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「梅みつじゅーす」新発売

光市の冠山公園の梅の実で
受験生の体力増強に!

 光市の梅まつり運営協議会(繁徹範会長)は冠山総合公園内の梅の里で収穫した梅の実を国産の良質なハチミツに漬け込んで製造した合格祈願ドリンク「光の果実物語~梅みつじゅーす」の販売を10日から始めた。昨年度の「合格祈願 梅カード」に続いて梅を題材にした合格祈願の土産品の第2弾になる。

販売が始まった「梅みつじゅーす」

販売が始まった「梅みつじゅーす」

試飲する市川市長と繁会長(右)

試飲する市川市長と繁会長(右)

 合格祈願シリーズは梅の里に隣接する、学問の神様の菅原道真を祭った冠天満宮にちなんだもの。これまでも園内の梅で梅酒や梅干しなどを作っているが、学校の部活動を引退した受験生が体力をつけたい夏休み明けにと「梅みつじゅーす」の販売を決めた。
 今回の梅は6月2日に収穫したもの。青梅をハチミツに漬け、プロポリスも加えており、梅に含まれるクエン酸がカルシウムの吸収を助けて疲労の原因の乳酸を排出するという。ハチミツには整腸作用もある。
 製造は岩国市周東町のビ庵(びあん)。無添加で、甘ずっぱい味。黄金色をしており、5倍から10倍に薄めて飲む。四角い瓶入りで、ラベルは青梅をあしらったデザイン。緑系で統一している。小瓶(200ml.)は800円、大瓶(500ml.)は1,800円。
 同公園の市観光協会の売店「ひかり花館」と、光井の光スポーツ公園内の発信キッチンで販売している。周南地域地場産業振興センターの周南サポート事業の助成を受けた。
 この日は市役所に繁会長(50)と市観光協会事務局の友重康代さん(53)が訪れて市川市長に完成を報告し、試飲した市長は「これはうまい、いける」と絶賛していた。
 繁会長は「市の花でもある梅の恵みをたくさんの人に味わってもらい、疲労回復と夏バテ予防の力にしてほしい」と話している。
 同協議会では商品と一緒に飲み方やゼリーやフラッペ、酢のものなどアレンジした料理のレシピも配っている。問い合わせは同協議会事務局(0833-74-3311)へ。

【きょうの紙面】
(3)人はモン・マリアージュの河野さん
(3)オープンはメガネスーパーゆめタウン下松店
(4)徒然周南は上村正剛さん
(4)カワウソゥ選挙に徳山動物園のペア

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周南市の対策本部設置基準見直し

[西日本豪雨]
島田川はんらん、初動に遅れ
市議会一般質問でも追及

 周南市は主に7月5日から7日にかけての西日本豪雨による市内の被害状況や市の対応の検証結果を9月4日の9月定例議会本会議の冒頭で木村市長が報告した。災害対策本部を設置しなかったことへの対策として設置条件を見直すことや、より効率的な初動体制、迅速な災害復旧体制の確立を図るなど浮かび上がった7項目の課題への対応策をまとめている。

総合支所に現地対策本部設置

 西日本豪雨では島田川がはんらん、堤防も決壊し、熊毛地区の三丘を中心に床上浸水35棟、床下浸水64棟、同地区の樋口で発生した土石流で1人が死亡、2人が重傷、1人が軽傷という大きな被害を出した。
 同地区の578世帯1,336人に避難勧告を発令したほか、夜市川もはんらん危険水位を上回ったため夜市、戸田地区の一部に避難準備・高齢者等避難開始▽土砂崩れの危険性が高まったため、櫛浜地区の一部58世帯に避難勧告を発令した。

