳山店に張られたポスター

試合を盛り上げる大旗

試合を盛り上げる大旗

「大旗部」で盛り上げ
 周南市の団体職員、吉田太さん(41)はサポーターズグループ「ヤマグチスタ」の中の11人の「大旗部」の一員。4.5メートル×3メートルの大旗を長さ最大5メートルの伸縮棒につけ、試合開始前後や点が入った時、勝利した際などに振って場を沸かせている。
 ファン歴6年目。J1のサンフレッチェ広島の試合を観戦して応援の楽しさに目覚め、どうせなら地元の山口県のチームを盛り上げたいと、当時は中国リーグに所属していたレノファに注目。JFLの時から大旗を担当してきた。
 「少しでも選手の後押しをしたい」という思いから昨シーズンは全42試合中、約35試合で旗を振った。対戦相手の拠点で開かれるアウェーのゲームでも見知らぬ土地を訪れることやご当地料理、相手チームのサポーターとの食事会など交流も楽しみにしている。
 チームがJ2まで昇格して人気も高まる中、大旗部の活動を見て興味を持つ人も増え、JFL時代は2、3枚だった大旗は現在14枚。基本的に振る人が約6万円で購入しているが、それを知った居酒屋などが昨年、今年と、計3本の大旗を寄贈してくれたことも「うれしかった」と喜ぶ。
 今後は20本くらいに増やし、ゴール裏を大旗で埋めることが目標だと話している。問い合わせはツイッターのヤマグチスタ大旗部 (@teamflag2018)へ。

【きょうの紙面】
(2)切山歌舞伎公演、半世紀ぶりの演目も
(4)周南市美展が開会
(4)書家の八木さん、故郷で初個展
(5)しゅうなんスポーツフェスタ盛況

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子どもたちに船の魅力を

内航船員対策協が周南市に絵本寄贈

 高齢化が進み人手不足が問題になっている内航海運の船員確保につなげようと、中国地区内航船員対策協議会は5日、周南市に絵本「かもつせんのいちにち」135冊を寄贈した。市立の14保育園、7幼稚園、27小学校、6図書館に届けられる。

贈られた絵本

贈られた絵本

左から木村市長、中馬教育長、重枝理事長

左から木村市長、中馬教育長、重枝理事長

 子どものうちから内航海運に興味を持ってもらうのが目的で、同会が県内の自治体へ絵本を寄贈するのは初めて。この日以降、年内に県中東部の全小学校に贈る予定で、合計約700冊。周南市では県内航海運組合(重枝浩二理事長、50社)が同市にあることから保育園なども加えた。
 絵本は福音館書店の「かがくのとも」シリーズの一つで、谷川夏樹作。3月に発売された。日本沿岸を航海する貨物船の1日を通して内航海運が便利な暮らしを支えていることを伝えている。縦24.5センチ、横22.5センチの28ページ。
 5日には市役所を重枝理事長(57)、中国運輸局山口運輸支局の毛利光(もりみつ)伸次次長(56)が訪れ、木村市長、中馬好行市教育長に目録を手渡した。
 重枝理事長は「船舶を直接見る機会は少なく、絵本を通して内航業界、内航船のことを伝えたい」と話していた。

【きょうの紙面】
⑶JA周南の直売所3店が「販売協力直売店」
⑷向道湖芸術村アート祭で巨大壁画
⑸三丘の高台に巨大な椅子の物見やぐら
⑸八代で131人がナベヅルのねぐら整備

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運転再開は13日の見込み

JR西日本 山陽本線 光―下松駅間の斜面崩壊

 JR西日本広島支社は5日、周南市の徳山地域鉄道部で記者会見して光市浅江の山陽本線の線路そばの斜面崩壊で9月29日から運転を見合わせている柳井―下松駅間について、最短で10月15日の運転再開を見込んでいると発表した。その後、この予定を早めて13日の始発列車から運転を再開することを9日に示した。

