日刊新周南ミニバス交歓会
2017年02月28日
優勝は女子・桜田、勝間 男子・光ウイングス 18チームが激戦
周南、下松、光市の小学生がミニバスケットボールで交流する新周南新聞社主催の「I Love周南 第30回日刊新周南ミニバス交歓会」が26日、光市総合体育館で男女計18チームが出場して熱戦を展開し、2ブロックの女子はAブロックが桜田スポ少、Bブロックは勝間スポ少、男子は昨年に続いて光ウイングスが優勝した。
この大会は“明るく元気なたくましい周南っ子”を育成しようと開いており、今年は光市バスケットボール協会、光市ミニバス連盟が主管した。
試合を挟んで開かれた開会式では中島進新周南新聞社社長のあいさつのあと男子の付属光スポ少の和田祥希主将(付属光小六年)が選手宣誓し、恒例の全員参加のフリースロー大会で交流した。閉会式では優勝チームに優勝旗とメダル、賞状、準優勝チームに賞状が贈られ、健闘をたたえた。
試合は各ブロックとも3チームのリーグ戦を勝ち抜いたチーム同士が決勝戦に臨んだ。

女子Aブロック優勝の桜田
女子は12チームがA、Bブロックで戦った。Aブロックは光井、花岡、岐山▽富田女子、光大和、桜田の3チームずつでリーグを戦い、桜田と昨年優勝の光井が決勝に進んだ。
序盤は桜田が素早い攻めで連続得点を決めて第1クオーターは12―3とリード。しかし光井も長身を生かしたプレーで追い上げ、第2クオーターは16―12と差を縮め、その後も互角の攻防を繰り広げ、第4クオーターでは光井が一時逆転したが、桜田がこの試合で22得点した都野七海主将のシュートで再びリードし、32―31で競り勝った。
桜田は3月28日に東京で開かれる全国ミニバス大会にも出場が決まっており、内田昭紀監督は「主将を中心に粘り切れた。全国で対応できるチームにしていきたい」と話していた。

女子Bブロック優勝の勝間
女子Bブロックは須々万、浅江、勝間▽夜市、末武女子、久米・櫛浜が総当たりして決勝には勝間と末武女子が進出した。
勝間は小柄ながらスピードを生かした攻めやリバウンドで前半終了時24―12とリードし、第3クオーターも33―19と差を広げた。しかし第四クオーターでは末武がミドルシュートなどで追い上げ、会場も盛り上がったが、最後は35―31で勝間がリードを守り切った。
播元美羽主将は「緊張したけど乗り越えられてうれしい」、井上寿郎監督は「子どもたちには優勝の喜びと一緒に、バスケができる環境に感謝してほしい」と話していた。

男子優勝の光ウイングス
6チームが出場した男子は、光ウイングス、熊毛シューティングスターズ、徳山中央のリーグ戦からは昨年優勝の光ウイングス▽付属光、末武男子、新南陽ファイターズからは新南陽ファイターズが勝ち上がった。
決勝は大接戦で、光ウイングスが先行したが、第1クオーターを終わって8―6と1ゴール差、第2クオーターも18―14、第3クオーターも26―23と僅差で新南陽ファイターズが追う展開。第4クオーターで新南陽ファイターズが光ウイングスの固い守りを破って26―29と逆転して、大歓声があがったが、最終盤に光ウイングスが連続ゴールなどで再逆転して34―31で優勝を決めた。
桜井良二監督は「最後の大会となる6年生の3人が全力で役割を果たし、いい終わり方ができた」と連覇に笑顔を見せていた。
フリースロー大会は各ブロックで5人が勝ち残るまでシュートを打ち、次の15人に賞状が贈られた。(カッコ内はチーム名、学校・学年)
女子A=仲築間芳(花岡・花岡6)田中沙来(桜田・戸田6)青木優(富田・富田西5)石津有紗(岐山・岐山4)藤井心渚(桜田・戸田1)▽女子B=中村華(須々万・沼城6)河村愛由(末武・公集6)丹羽遥奈(夜市・夜市6)古島千咲(勝間・勝間5)酒井結衣(浅江・浅江3)▽男子=長尾朱里(新南陽F・富田西6)浅田竜輝(同・富田東5)坪井遥生(付属光・付属光5)岡原柊(同3)林田爽良(同3)
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