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江本駅長 が1カ月重複勤務

【周南市議会】江本駅長 が1カ月重複勤務/7月から桶川市職員に/一般質問・ソレーネ周南で議論

 周南市9月定例議会の一般質問最終日の13日、道の駅「ソレーネ周南」の赤字経営が取り上げられ、その中で7月末まで指定管理者の周南ツーリズム協議会職員だった江本伸二駅長が7月1日から埼玉県の桶川市職員になっていたことがわかった。

 この問題は登壇した6人のうち尾崎隆則議員(嚆矢会)、島津幸男議員(会派無所属)が質問した
 答弁で木村市長は江本氏が経費削減と個人的理由で7月末で退職したと聞いていると述べたが、島津議員が「埼玉県の桶川市に7月1日から入っており、給料が7月分二重に入っているのでは」と質問した。
 これを受け市は休憩を挟んで事実確認にあたり、再開後、住田英昭副市長が「7月1日から平成31年3月31日まで任期付き職員として採用されているのを確認した。周南ツーリズム協議会にも連絡し、規則の中で適切に対応するものと思う」と答えた。
 江本氏は2014年5月のソレーネ周南の開設時から駅長を務め、職員は7月末に退職したがその後も理事は続けている。
 同協議会職員と桶川市職員の期間が1か月重複していたことに対し、同協議会の藤井良治代表理事は「桶川市職員になっていることは知らず、7月は給料も支払った。信用にかかわる問題であり、江本駅長には理事を退任してもらう。今後は地域住民や生産者などと信頼関係を築いていきたい」と話し、江本氏の行動に憤りながらも同協議会の再出発へ意欲を見せている。

「赤字は補てんせず」
 経営については、市長は昨年度決算で赤字になった周南ツーリズム協議会に赤字要因の分析と経営改善計画策定を申し入れていることなどを説明して指定期間が2014年度から5年間であることから「経営は単年度の赤字、黒字というより長期的視野に基づいた持続可能な経営ができるかが重要。出荷は伸び、登録者も増えており、出荷者や現場の人にいたずらに不安を与えないことが大事」と理解を求めた。
 尾崎議員は6月議会の一般質問で、東部道の駅整備についての質問の中でソレーネ周南の状況を聞いた際、市長が売上や出荷者数は増えていると述べたが損益などにはふれていなかったことについて「あれでは頑張っている、と思ってしまう。もう少しわかりやすく答えてほしい」とただした。
 これに弘中基之経済産業部長は「東部道の駅の中で運営状況についてお尋ねになられたのでそれに基づき、経営状況まではお答えしなかった」と説明した。
 尾崎議員が「赤字を市が補てんすることはあるか」とただすと、市長は駐車場やトイレなどの運営に対する指定管理料は出しているが、収益事業は独立採算のため「補てんする考えは持っていない」と答えた。