死傷者が出た樋口の土石流の現場=7月8日撮影

死傷者が出た樋口の土石流の現場=7月8日撮影

 しかし、市は市長を本部長に全職員で総力をあげて災害対策に取り組む災害対策本部は設置しなかった。
 市議会一般質問でも6、7日だけで古谷幸男議員(自民党嚆矢会)や岩田淳司議員(アクティブ)が対策本部をなぜ設置しなかったのかなど、この災害対応をただし、市長はこの検証結果を説明した。藤井康弘議員(六合会)、福田吏江子議員(自民党周南)、魚永智行議員(共産党)、相本政利議員(公明党)も災害対応や関連した問題を取り上げた。
 検証結果によると、市の風水害に対する災害対策体制はこれまで「第1警戒体制→第2警戒体制A→第2警戒体制B→災害対策本部体制」と定め、西日本豪雨では被害が熊毛地域に集中していたことなどから「第2警戒体制B」をとり、熊毛総合支所への応援が速やかに実施できず、他部署の技術職員の応援も受けられなかった。
 このため、災害対策本部の設置基準を明確にするため「災害が特定の地域に限られていても人的被害や住家被害が多数発生するなど現地での対策が必要な場合は災害対策本部を設置し、あわせて総合支所に現地総合本部を設置する」「土砂災害警戒情報が発表された時は災害対策本部を設置する」の二つを新たに加えた。
 さらに、わかりにくい面もあった災害対策体制は「第1警戒体制→第2警戒体制→災害警戒本部体制→災害対策本部体制」と改めることになった。
 また熊毛総合支所の職員だけでは十分な被災現地の初動対応ができず、本庁からの応援班も道路の通行止め、渋滞で到着まで相当な時間がかかった。
 この対応策として早期に地域班や応援班、技術職員などを配備して災害状況を迅速に把握することや、災害発生の恐れがある時は事前に応援職員体制を確立することも定めた。

廃棄物搬入場所事前に選定へ

 情報の収集、伝達では、前途の迅速に災害状況を把握することや、行政防災無線のスピーカーや広報車の音声が聞き取れなかったことに対しては、整備中のコミュニティーFM放送システムの供用開始に伴う防災ラジオの普及、携帯電話などの「しゅうなんメール」の登録者を増やすことを対応策にあげている。
 そのほか、避難情報の発令では、土砂災害警戒情報が発表されているのに避難勧告を出さなかったことから、空振りを恐れず、ためらわずに発令するとした。
 災害復旧では、迅速な災害復旧体制の確立へ、庁内の横断的な連携による技術職員で構成された災害復旧対策班を編成する。災害廃棄物の臨時搬入場所を事前に選定しなかったため、開設が7月11日になったことは、あらかじめ搬入場所、処理方法を定める。
 被災者支援では、被災者相談窓口の設置、り災証明書の手続きや各種支援制度の問い合わせ、手続きにすみやかに対応できなかったことには、平常時から職員体制・開設場所を整備し、毎年度、支援制度について内容の確認、見直しをする。
 島田川の決壊を7月7日に県職員が発見したが、周南市への情報伝達が1日半以上経過していたことは、県からの緊急情報の連絡窓口を防災危機管理課に一本化し、迅速にFAXするとともに電話による受信確認をするなど情報連携を強化する。

【きょうの紙面】
(2)ゆめ花博、15日は「周南市の日」
(3)JR山陽本線「柳井―下松」間再開
(4)人は和田和年新南陽自治会連合会長
(4)徳山中央LCが共楽養育園にカメラ

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“真のナポリピッツァ”認定店に

PIZZERIA 21
世界で728店目

 周南市樋口のピザ専門店、PIZZERIA21(ピッツェリア・ヴェントゥーノ=飯塚慎代表)がイタリア・ナポリに本部を置く「真のナポリピッツァ協会」の認定店に選ばれた。世界で728番目の認定で、国内では74店、県内では同店と、同時に認定された防府市の店舗の2店舗だけになっている。
 同協会は1984年設立の非営利団体で、ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を守り、後世に伝えることを目的にしている。

認定証を持つ飯塚さん

認定証を持つ飯塚さん

 同店は栃木県出身の飯塚さん(35)が昨年5月にオープンした店。ランチ営業だけで、マルゲリータ、マリナーラなど8種のピザを選べるピザセットを提供している。
 認定に向けてはまず中国・四国エリアの審査員がピザを作る動画や写真で書類審査したあと、店での現地審査もあり、まき窯を使っていることや材料などが認定基準に適しているかがチェックされた。同店はイタリアから輸入した小麦粉も使ってピザを作っており、実際に食べて審査された。その後、ナポリの同協会本部でも書類審査や審査員への聞き取りがあった。
 認定店はナポリの伝統的な道化師が描かれたロゴマークの使用が許可される。6月に滋賀県で授与式があり、飯塚さんがロゴマーク入りの認定証を受け取った。
 この認定を受けるのは飯塚さんがピザ職人として掲げてきた目標の一つ。これまで同協会が東京で開いたナポリピッツァフェスタの伝統的なクラシック部門など2部門で準優勝しているが、イタリアでの修業経験がないため、ちゃんと伝統的なピザが作れているか悩みもあったという。
 それが認定によってお墨つきを与えられ「これがナポリピッツァだと自信を持って言える。認定を受けた基準を常に満たせるよう、緊張感を持って作っていきたい」と話している。
 同店はテーブルの18席。駐車場は8台分。営業時間は午前11時~午後3時(2時ラストオーダー)。月曜休み。電話は0833-48-5345。

