親子でものづくり体験
2016年12月20日
日立笠戸・車両の工場も見学
下松市の日立製作所笠戸事業所で17日、工場見学と工作教室の「わくわく・どきどき 親子ものづくり教室」(新周南新聞社など後援)が開かれ、小学5年生とその保護者の32家族が参加し、工作はほしらんどくだまつサルビアホールで電気と磁石を使って回り続けるコマを作って楽しんだ。
同事業所OBの日立のぞみ会(永田久則会長)と技術士で作る笠戸技術士の会(牧野和央会長)の主催。子どもの“理科離れ”の解消へ、ものづくりに関心を持ってもらおうと山口きらめき財団の助成を受けて7月に続いて開いた。

工場を見学した参加者=主催者提供
工作に挑戦する参加者[/caption] 工作教室は両会の会員の指導も受けながら挑戦。ストローにエナメル線を巻き付けてコイルを作って乾電池につなげ、それを付けた木のスプーンの上で磁石付きのコマを回転させると電磁石の力で回り続けるのを確認した。
東陽小の松藤雅人君(11)は父の博紀さん(43)と参加し「ちょっと難しかったけど作れてうれしい」と笑顔。永田会長は「理科が好きになり、将来はものづくりの会社に就いてもらいたい」と話していた。

回るコマを見る親子

工作に挑戦する参加者
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