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高村衆院議員引退へ

【衆院選】75歳「体力の限界」? 後継は長男か

高村氏

高村氏

 自民党副総裁で衆議院山口1区選出の高村正彦議員(75)は安倍総理大臣が28日に衆議院を解散すると表明した25日、今期限りで衆院議員を引退する意向を示した。
 周南市毛利町の後援会事務所にもこの日午後5時前に電話で「引退を決めた」と連絡があり、有田力秘書は「引退後も引き続き安倍首相を支えていくと話していた。健康だが体力の限界を感じたとも言っていた」と話していた。後継者に秘書で長男の正大(まさひろ)さん(46)を擁立する動きがある。
 高村氏は弁護士で、旧徳山市長や衆院議員を務めた故坂彦氏の四男。坂彦氏の引退を受けて1980年の衆院選旧山口2区で自民党公認で初当選し、現在12期目。防衛大臣、外務大臣、法務大臣を務めた。
 民主党から政権を奪還した第2次安倍内閣の発足以降は一貫して党副総裁を務め、集団的自衛権の行使可能化などを盛り込んだ安保関連法や、天皇陛下の退位に向けた特例法の策定に中心的役割を果たし、豊富な法知識で安倍首相の政権運営を支えてきた。
 高村氏は党内の憲法改正論議の取りまとめ役でもあり、衆院議員引退後も論議に携わる意向と見られる。
 高村氏はこの日、安倍首相に不出馬の意向を伝えた。山口1区は民進党の大内一也氏(43)、日本共産党の五島博氏(60)、幸福実現党の河井美和子氏(55)の新人3人が出馬表明しているが、今後は民進、共産両党の候補者調整の有無や行方が注目されそう。