【きょうの紙面】
⑵周南市、国の機関集約へ協議
⑵光市議会で初の陳情者説明へ
⑶山口ゆめ花博14日開幕
⑷11日まで世界児童画・県展

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[金曜記者レポート]障害者の雇用

県は2.86%、周南市2.75%
下松、光市も法定雇用率を上回る

 中央省庁で、雇用されている障害者数が大幅に水増しされていたことがわかり、信頼を揺るがす大きな問題となっている。周南、下松、光市や県ではどうなのか、雇用率などを調べたところ、最も低い下松市でも2.54%で、雇用が義務づけられている法定雇用率を上回り、障害の有無は障害者手帳などで確認していて不適切な算入もなかった。(延安弘行)

 法定雇用率は国、地方公共団体は3月までが2.3%、4月からは2.5%。算入にあたっては短時間就労者は0.5人とし、重度障害者は1人を2人として加算できる。
 周南市は6月現在で対象となる職員1,399人のうち障害者は28人。重度の職員が11人いるため、加算後は38.5人となり、雇用率は2.75%。同市は職員採用にあたって毎年1、2人を障害者枠で採用している。昨年度まで身体障害者を対象としていたが、今回から精神障害者などに広げている。
 下松市は昨年度は315人のうち8人で、雇用率は2.54%。障害者枠を設けての採用は最近では2015年度にあり、毎年ではない。
 光市は489人のうち11人で、重度障害者の加算後は12.5人、雇用率は2.56%。今年は障害者枠として上級、中級、初級で合わせて1人ていどの採用を予定している。
 県は3738人で加算後の障害者の人数は107人で、雇用率は2.86%。毎年1、2人の障害者を採用している。

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 民間企業の法定雇用率は昨年度までは2%で従業員50人以上の企業が対象。雇用率は山口労働局のまとめで対象となる869社、17万1,435.5人のうち障害者は4,391.5人で、雇用率は2.56%だが、対象企業のうち達成企業は59.3%だった。達成できていない企業のうち従業員数100人以上の企業は納付金を納めなければならない。
 4月からは45.5人以上の企業に対象が広がり、法定雇用率も2.2%に引き上げられた。
 障害者の雇用促進は障害者が地域で共に暮らす「共生社会」の実現を目指すもの。市や県はその先頭を切る立場。しかし、障害者を採用していても、職種は行政に限られる場合もあり、採用試験への応募は数人で多くはない。
 法定雇用を上回るだけでなく、さらに幅広い職種での採用に繋げるため、働きやすい職場づくりが求められている。

【きょうの紙面】
(2)光市のJR西河原第2踏切、段差解消へ
(3)人は香耀書道会の田村さん
(4)中国ベテランテニス選手権に500人
(5)友愛園で敬老会

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ポータルハートサービス設立

周南市の中特グループ・高齢者の悩み解決

 周南市久米の中特グループは8月1日に新会社、㈱ポータルハートサービス(篠田直美社長、10人)を設立した。専門知識を持った女性スタッフが施設入居前の家財整理など高齢者のさまざまな悩みの解決に向けたサービスを提供する。

