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【衆院選】 1、2区とも大物現職と野党新人

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28日解散へ各陣営始動 10月10日公示、22日投票か

 安倍首相が28日召集の臨時国会の冒頭に衆議院を解散する意向を固め、25日に正式に表明することを明らかにした。10月10日公示、22日投開票の日程となる見通し。周南3市を含む山口1区、2区の立候補予定者の陣営の動きもあわただしくなった。事実上の選挙戦に突入した各陣営の動きを追った。(順不同=山上達也)

【1区】ベテラン高村氏に3新人挑む

 現職は自民党副総裁で外務大臣や防衛大臣などを歴任した高村正彦氏(75)=東京都武蔵野市=。これに民進党新人の前千葉県鎌ケ谷市議の大内一也氏(43)=周南市新宿通=、共産党新人の党中部地区委員長の五島博氏(60)=宇部市小串=、幸福実現党新人の党県本部代表の河井美和子氏(55)=周南市西松原=が挑む。大内氏と五島氏の選挙協力の行方も不透明だ。
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 高村氏は党務や得意の外交分野から各国の要人との会談も多く、地元回りが思うようにできないが、長男で秘書の正大さんらがこまめにあいさつ回りをしてカバーしている。
 大内氏は徳山小、岐陽中、徳山高、山口大時代の同級生や友人を軸に支持を広げ、連合山口の支援も手厚い。知名度のアップを図るが、民進党自体の混乱の影響は未知数。
 五島氏は毎週水曜を周南市での行動日に決めて街頭演説やあいさつ回りをこなす。一方で10月22日告示の山口市長選の対応に党の責任者として奔走して党勢拡大を図っている。
 河井氏は6回目の国政選挙挑戦。23日には周南市のJR徳山駅前で党本部の国領豊太青年局長と街頭演説をし、26日に記者会見を開いて正式に出馬を表明する。

【2区】民進擁立断念で自共対決濃厚

 現職は前外務副大臣で安倍首相の実弟の岸信夫氏(58)=田布施町=。こまめな地元活動には定評があり、各市単位に世話人会や青年部を設立して地盤固めに余念がない。
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 岸氏に挑むのは今のところ共産党公認で党県東部地区常任委員の松田一志氏(60)=岩国市岩国=だけ。下松、光市や周南市熊毛でも街頭演説やあいさつ回りで浸透を図る。
 民進党の候補擁立は人選が難航。旧民主党時代に法務大臣を務めた平岡秀夫氏が小選挙区4回、比例復活1回の当選を果たしたころの勢いは見られず、20日になって党県連は擁立断念を決めた。