ヘッドラインニュース

宅地造成地から土砂流出

下松市東豊井
資金難で工事中断

 下松市東豊井寺迫の宅地造成地が、昨年秋から工事が止まって放置され、雨のたびに土砂が道路に流出する事態になっている。開発業者が資金難から中断したとみられる。業者と連絡がつかず、土砂流出の防止策を取りたい市や県も、対応に苦慮している。(山上達也)

工事が中断したままの造成地

工事が中断したままの造成地

180620m

 問題の土地は下松中央病院や旗岡団地の近くの2920.67㎡。市内の業者が買収し、2016年8月に造成工事に着手、17年12月に宅地9区画が完成する予定だった。
 ところが関係者によると資金繰りが悪化し、下請け業者への支払いも滞ったため昨年秋ごろに工事がストップした。このため造成地内には幅1mほどの川が何筋もでき、地割れもして、草が生え放題。土砂が流出しやすいところには土のうが積まれているが、雨のたびに土砂がたまっている。
 造成地の前は坂になっている市道で、土砂が道路にあふれるたびに「車がスリップしそうで危ない」などの苦情が市に寄せられ、目の前にある下松中央病院の駐車場や隣のガソリンスタンドに土砂が流れ込んだこともある。
 下松小や下松中にも近く、下松駅も徒歩圏内という好立地だが、現地に立てられている県周南土木建築事務所の「開発行為許可済標識」は許可番号や工事期間、工事現場管理者名は隠され、工事の中断を示している。
 市も所有者と連絡が取れないため、勝手に入ることもできず、当面は土砂流出時に市道の管理者として土砂を取り除く応急的な対応を繰り返すだけになっている。
 梅雨に入り、雨量も増すと考えられるだけに早期の解決が望まれる。

【きょうの紙面】
⑵周南市PTA連合会が会長賞
⑶産業観光ツアー夏休み親子教室募集
⑷久米天神山の忠魂碑を修繕
⑸ザ・モール周南で来巻にんにく収穫祭

▼紙面をご希望の方(購読:試読)
http://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html