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【光市議選】現職14、元職1、新人3人が当選

投票率は過去最低の58.43%
 任期満了に伴う光市議会議員選挙は23日投開票され、新しい18人が決まった。争点に乏しい選挙戦を反映してか投票率は58.43%で、前回を8.26ポイントも下回り、合併前の旧市町を含めて過去最低となった。現職15、元議員1、新人7人の候補のうち現職1人と新人4人が及ばず、新人には厳しい結果になった。人口が減少する中、市立光総合病院移転など大型事業が続く市の健全財政をどう維持するかなど今後の課題への取り組みが注目される。(文中敬称略)
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 今回は県内の地方選挙では選挙権年齢が18歳以上となる初めての選挙だが、同日程の市長選挙は12年ぶりの無投票になり、投票率も注目された。しかしさまざまな課題があるとはいえ合併から12年たって市を二分するような明解な争点はなく、各候補の訴えが市民にどこまで届くのかが問われた。その中で現職や元職が強さを発揮したが、前回より得票を増やした現職はなかった。
 公明党の森重明美は3回連続2,000票超えのトップ当選。森戸芳史はこまめな日常活動で2位に食い込んだ。市長選に2回出馬した元職の河村龍男は知名度を生かして支持を広げ、3位で返り咲いた。
 議長の中村賢道、前副議長の磯部登志恵、前議長の中本和行は堅調な戦いぶり。大和の林節子、大田敏司は安定した基盤に支えられ、室積でも支持を広げた共産党の土橋啓義を含めて大和からの3議席は維持された。
 副議長で民進党推薦の木村信秀、田中陽三、西村憲治も1,000票を超えて底力を見せ、武田薬品の畠堀計之はOB票の分散阻止で1,000票をキープ。苦戦が伝えられた萬谷竹彦、笹井琢も900票台を守った。
 新人は3人が当選。共産党の田辺学は現職の四浦順一郎の支持基盤の引き継ぎに成功し、政策も共感を呼んだ。雪辱組の仲山哲男は引退する現職の木村則夫の支持層に浸透し、前回より唯1人、得票を増やした。岸本隆雄は終盤の追い込みが奏功した。
 現職で唯一苦杯をなめた次点の大楽俊明は地元室積での候補乱立が響いた。西崎孝一は県議選で高めた知名度を票に結びつけられず、榎並宏子は出馬表明の遅れから推薦を受けた民進党支持層に浸透しきれなかった。 
 幸福実現党の早稲田真弓は出馬表明の遅れと党組織の弱さが支持拡大のブレーキになり、梅津敏英は、陣営の雰囲気はよかったが支持の広がりに欠けた。
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