復旧工事の状況を説明する西井副支社長

復旧工事の状況を説明する西井副支社長

土砂崩れが起きた現場=9月30日

土砂崩れが起きた現場=9月30日

 現場は光―下松駅間の国道188号沿い。7月6日に西日本豪雨で約3,400立方メートルの土砂が崩れて線路に流入、列車が不通となり、9月9日に再開していたが、台風24号の接近に伴う大雨で同29日に再び斜面が倒壊した。
 5日の会見では広島支社復旧プロジェクトチームリーダーの西井学副支社長(52)が「再発で不便をおかけし、おわび申し上げる。最短での再開を目指す」と述べて復旧の状況を説明。
 再度土砂崩れが起きた要因として、斜面の切り株にあると説明。重機で整地した際、しっかり根を張っていたことから放置していたが、作業途中で上半分だけ設置していたブルーシートの影響もあってか、土砂とともに根こそぎ落ち、防護柵が倒れたという。
 復旧に向けては29日に崩れた約140立方メートルを含む約200立方メートルの土砂を撤去し、風化防止の薬剤を散布した斜面約900平方メートルにブルーシートを設置。また倒れた防護柵の代わりに1トンの大型土のうを3段に積み上げて高さ3メートル、奥行き2メートル、長さ10メートルほどに設置する計画。
 運転再開後は最初の復旧時と同じく斜面の向かい側に監視員を置き、異常があれば監視員の停止装置で列車を止められるようにするとしている。

【きょうの紙面】
(2)来春閉館の大和CSで感謝イベント
(3)企業主導型のTOMONi保育園開園
(4)S.I.徳山の林真理子講演に1,200人
(5)村田さん(95)に日本スポーツグランプリ

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総菜はイズミ初の対面式

ゆめタウン下松・13日オープン
2月に県東部最大級500席のフードコート

 広島市に本社を置き、大型商業施設などを展開するイズミ(山西泰明社長)が下松市のザ・モール周南を西友から買いとって改装を進めていた「ゆめタウン下松」(浅木典夫支配人)の完工式が5日、店内で開かれ、関係者約50人が祝った。13日午前9時にグランドオープンする。同社の県内出店は2016年の周南市のゆめタウン徳山に続いて13店舗目。

記者会見に臨む山西社長(左から2人目)

記者会見に臨む山西社長(左から2人目)

イズミ初の対面式売り場

イズミ初の対面式売り場

フードコートの完成予想図=イズミ提供

フードコートの完成予想図=イズミ提供

専門店は84店舗
 完工式に先立って開かれた記者会見では山西社長らが店舗の概要を説明。1階の西友周南店だった部分は食品売り場にし、2階が衣料品売り場、3階が住まい・暮らしの品売り場になる。
 食品売り場は長門市仙崎漁港直送の朝競り生魚や、5等級の国産黒毛和牛肉やイベリコ豚肉、季節の果物など高鮮度な商品を提供。総菜コーナーは同社初の対面式で、注文を受けて作るできたてのたこ焼きやピザなどを提供する。
 専門店は13日現在で69店舗。今後も増えて84店舗になる見通しという。うち時計のタイムタイム▽生活雑貨のアロマブルーム▽お直しの「ママのリフォーム」▽和食レストランの庄屋▽メガネ・コンタクト・補聴器のメガネスーパー▽リフォームの「職人たちの修理屋」の6店舗が新規オープン。
 レディースのマーブルインクとグレース和光▽アウトドアスポーツのパワーズ▽カジュアルアウトレットのショット▽雑貨のフラコンの5店舗は改装した。
 シューズショップイノウエ▽レディースのアヴェニュー、ハニーズ、Hug Hug&マルコクロージング、MKミッシェルクラン▽100円ショップのキャン★ドゥ▽明林堂書店▽JTBなど12店舗は移転改装する。
 レストラン街「食遊館」の1階は県東部最大級の500席のフードコート「瀬戸風フードテラス」にし、来年2月上旬オープン。新規6店舗、改装3店舗計9店舗が並ぶ。
 オープンを記念して13、14日は中央広場で「ゆめマルシェ」を開き、キッチンカー8台と7店舗が出店する。

