ヘッドラインニュース

文化基金賞で最優秀賞

山口放送・ラジオ番組「メロディーの向こうに」7月9日に特別放送
 放送文化の発展へ優れた放送番組を表彰する第43回放送文化基金賞の受賞作品が発表され、番組部門ラジオ番組で周南市の山口放送制作のラジオ番組「メロディーの向こうに~童謡・唱歌の世界」が最優秀賞を受賞した。

授業する山田さん=山口放送提供

授業する山田さん=山口放送提供

 今年の同賞には全国の民放、NHKなどから計277件の応募、推薦があり、番組部門はテレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオの4つで、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞が贈られる。7月4日に東京のホテルオークラ東京で授賞式がある。
 「メロディーの~」は3月26日放送。親子の愛情や命の大切さ、日本語の美しさなどの思いが込められた童謡、唱歌を子どもたちに広める活動をしている萩市の至誠館大学元教授の山田真治さんや、周南市出身の詩人で童謡「ぞうさん」などを作詞し、母校の徳山小の小学生を前に思いを届けた故まど・みちおさんなどを通してメロディーの向こうにある世界を探っている。
 「てらうことなく正面から取り上げて、関係者たちの証言も交えて紹介する。きまじめな態度が、聴取者の心を揺さぶる」と評価された。
 同番組を制作した大谷陽子ディレクター(45)は「童謡、唱歌は時代を生きた大人が人生を表現し、感性をぶつけた質の高い芸術であることを知ったが、音楽の教科書から少しずつ姿を消し、歌われる機会も減ったことは寂しく思う。改めて貴重な日本の文化として長く歌い継がれてほしい」と話している。
 同社は受賞を記念して7月9日午後1時から同番組を特別放送する。1時間。