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高齢者と障害児のデイサービス一体化

高齢者と障害児のデイサービス一体化 光・優喜会が新設「互いに元気をもらう施設に」
 光市小周防のNPO法人優喜会(冨田勝久理事長)は1日、小周防に、同じ建物の中に高齢者対象のデイサービスと障害を持つ小、中、高校生を対象にした放課後等デイサービスを提供する一体化した施設を開設した。小坂栄一施設長は「高齢者も子どもたちにも互いに元気をもらう世代間交流を促進したい」と効果を期待している。
 同会は光、下松、周南市で住宅型有料老人ホームやデイサービスセンター、障害児対象の放課後等デイサービス施設、就労継続支援B型事業所を経営している。その中で部屋は別にするなどさまざまな法的規制がある中「世代間交流を進めたい」という冨田理事長の提案で、今回の施設が誕生した。

車椅子を押す子ども

車椅子を押す子ども


一体化した施設

一体化した施設


デイサービスで過ごす高齢者と子どもたち

デイサービスで過ごす高齢者と子どもたち


 施設は木造平屋295.73平方メートル。うち高齢者の「デイサービスセンターきらら光」が152.6平方メートル、子どもの「サルビアの家ひかり」が89平方メートル。建物は1つで、部屋は別々になっているが、仕切りのドアを全開すると一体的に使える造りになっている。
 開設時間は高齢者デイサービスが午前9時15分から午後4時25分まで、子どもの放課後等デイサービスは午後3時半から5時まで。
 3時半から4時25分までは高齢者と子どもが一緒に過ごせ、施設に着いた子どもに高齢者が「○○ちゃん、おかえり」と声をかけたり、ボール遊びをするなど交流し、お年寄りの車椅子を進んで押す子どもも多いという。
 スタッフは両施設合わせて11人。冨田理事長は「法の規制に風穴を開けて、高齢者も子どもも楽しく過ごせる空間を実現したかった。互いに元気に明るく過ごせるので、皆さんの評判もいいです」と喜んでいる。