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20年延命へ改良工事完成

3市の可燃ごみ処理 恋路クリーンセンター・総事業費約60億円
 下松、周南、光市で構成する周南地区衛生施設組合(組合長・国井下松市長)の可燃ごみ処理施設、下松市河内の恋路クリーンセンターの基幹的設備改良事業が終了した。27日、同センターで完工式が開かれ、関係者約50人が稼働開始以来、22年ぶりの本格的な改良工事の完成を祝った。

あいさつする国井組合長

あいさつする国井組合長

 同センターは1995年に169億円をかけて建設され、熊毛地域を除く周南市と下松、光市の可燃ごみを年間約65,000トン処理している。また余熱を隣の下松市温水プール・アクアピアこいじに提供している。
 熊毛地域の可燃ごみは旧熊毛町時代に加入していた周陽環境整備組合が岩国市玖珂町で運営するごみ焼却施設に持ち込んでいるが、同組合が解散する2019年度以降は同センターで処理する。
完成した焼却炉の新設備

完成した焼却炉の新設備

 基幹的整備改良事業は施設の長寿命化が目的で、13年に着工し、運転しながら工事を進めて焼却炉3基など主な機器や設備をほぼ更新した。総事業費約60億円のうち約3分の1は国の循環型社会形成推進交付金。施工は三菱日立パワーシステムズインダストリー、工事設計と施工管理は日本水工設計。
 これで同センターの機能は今後20年先まで維持される見通し。排ガスの無害化や燃費の効率化で電力に換算して改修前より11.7%の二酸化炭素削減が達成できるという。
 完工式には市川光市長、木村周南市長も出席。神事に続いて国井組合長は「これで機能が一新され、より快適で安全な施設運営が可能になった」とあいさつ。三菱日立パワー社の牧浦秀治社長は「この設備の主治医としてメンテナンスもしっかりしていく」と述べた。