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高い技術に真剣な視線

【下松】中国の高校生が多機能フィルター訪問

 日中国交正常化45周年を記念して外務省が日本に招待した中国の高校生27人が19日、土壌機能回復製品を開発、販売している下松市葉山の多機能フィルター(丸本卓哉社長、資本金5,000万円)を訪れ、最新鋭の技術開発や製品の製造工程を見学した。
 この訪問は外国の青少年に日本への理解を深め良い印象をもってもらおうとアジア大洋州諸国の青少年3万人を日本に招く「JENESYS(ジェネシス)2.0」の一環。今回は中国の高校生299人が17日に来日し、10グループに分かれて25日までホームステイもして全国各地を訪ねている。

記念撮影する中国高校生と丸本社長(左から2人目)ら

記念撮影する中国高校生と丸本社長(左から2人目)ら

 同社を訪れたのは北京市に近い河北省の河北師範大学付属高と第十七高の生徒で、コースのテーマ「企業とイノベーション」の視察。
 丸本社長は「小さな会社ですが、自然の植生回復にはトップクラスの技術を持っています。私たちの取り組みを知って下さい」とあいさつ。
 植物の毛細根に似た極細のはっ水性繊維をランダムに配した不織布シートの商品名“多機能フィルター”が社名の起源であることや、このフィルターで地面を覆うことで土壌侵食の防止を図れること、通気や通水を保持しながら降雨や風、凍土、干ばつに効果を発揮することを志賀弘征常務取締役兼営業本部長や河野伸之国際研究開発課長が説明した。
 生徒からは「繊維の素材は天然由来か化学繊維か」などの質問が出て、志賀常務らは「化学繊維だが、自然に抵抗のないものを使っている」と答えていた。
 一行は、20日は山口市の西京高で交流して県内に22日まで滞在した。