篠田社長

篠田社長

 中特グループは中特ホールディングスと中国特殊、吉本興業、リライフ、藤井興業で構成し、一般廃棄物収集運搬、産業廃棄物処理、リサイクル、下水道メンテナンスなど生活環境にかかわる事業を展開しており、ポータルハートサービスが6社目のグループ企業となる。
 高齢者のさまざまな困りごとを助ける業務は5年前から吉本興業の1部門として取り組んできたが、今回、独立させた。
 社名はポータル(入り口)とハート(心)を合わせ「心の入り口」として悩みを持つ人の心が少しでも早く晴れるよう、心に寄り添う気持ちでサービスを提供するという思いを込めた。
 社員は女性が中心で、整理収納アドバイザー、福祉住環境コーディネーター、遺品整理士、終活カウンセラーなどの資格を持っている。
 廃棄物処理、リサイクルなどグループ内や、必要に応じてグループ以外の企業などとも協力し、不用品回収だけに留まらない空き家問題なども対応する。
 ポータルハートサービスの所在地は周南市久米3078-1、電話は0120-050-742。

【きょうの紙面】
(2)周南市9月議会が新議場でスタート
(3)光市の海水浴客2.8%増
(4)寄り道は児玉源太郎の遺髪塔
(4)谷村さんコンサートの募金復旧支援へ寄贈

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47都道府県でPR

しゅうニャン市キャラバン隊スタート

 周南市は3日、職員が日本全国を“しゅうニャン市”のラッピングカーで巡る「全国キャラバン隊」を出発させた。11月16日にかけて47都道府県の57自治体に赴き、首長を表敬訪問したり、メディアも訪れ、商業施設などでのブース出店もしながら市をPRする。

キャラバンカーと木村市長、参加職員

キャラバンカーと木村市長、参加職員

 シティープロモーション事業による初めての取り組み。運転や現地でのPRは公募で集まった22~48歳の職員16人が務め、主に2人で1、2週間ずつ担当する。総移動距離は陸路6,200キロ、航路1,677キロの計7,877キロの予定。事業費は旅費、燃料費、高速道路料金、フェリー運賃、ブースで配布するグッズ代など約590万円。
 訪問先には仮想都市“こにゃん市”を展開している滋賀県湖南市や、絵本「11ぴきのねこ」の作者、馬場のぼるゆかりの青森県三戸町もある。キャラバン隊は特設サイト「走れ、しゅうニャン市。」やフェイスブックなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で現地の様子を情報発信するほか、訪問先の自治体や魅力も紹介していく。
 3日は市役所駐車場で出発式があり、参加する職員のうち施設マネジメント課の赤松透さん(32)、高齢者支援課の吉安章恵さん(29)が「全国に周南市の魅力を伝えることを誓います」と宣誓し、第二保育園の年長園児35人や市職員らの見送りを受けてキャラバンカーが発進した。
 木村市長は「情報網が発達しても大切なのはフェイス・トゥ・フェイス(面と向かうこと)。しっかりPRしてほしい」と呼びかけ、赤松さんは「自然と産業が調和している市の魅力を伝え、来ていただくという使命を果たしたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)下松市の小中学校教室に来夏エアコン
(3)双子姉弟がキッズクッキングバトル最優秀賞
(3)ヨロシクは細川徳山税務署長
(6)80歳、藤沢さんが竹細工展

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小学生や市民と一緒に

周南市議会新議場でオープニング・ピアノコンサート

 周南市の新しい庁舎に完成した市議会議場のオープニング・ピアノコンサートが2日開かれ、山口市在住の手嶋沙織さんの演奏を小学生24人と大人140人が議員と一緒に聴いた。

演奏する手嶋さん

演奏する手嶋さん

 このコンサートは6月に完成した本庁舎5階にある新議場のお披露目。4日から始まる9月議会で使用する前に市民に見てもらおうと市議会(小林雄二議長、29人)が開いた。
 議場は議員席のすぐ後ろに傍聴席があるが、この日は議員席には議員、通常は市長など執行部が座る理事席に小学生、大人が主に傍聴席に着席した。
 ロシアの国立モスクワ音楽院で学んだ手嶋さんは、ロシアでの体験や演奏する曲の解説などを交えながらショパンの「英雄ポロネーズ」やラフマニノフのプレリュードから「鐘」、ムソルグスキーの「展覧会の絵より」などを演奏した。
 徳山小6年の高浦夢実さんは「滑らかに弾いていたし、緊張せずにおしゃべりしていてすごい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)新学期、各市で暑さ対策
(2)県などの豪雨災害義援金配分決まる
(4)光RCががん検診訴えるシートやのぼり
(5)光市小周防でセアカゴケグモ14匹

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神代さん(下松工)旋盤で“日本一”

