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竹粉で有機農業やタケノコ生産

山口バイオマス研が報告
共創プロジェクトで

 周南市のNPO法人山口バイオマス利用研究会(水井賢二理事長、13人)は竹を伐採して竹粉にすることで有機農業やタケノコ生産などにつなげる取り組みを市の“共創プロジェクト”の採択を受けて進めている。26日には水井理事長(71)=四熊=と宗清礼吉副会長(69)=夜市=が市役所を訪れて木村市長に活動を報告した。

竹粉を持つ水井理事長(左)と宗清副会長

竹粉を持つ水井理事長(左)と宗清副会長

 複数の団体による地域づくりを支援する共創プロジェクトには今年度認定され、補助金約100万円で竹を5ミリか10ミリていどの竹粉にできる粉砕機を購入した。
 竹粉は堆肥を混ぜることで肥料になり、これを有機栽培に取り組んでいる周南なずなの会が農業に利用。宇部市の梶谷工業が竹を伐採する労働力の提供などに協力している。
 繁茂する竹林を適度に伐採することでできる高品質なタケノコのブランド化も図っており、すでに道の駅「ソレーネ周南」で販売を始めている。竹粉で作った肥料も今年の秋ごろから販売を予定している。
 この日は竹粉を菌床にしたシイタケ、ナメコの栽培も宗清副会長が自宅に実験室を作って進めていることも市長に説明した。
 バイオマス利用研究会の会員所有の竹林は約1.5ヘクタールあり、今後は要望のあった市内の竹林などでも伐採、竹粉化を進めていく考え。
 水井理事長は「この取り組みを県全体に広げて竹やぶが竹林になればいい」、宗清副会長は「毎年生えてくるのが竹の魅力。これを宝としたい」と話していた。