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トルコ合弁工場が本格稼働

【東洋鋼鈑】トルコ合弁工場が本格稼働 生産、出荷とも軌道に
 下松市に工場を置く東洋鋼鈑(隅田博彦社長)がトルコの鉄鋼メーカー、トスヤル・ホールディングスと設立したトスヤルトーヨー社(TAT)の初の工場、オスマニエ工場が春から稼働し、操業が本格化している。

本格稼働を伝える「鋼鈑NEWS」403号

本格稼働を伝える「鋼鈑NEWS」403号

 同工場2014年から地中海に近いトルコ中南部の人口約47万人のオスマニエ市に建設。シリアとの国境に近いが政情は安定しており、欧州や中近東、アフリカなど消費地に近く、原料の鉄鉱石の確保が容易。
 建設にあたっては14年から約50人をトルコに派遣して現地スタッフを育成。下松事業所長からTAT副社長に異動した坂本信夫氏は両国のスタッフ間の調整や円滑な事業展開に中心的な役割を果たした。
 同工場では表面処理鋼板を製造。酸洗から冷間圧延、焼鈍、電解洗浄、電気錫めっき、カラーコーティングなど多くの工程で最新鋭の技術を導入しており、トルコや周辺国からの受注も順調という。
 10月の社内報「鋼鈑NEWS」では現地のチーフエンジニア、ハサンさんが「統制のとれた日本の仕事の進め方や製造における精密さから私たちはたくさんのことを学んだ」とコメントし、赴任を終えた材料圧延技術グループの花田秀男さんも「現地のオペレーターの操業経験で高品質の製品の生産を信じている」と期待を述べている。