商圏は「岩国―宇部」
 完工式には国井市長、中村隆征市議会議長、森繁哲也県議、弘中伸寛下松商工会議所会頭、藤井律子県ハンドボール協会長らも出席。
 山西社長は「西友が25年間築かれたものを受け止め、下松のまちづくりに貢献したい。今後も改修を続け、3年ぐらいをかけて完成形を目指す」とあいさつした。
 浅木支配人も「東は岩国、西は宇部までを商圏ととらえ、月に1度は来たくなる店舗を目指していく」と決意を述べた。式に先立って市と地域活性化包連携を締結した。
 改装に伴う総事業費は約26億円で、清水建設が施工した。従業員数は約630人、うちイズミは約230人。
 営業時間は午前9時半~午後8時▽レストラン街は午前11時~午後10時。年中無休。電話は0833-45-3033。

【きょうの紙面】
(3)お店拝見はワンステップ
(4)周南市美展、大賞は藤井さん
(4)大相撲周南場所に小学生ら605人招待
(5)下松出身、林さん「週間少年ジャンプ」で連載スタート

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「運動会は秋」崩れる

[金曜記者レポート]
熱中症対策で5月開催急増
小中学校の運動会

 かつては運動会といえば秋に開かれるのが一般的で、秋の季語にもなっているが、ここ10年ほど前から全国的に5月に開く学校が増えている。周南3市でもその傾向が強くなってきた。現状と現場の声を追った。(山上達也)

地域と合同の小規模校は秋が主流

 運動会、体育祭は保護者や地域住民も足を運んで、学校を核に地域の交流の場の機能を果たしてきた。
 昭和の時代から長らく9、10月に開かれ、小学校は特に低学年児童に十分な練習時間が必要という考えから、中学校も1学期は多くの学校で3年生の修学旅行の時期に当たることもあって「運動会は秋」が定着してきた。
 しかし近年の猛暑による熱中症対策で、小学校の運動会の5月開催も多くなった。

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 下松市と光市は地域と合同で運動会を開く小規模校は9月に開催しているが、そのほかはすべて5月の開催に移行。周南市は5月と9月がほぼ半々だが、9月開催の小学校は熱中症対策のため午前中で閉会する場合が増えている。

低学年の演技習熟度に課題

 下松市の下松小(701人)も6年前から5月に開いている。藤本哲城校長は「1年生は入学して1カ月で運動会になり、練習を十分に飲み込めない児童も多い。しかしそれも経験。保護者も温かく見守ってくれている」と話す。気温が高くなく、快適に演技できることが児童にも教職員にも好評という。
 光市でも小学校11校のうち9校が5月の開催。市教委は「熱中症対策もあり、練習も本番も快適にこなせる5月開催が主流」という。
 周南市は学校の規模によらず5月開催と9月開催が半々。多くの学校が児童・生徒、保護者や教職員の意見も聞いて、学校現場で判断しているようだ。

午前中で終了の運動会も

 再来年3月末で休校する下松市の米川小(15人)は地域と合同の運動会で、9月開催を変えていない。山間部のため9月でも熱さがそれほど厳しくないという事情もある。大野真司校長は「地域全体が子どもを育てる伝統が根付いており、運動会は地域最大の行事。学校単独の行事ではないし、春にしようという声も地域にはない」と言う。
 周南市では秋月小など小学校6校が午前中で終了するプログラムを導入。昼食前に帰宅させる学校がある一方で、持参させた弁当を運動会の後に食べさせる学校もあり、対応はまちまちだ。

