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止まらない少子化の波

【光市】初の市立幼稚園も閉園 「つるみ」「さつき」を「やよい」に統合
 光市は4月から3園ある市立幼稚園を三井のやよい幼稚園に統合する。これに伴い、24日に立野のさつき幼稚園と島田のつるみ幼稚園で閉園式が開かれた。さつき幼稚園は2015年4月から休園中。つるみ幼稚園は園児16人のうち今春、8人が卒園し、在園する園児の大半はやよい幼稚園に移る。

園歌を歌う園児たち=つるみ幼稚園

園歌を歌う園児たち=つるみ幼稚園

歌を歌う向井さん(左)と最後の卒園児=さつき幼稚園

歌を歌う向井さん(左)と最後の卒園児=さつき幼稚園

にぎわう周防きらめきフェスタ=さつき幼稚園

にぎわう周防きらめきフェスタ=さつき幼稚園

 つるみは1974年開園の市内初の市立幼稚園。さつきは82年開園。つるみはピーク時の76年に113人、さつきも82年に60人が通って、さつきは385人、つるみは870人が卒園している。しかしここ10年は園児が少なくなっていた。
 まずさつきの閉園式があり、園庭ではこの日にあわせて周防コミュニティセンターの「周防きらめきフェスタ」が開かれて約300人でにぎわい、遊休品バザーや地元バンド「アポロハワイアンズ」の演奏で盛り上げた。
 遊戯室で開かれた閉園式で市川市長は「園の長い歴史や思い出は卒園児や地域住民の心の中で長く受け継がれてほしい」と述べ、木村信秀市議会議長もあいさつした。
 35年間の思い出の写真がスライドで上映され、第1期卒園児の光井の向井祐子さん(41)が「寂しいが、園での思い出をずっと大切にしたい」とあいさつ。最後の卒園児で周防小4年の通山鎧蒼(がいあ)君ら6人が園での思い出を発表し、全員で園歌を歌った。
 このあとつるみで約50人が参加して閉園式があり、市長や木村議長のあいさつ、思い出のスライドショーが続き、年長児8人が遊戯「パラシューター」を披露。全員で園歌を歌い、最後に劇団「たね蒔(ま)く人たち」が「大きなかぶ」を上演した。
 閉園後のさつきの建物や園庭の活用方法は未定。つるみは室積新開の市福祉作業所つつじ園を移転させる方針で、新年度から業務を引き受ける民間事業者を募集する。