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60%が「不快な思いしたことある」

徳山商議所・タクシーに関するアンケート “おもてなし”向上へ改善も
 周南市の徳山商工会議所は“おもてなし”向上を目的に会員事業所などを対象にタクシーに関するアンケート調査をした。「感じがよかった」という意見も多かったが、「不快な思いをしたことがある」と回答した人が全体の約60%にのぼり、これを受けて各タクシー会社ではマナー向上に向けた講習会を開くなど改善に向けた取り組みも進めている。

徳山駅前のタクシー乗り場

徳山駅前のタクシー乗り場


 このアンケートは来年2月に新徳山駅ビルが完成し、市への来訪者の増加が予想される中で、最初に乗るタクシーの印象が市全体の印象を左右すると考えられることから、現状の把握と改善につなげようと企画した。会員事業所やコンビナート企業にアンケート用紙を配って従業員などの563人から回答があった。
 回答者は男性475人、女性88人で、40~59歳が61%。利用頻度は「年に数回ていど」が53%、「月に数回ていど」が35%。利用動機(複数回答可)は「飲酒後」が最も多く74%、「ほかに交通機関がないとき」が31%。
 「感じがよかったと思われたこと」の質問には「言葉遣いがよかった、会話がはずんだ」「乗降時のあいさつが丁寧」「安全運転、よく道を知っている」「荷物を気遣ってくれた」などの意見が多かった。
 一方、不快な思いをしたことがあると答えた人は「運転が荒い」「無愛想」「たばこ臭い」「遠回りする」「初乗りの距離だと態度が悪くなる」などの理由をあげた。「タクシーに強化してほしいサービスは」(複数回答可)の問いには59%が「乗務員のマナー」と答えた。
 この結果を受けて各タクシー会社は乗務員に向けたマナー講習を開き、客に「ご用命ください」などと呼びかけるステッカーの張り付け、役員による徳山駅前タクシー乗り場のパトロールの強化など対策を始めた。徳山地区タクシー協会(松本澄会長)でも徳山駅前で乗務員の喫煙を禁止にするなど取り組んでおり、松本会長(61)は「横のつながりを密にして、お互いにマナー向上に努めていきたい」と話している。
 同商議所の小林高志事務局長(44)は「タクシーだけでなく飲食や小売などにも広げていき、地域一体となったおもてなし運動を呼びかけていきたい」と話している。

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