地域社会で果たす役割を再考

 今でも運動会の昼食時間には校庭内にシートを敷き、子どもとその家族が一緒に弁当を食べる姿が見かけられる。そのため、明け方から場所取りを目的に校門の前に行列を作る保護者がいる学校が周南3市でも多くある。
 運動会は文部科学省の学習指導要領では「特別活動」に相当する。学校行事の「健康安全・体育的行事」に位置づけられ、連帯感、協力心、協調性、団結力の育成が目的とされる。
 3市とも運動会で熱中症で倒れた児童・生徒はここ10年はいない。小学校で運動会の開催時期が多様化している今、コミュニティースクールの推進と連動させて、運動会の持つ意義や役割を地域社会の中で再考することが必要となっているのではないだろうか。

【きょうの紙面】
(2)中国5県交通安全功労で糀谷さん表彰
(2)15日に徳山大でLGBTセミナー
(3)徳山ビジネス専門校が有楽ホテル跡にセミナーハウス
(4)全国障害者スポーツ大会などに周南から10人

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街で、港でイベント盛りだくさん

第2回周南みなとまつり
16蔵飲み歩きの「地酒横丁」も
10月27、28日・ミナトのミーツ

 周南市の徳山港や徳山駅周辺を会場に多彩な催しが楽しめる第2回周南みなとまつりの集中イベント「ミナトのミーツ」が27、28日に開かれる。27日は昨年好評を博した県内の蔵元の日本酒の飲み比べが楽しめる「地酒横丁」があり、1日から前売りチケットを販売している。
 これは実行委員会の主催、市の共催で周南観光コンベンション協会(原田康宏会長)の主管。

ポスターを持つ周南観光コンベンション協会スタッフ

ポスターを持つ周南観光コンベンション協会スタッフ

 27日午後3時から青空公園で開かれる地酒横丁には昨年より2蔵多い16の蔵の元が参加する。1,500円のチケットで10杯の日本酒を飲めるが、1杯で2杯分になる銘柄もある。5時半までで、参加者が夜に周辺の飲食店などを利用することも期待している。
 日本酒は山口市の新谷酒造の「わかむすめ」▽岩国市の八百新酒造の「雁木」▽酒井酒造の「五橋」▽村重酒造の「金冠黒松」▽旭酒造の「獺祭」▽周南市のはつもみぢの「原田」▽中島屋酒造場の「寿」▽山縣本店の「かほり」▽下松市の金分銅酒造の「金分銅」▽宇部市の永山本家酒造場の「貴」▽萩市の岩崎酒造の「長陽福娘」▽岡崎酒造場の「長門峡」▽澄川酒造場の「東洋美人」▽阿武町の阿武の鶴酒造の「阿武の鶴」▽山陽小野田市の永山酒造の「山猿」▽美祢市の大嶺酒造の「一粒」。
 会場ではちゃんこ鍋の販売やおつまみコーナーもある。チケットの前売りは特製おちょこ付きで、みなみ銀座のまちのポート(0834-22-8691)で扱っている。当日券もある。
 28日は午前10時から午後4時まで晴海親水公園をメーン会場に開かれ、磯釣りを楽しむ「周南フィッシングフェスタ」、県内外の人気店が集合する「雑貨マルチェ」、約20店の占いやおみくじが並ぶ「開運!占いマルチェ」、2階建てオープントップバスで市内を周遊する「ぐるっと周南バスツアー」、景品付きの「第1回世界うきわなげ選手権大会」がある。
 このほか「ビールマルチェ」やハンドメイドイベントの「mizutama」、ステージイベント、大津島で島マルチェも開かれる。
 28日は徳山駅を中心にシャトルバスを運行する。問い合わせは同協会(33-8424)へ。

【きょうの紙面】
(1)一言進言は「つながりが切れる家族葬」
(2)光市で4年ぶり市税増収
(3)建設マスターに東さん(大島土木)
(3)徳山あちこちマルシェに5千人
(5)8日に徳山駅周辺で萌えサミット

