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「無投票阻止」の新人当選

【下松市議選】投票率は過去最低の42.19%
現職16人、新人4人

 20議席を21人で争った任期満了に伴う下松市議会議員選挙は8日投開票され、新しい顔ぶれが決まった。告示前日まで無投票が濃厚で、論戦も低調な中で注目された投票率は、過去最低だった前回の46.56%をさらに4.37ポイント下回って42.19%になった。現職は16人全員が当選し、新人1人が涙をのんだ。告示前夜に無投票阻止を掲げて出馬表明した新人、矢野忠治さんは594票を獲得して当選する大健闘をみせた。幸福実現党は中国5県で党初の議席を獲得した。政党はこのほか公明、共産が各2人。20人のうち女性は2人。新議員の任期は20日から。
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 今回は一昨年、国井市長が就任して初の市議選で、待機児童問題など子育て支援や観光政策、今後のまちづくりなど市政の方向性が問われたが、前回に続いて告示直前まで無投票が濃厚だったことで、陣営によって告示前の活動量にバラつきがあった。
 そこに告示前夜に矢野氏が出馬を表明して一転、選挙戦に持ち込まれ、想定外の事態に戸惑う陣営も多かった。このため選挙戦でも街頭演説や個人演説会などで積極的に政策などを訴える候補は少なかった。
 その結果、得票に大きなバラつきが生まれ、前回より票を増やした現職は16人中7人だけ。千票台は7人で、1、2位は組織力を誇る公明党の高田悦子さん、堀本浩司さん。
 続いてこまめな日常活動をしてきた金藤哲夫さん、中国電力労組の河内裕文さんが入り、5位の松尾一生さんは前回票に428票を上乗せする大健闘。6位に日立労組の磯部孝義氏さん、7位は前回次点の危機感で運動した永田憲男さんだった。
 千票未満は現職の苦戦が目立った。前回より票を伸ばしたのは前回最下位当選の藤井洋さんと村田丈生さんだけ。元議長の中谷司朗さん、近藤則昭さん、副議長の中村隆征さん、近藤康夫さん、阿武一治さんも軒並み票を減らし、共産党の渡辺敏之さん、田上茂好さんも苦戦した。
 新人は県議会議員選挙に出馬した経験がある浅本輝明さんが8位、幸福の山根栄子さんは11位、ホテル経営の原田真雄さんは16位、矢野さんが17位と続いた。自転車で遊説した小松英二さんは及ばなかった。
 渡辺さんは12回目の当選で、市議会事務局によると故国居一元議長、河村工元議長の11回を上回って同市議会史上、最多当選となった。
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