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東ソー・中国電力が海外炭を共同輸送

新南陽地区初のパナマックス船入港へ
 周南市に南陽事業所がある東ソーと中国電力は24日、オーストラリア・ニューキャッスル港へ向けて石炭を日本に運ぶ輸送船を出発させた。9月中旬に同港を出発、同下旬ごろに宇部市の宇部港や周南市新南陽地区の徳山下松港に到着する予定。両社が海外炭の共同輸送に取り組むのは初めて。
 共同輸送することで物流コストが低減できるため、今回は本格運用に向けて輸送量の調整や輸送船の選定など運用上の手続きを確認することを目的としている。
 輸送船はパナマ運河を通航できる船の最大の大きさの“パナマックス”船で、石炭はニューキャッスル港で中国電力約2万㌧、東ソー約5万㌧の約7万㌧を積み込む。
 新南陽地区へのパナマックス船の入港は初。徳山下松港・宇部港は国際バルク戦略港湾に指定されていることから国交省が新南陽地区の航路のしゅんせつなどを進め、パナマックス船が新南陽地区に入港可能となったことから今回の共同輸送が実現した。
 両社はそれぞれが所属する県国際バルク戦略港湾連携協議会(7社)で共同輸送を検討して今回の運航を実現させており、今後も「協議会のメンバーと協調して両港を活用した企業間連携を検討していく」としている。