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“軍神”の心境映す

広瀬中佐の書状を山崎さんが大分の神社に寄贈へ

 明治期の海軍軍人で“軍神”と称された広瀬武夫中佐(1868―1904)が残したとされる書状が、長年保管してきた周南市四熊の山崎優さん(82)から大分県竹田市の広瀬中佐を祭る広瀬神社に寄贈されることになった。書状はその命を落とした日露戦争の旅順港閉塞作戦の際に記したものとみられ、当時の心境をうかがい知ることができる貴重な資料となっている。

書状と左から水井、山崎、岩本さん

書状と左から水井、山崎、岩本さん

 広瀬中佐は同作戦では港の入り口に沈める閉塞船、福井丸を指揮し、退船直前、杉野孫七兵曹長を探している時に戦死したエピソードで知られている。
 書状は「七生報国/一死心堅/再期成効/含笑上船」と書かれ、何度生まれ変わっても国のために尽くすという意味の「七生報国」や笑って船に上がる「含笑上船」などの言葉が記されていて成功への決意を書いたと見られる。
 見出しの部分は虫食いで文字がかすれているが、ほかに広瀬中佐が残した書も参考に調査した結果「指揮福井丸再赴旅順口閉塞」と書かれているものと推察されている。
 書状は福井丸に広瀬中佐の部下として乗船していたとみられる、四熊出身の山崎清助さんが戦地から持ち帰ったもの。清助さんは優さんの祖父の弟にあたり、同居していた優さんは「大切にしろ」と聞かされていたという。
 これまで額に入れて所蔵してきたが、高齢になって今後の保管が難しくなり、優さんから相談を受けた近所に住む水井賢二さん(72)が市文化スポーツ課や市美術博物館とも相談、境内に広瀬武夫記念館がある広瀬神社への寄贈が決まった。
 9日には優さん、水井さんと、郷土史に関心があり、書状の歴史的意義や重要性などをまとめた栗屋の岩本紀之さん(74)の3人で同神社を訪れて寄贈する予定。
 優さんは「保管がきっちりされることで、清助へのお礼となればいい」と話している。

【きょうの紙面】
(2)下松高生の詐欺防止ポスターがバスに
(3)台風で中止、くだまつ総踊り、餅配付で行列
(4)北海道旅行中に地震発生!本州に脱出
(5)徳山動物園で動物供養祭、園児も参列

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伝統の“とっくり沢庵”いかが?

出荷始まり、周南、下松、光市のアルク全10店舗で販売

 周南市福川地区で9月27日から特産品の“とっくり沢庵”の出荷が始まり、周南、下松、光市のアルク全10店舗で販売されている。初日は周南市富田のアルク新南陽店で唯一の生産者の田中栄作さん(78)、敬子さん(73)夫妻が試食販売をして伝統の味をPRした。

とっくり沢庵を持つ田中敬子さん

とっくり沢庵を持つ田中敬子さん

 この沢庵は形が酒を入れるとっくりのような形をしている同地区の伝統野菜“とっくり大根”を漬けたもの。歯切れがよく、酸味があってコクがあると毎年買い求めるファンも多い。
 100年以上前から栽培されているとっくり大根は2000年には12戸の農家が作っていたが、高齢化などで作り手が減って近年は2戸で生産。さらにイノシシが畑を荒らすことから昨年からは田中さん夫妻だけになった。
 今回販売されるのは昨年12月から今年1月に収穫して漬け込んだ約500本。天候不順による不作もあって例年の半数以下となったが、10月中旬から下旬ごろまで売り場に並ぶ予定。1袋429円。
 27日には田中さん夫妻がひと口大に切った沢庵を来店者に提供して関心を集めていた。
 夫妻は地元の福川小、福川南小でとっくり大根の栽培体験も指導しており、敬子さんは「昔からの伝統を絶やさずに継承していきたい」と話している。

【きょうの紙面】
(2)エイジレス・ライフ実践事例に福森さん(光)
(5)台風24号、光の山陽線へ再び土砂崩れ
(5)大阪から逃走の桶田容疑者道の駅で逮捕
(6)人間国宝、山本さん県立萩美術館で作品展

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