若年者ものづくり4競技大会
下松工高出身の神代さん敢闘賞

 8月1、2日に石川県金沢市の県産業会館で開かれた第13回若年者ものづくり競技大会で、旋盤種目に出場した下松工高システム機械科3年、神代大介さん(17)=周南市=が金賞を受賞して“日本一”に輝いた。ウェブデザイン部門でも同校出身で、山口市のYICビジネスアート専門学校webビジネス学科2年の神代正俊さん(19)=下松市=が敢闘賞を受賞した。

左から神代大介さん、国井市長、神代正俊さん

左から神代大介さん、国井市長、神代正俊さん

 この大会は高校や職業能力開発施設で技能を習得中の20歳以下が対象。旋盤や電気工事、建築大工など15職種に445人が出場し、県内からは7職種の11人が参加した。
 旋盤部門には37人が出場。1か月前に示された設計図をもとに円柱状の鋼を削ったり磨いて、3時間以内に課題のバルブ状の部品に加工する技術を競った。
 ウェブデザイン部門は22人が出場。課題に沿ってウェブサイトをデザインし、美しさや見やすさを競った。
 県内からの金賞は神代大介さんだけ、敢闘賞は神代正俊さんら4人が受賞した。2人は30日にそろって下松市役所を訪れて、国井市長に入賞を報告した。
 大介さんは昨年は銀賞を受賞し、市長に「来年は金賞を取りたい」と話しており、市長は「約束を果たしてもらってうれしい。2人とも受賞を通過点ととらえて、どう技術を社会に生かされるか、楽しみにしています」と話した。
 大介さんは「旋盤技術を生かせる地元の職場に就職したい」と話し、すでに福岡市のウェブコンサルタント会社に就職が内定している正俊さんは「身につけた技術を仕事に生かしたい」と意欲を見せていた。

【きょうの紙面】
(2)下松市が市の新キャラクター公募
(3)中嶋酒店に「鴈木」のひやおろし入荷
(4)光市島田の3団体が豪雨義援金
(5)山口SFLCが10月14日にゴスペルコンサート

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新徳山駅ビル・周辺への影響は?

【金曜記者レポート】
客足は「増えた」「減った」
120万人突破に可能性と課題

 周南市の中心市街地の活性化へ、その効果が期待されている新徳山駅ビルの徳山駅前賑わい交流施設は29日、年間目標の120万人を突破した。2月3日のオープンから7カ月足らずでの目標達成となったが、周辺の店舗にはどのような影響が出ているのか。飲食店や物販店などに聞いてみると、恩恵を受けている店舗もあれば「全く変わらない」「お客さんが減った」と答える店舗もあり、にぎわいの周辺への波及の可能性と課題が見えた形となった。(安達亮介)

新徳山駅ビルと整備工事が進む駅前広場

新徳山駅ビルと整備工事が進む駅前広場

銀座通

銀座通

 新駅ビルは総事業費約55億円で旧駅ビルの跡地に建て替えており、核施設となる徳山駅前図書館や蔦屋書店、周南地区初出店のスターバックスコーヒー、フタバフルーツパーラーなどが入居。併設の1時間無料の徳山駅西駐車場も同時に整備されている。
 新駅ビルの利用者を商店街に誘導しようという物販イベント「徳山あちこちマルシェ」も開館前から市民団体が定期的に開いている。

 今回、11の店舗や団体に取材したが、こうしたイベントは来店客増につながっているという声も聞くことができた。 各店舗などの声をまとめた。

○まちのポート・市観光案内所(みなみ銀座、特産品販売)=「家族連れなどが増えてきてはいるが、期待していたほどではなく、もうちょっと利用者が流れてきてほしい」

○富士事務器(みなみ銀座、文具・事務用品販売)=「人はこっちまで来ておらず、売上は増えていない。(商店街で計画が進められている)再開発事業が実現したらまた変わるのでは」

○水木菓子舗(有楽町、和菓子店)=「1時間無料の駐車場も近く、多くなるかなと思っていたが、影響はない」

○たわら(銀座、特産品販売)=「通行人は増え、ふらっと店に訪れる人もいて売上の下げ止まりになっている。少しでも取り込めるようにしたい」

○徳山商店連合協同組合・ピピ510(糀町、駐車場運営)=「全く影響はない。駅ビルや徳山駅西駐車場とは距離が遠いからではないか」

○天満屋周南ショップ(みなみ銀座、百貨店サテライトショップ)=「増えたという感じはない。(自店の)商品が50~70歳くらいのミセス向けで、若い人が多い駅ビルとマッチしていないのでは。もう少し通りの人が増えれば変わるかもしれない」

