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若者3人が新規就農へ

【周南市】若者3人が新規就農へ 初のパッケージ支援認定
 周南市が農業従事者不足の解消へ技術研修、農地確保、機械・施設整備、住居確保をまとめて支援する「新規就農者パッケージ支援制度」の支援者認定式が22日、市役所で開かれた。認定を受けた2、30代の男性3人が2018年3月の就農を目指して鹿野地区での研修などに取り組む。

前列左から井上、森光さん、市長、今井さん

前列左から井上、森光さん、市長、今井さん


 この制度は若者が就農しやすい環境を作ろうと今年度から設けた。40歳未満を対象に募集し、応募のあった3人を審査して全員が合格した。今後も随時受け付けていく。
 認定されたのは山口市出身で電気関係の会社に勤めていた今井康貴さん(27)▽周陽中、田布施農工高、東海大学農学部卒で熊本県の会社でトマトの施設栽培をしていた森光尚大さん(23)▽呼坂出身で測量会社や建設業に勤めていた井上真司さん(37)。
 今年度に防府市の県立農業大学校のやまぐち就農支援塾でわさび栽培、夏秋トマト栽培を学び、来年度からは鹿野地区に住みながら県の認定を受けた指導農家のもとで研修する。居宅として空き家と、就農時には30㌃以上の農地があっせんされる。
 市役所では木村市長が「農業従事者の高齢化、減少で若者の担い手が求められており、うれしく思う」と話して3人に認定証を手渡した。
 井上さんは農業の経験は兼業農家の実家の手伝いをしてきたていどだが、栄養士資格を持つ妻、ひとみさん(39)と農家レストランを開業する夢をかなえるために就農を志した。「地域に貢献できるような農家になりたい」と話している。