進路決定者が1,000人突破
2017年04月11日
しゅうなん若者サポステ、きめ細かな対応で成果
就職も進学もしていない若者の就労を支援する周南市栄町のしゅうなん若者サポートステーション(サポステ)を利用して進路が決まった人が、2008年6月の開所から累計1,000人を超えた。

市長に報告する中繁会長ら

しゅうなん若者サポートステーション
その結果、3月末までに登録者1,418人のうち1,005人の就職、進学などの進路が決まった。居住地は周南市が45.8%、光市が14.3%、下松市が13.1%。就職した人の職種はサービス業が40.2%、製造業が28.2%、事務が13.7%、介護・医療が10.3%となっている。
登録者の初回面談などを担当している同サポステ総括コーディネーターの福岡敬子さん(58)は「1,000人を達成できたのは関係機関の協力も大きい。社会に自分を生かす場所があるということは自信や存在理由にもなる。その支援をするという大きな役目を今後も果たしていきたい」と話している。
6日には県労働者福祉協議会の中繁会長、古都昇専務と福岡さんが市役所を訪れて木村市長に1,000人達成を報告した。市長は多くの若者と社会との橋渡しをワンストップでサポートするきめ細かい支援をたたえた。
同ステーションは月曜から土曜までの午前9時半から午後5時半まで。電話は0834-27-6270、Eメールinfo@s-saposute.com。ホームページも開設している。
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