○山口井筒屋周南ショップ(銀南街、百貨店サテライトショップ)=「多少は増えたが、年配の女性がほとんどという(自店の)客層には合っていないと思う。イベントの際には増えている」

○珈琲紅茶館ルシア(銀南街、喫茶店)=「減っている。駅ビルにカフェがあることや、駐車場もカフェ、図書館を利用すれば1時間経つため、ここまで人が来ていないのでは」

○はりま太鼓(銀座、大判焼き販売)=「オープンして最初のころは多かった。駅ビルから歩いてここの店の場所を知ったという人もいた」

○手打ち蕎麦日本(銀南街、そば店)=「オープンした2月は前月に比べてお客さんが3割くらい多くて忙しかった。マルシェの時も来店が増えるため、イベントをやってほしい」

○ジェラテリア クラキチ(銀座、ジェラート販売)=「家族連れなどが増えており、イベントの際にも恩恵を受けている。駅ビルがブームで終わることがないよう、継続的な取り組みがあるといい」

【きょうの紙面】
⑵周南市議会に33億円の補正予算
⑶人・自治会長編は田中義啓さん
⑷石川さんのミュージカル来夏上演へ
⑸大津島ポテトマラソン今年は中止

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「北斎の龍は飛び立つ山清水」

徳山高が俳句甲子園で強豪 開成破り初優勝

 18、19日に愛媛県松山市で開かれた全国高校生俳句選手権大会「俳句甲子園」で周南市の徳山高(須藤恒史校長)の文芸部(西村陽菜部長、9人)が初優勝を果たし、27日、市役所を部員が訪れて木村市長に日本一の快挙を報告した。24日には山口市で県教育長も訪問した。

優勝旗、賞状と文芸部員たち

優勝旗、賞状と文芸部員たち

 大会は5人1組のチームで俳句の出来栄えや鑑賞力を競うもので、今年で21回目。地方大会を勝ち抜いた26チームと投句審査で選ばれた6チームの計32チームが出場する。徳山は6月に防府市で開かれた県大会で優勝し、5年連続5回目の出場。
 全国大会は予選リーグ、予選トーナメント、決勝リーグ、決勝戦を「草笛」「残暑」など計8つの題で事前提出した句で競った。決勝は、俳句部があり、過去10回優勝、3回準優勝して今年は3連覇を狙った強豪、開成(東京)と「清」の題で対戦した。
 徳山は先鋒の3年、神足颯人君(18)が「ゴールデンウィーク清流線の旅」と詠んで勝ちを収めたが、次鋒は2年、弘松準平君(17)の「夕立(ゆだち)来て欄干に染む清水寺」で敗れた。
 中堅は2年の浅原佑斗君(16)の「清流を示す歩荷(ぼっか)の腕太し」で勝利し、副将は1年の岡崎鼓子さん(16)の「秋の虹紆余曲折の清らかさ」で敗北。2-2で最後の大将戦にもつれ込んだ。
 大将の3年の西村部長(18)の句は「北斎の龍は飛び立つ山清水」。葛飾北斎の龍の絵を見た際、生命力あふれ、魂を持って飛び立つように感じたことから生まれた作品で、討論では開成から「画竜点睛を欠いている」などと指摘されたが「登龍門を表している」などと反論し、徳山に勝利の判定が下された。
 市役所にはこの5人と補欠で3年の大橋恵さん、部員の3年の沖大貴(ひろき)君(17)、山本勝海君(18)の生徒計8人が顧問の桑原範恵さん、須藤校長と訪れ、大会を振り返ったり、普段は句会や短歌の歌会、文豪の作品の読書会などをしていることを紹介した。
 西村部長は「非常にうれしく思っている。大会で見つけた言葉を大切にしながら、それぞれの創作活動に生かしていきたい」と話していた。

【きょうの紙面】
⑵スターピアなど25年ぶり大改修
⑵ボートレース徳山7年連続黒字
⑶アイテックスが在宅勤務制度導入
⑸IMAYAがベトナムに車椅子や奨学金

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