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エコアクション21

【周南(徳山)】徳山オイルクリーンセンターに10年継続で感謝状
 周南市晴海町の徳山オイルクリーンセンター(城安市社長)がエコアクション21認証・取得10年継続事業者表彰で持続性推進機構エコアクション21中央事務局から感謝状を贈られた。環境省が策定したガイドラインに沿って10年以上省エネ・省資源を中心に環境保全活動を実践し、地球温暖化の防止に貢献したことで表彰された。

記念の盾を前に感謝状を持つ田中工場長

記念の盾を前に感謝状を持つ田中工場長

 同社は1977年1月に周南コンビナートの企業18社の出資で設立。従業員は19人。9,405平方メートルの敷地内にはロータリーキルン方式の焼却施設があり、廃油、汚泥、廃プラスチックなど産業廃棄物を焼却処理している。燃焼温度は800度で、この熱を利用して蒸気を作り、隣接する㈱トクヤマの工場に供給。燃え殻の一部は業者を通じて各地のセメント工場に運ばれてリサイクルされている。

ロータリーキルンなどの設備

ロータリーキルンなどの設備

 2013年3月には優良産業廃棄物処理業者認定制度で優良認定許可証も受けている。
 廃プラ、汚泥など固形物の処理にあたっては長年の経験を生かし、重機を使って均一にかくはん・混合して200リットル入りのドラム缶に詰め、ドラム缶からキルンに投入する方法をとっている。1日の処理能力は40トンで、年間330日稼動、約11,000トンを処理している。
 引き受ける廃棄物のうち半分は出資者の周南コンビナートの企業だが、残りは一般企業の産業廃棄物を引き受け、処理量は少しずつ増えている。
 エコアクション21認証・登録制度は環境省が中小企業の環境への取り組みを促進するために始めたもの。取り組む企業は環境に対する負荷を自己チェックして環境方針、環境活動計画を策定、計画を実施して取り組み状況の確認、評価、見直し、環境活動レポートを作成して公表する。
 同社は2008年1月に認証・登録し、2年に1回の審査などを経ながら現在まで継続している。環境活動レポートでは環境方針、活動体制や異常時の連絡、苦情調査体制、処理量やその内容、廃棄物の削減、温室効果ガスの排出量、総エネルギー投入量など環境への負荷の状況、最終処分量なども明らかにしている。
 表彰式は9日、山口市の県労働者福祉文化中央会館で開かれ、今回は同社と宇部市のヒラキ産業が表彰され、感謝状と記念の盾を贈られた。
 10年間の活動の成果に、田中真人工場長(62)は「安全、安定、フル操業で地域に貢献、会社の地位をあげる活動を継続したい」と話している。